こんにちは!
転勤族の妻でライターの幡池未有です。
引っ越しは、手続きや荷造りなどやることがたくさんあって忙しいのではないでしょうか。
あいさつのときに渡すものを決めるのも、「どれにしたらいいの? 喜んでもらえるものがいいのはわかるけど、ご近所さんの好みはわからない…」と迷ってしまいます。
引っ越しが大変でも悩まずに決めやすいプレゼントは、日用品です。
日用品は粗品に適していますし、実用的で「いつも買っているものをもらえてうれしい」気持ちになりますよ。
このページでは、15年間で7回の引っ越しをしている経験から、引っ越しのあいさつにおすすめの日用品を紹介していきます。
引っ越しのあいさつ品には日用品をおすすめする理由
「どうして、引っ越しのあいさつ品には日用品がいいの?他のものでもいいでしょ」と思われるかもしれません。
個人的には、引っ越しのあいさつ品として食べ物もステキだと思っていますし、もらえたらうれしいですね。
「前に住んでいた場所のお菓子を持っていったら、話題になって打ち解けられた」というケースも聞きます。
しかし、引っ越したばかりの時点では、たいていの場合はご近所さんがどんな人なのかわかりません。
ご近所さんの好みではない食べ物や、アレルギーで食べられないものを知らずに渡してしまい、困らせてしまうことも考えられます。
だから、引っ越しのあいさつで何を渡そうか迷ったら、わたしは日用品をおすすめしていますよ。
日用品をおすすめする理由は、次の3点です。
- どんなお店でも購入しやすい
- 余っても自宅で使える
- 日持ちの心配をしなくてもよい
どんなお店でも購入しやすい
わたしは方向音痴のため、引っ越し先での買い物に慣れるのも時間がかかります。
だから、引っ越す前のお店であいさつ品を調達して、引っ越し先で購入しなくてもいいようにしているのです。
使い慣れているスーパーやドラッグストアなら、お得に買い物しやすいですよね。
買い足しが必要になっても、ポピュラーな日用品は引っ越し先のお店でも見つけやすいです。
お店に行く時間自体が惜しい場合も、ネット通販で購入して、買い物を時短できますよ。
余っても自宅で使える
上記とは逆に、余分に準備していたけど余ったというパターンでも、日用品は自宅の消耗品として使えます。
「少し多めに用意しちゃったけど、まあいいか」と思える気軽さが、日用品のいいところです。
日持ちの心配をしなくてもよい
食べ物を引っ越しのあいさつ品に選ぶと、賞味期限が切れる前にあいさつを済ませなければなりません。
しかし、数日経っても会えない場合もあります。
実際にわたしもお隣さんを3回訪問したのですが、いずれも不在でした。
このときは搬出から搬入までに3日かかっていたので、食べ物をあいさつ品に選んでいたら、賞味期限切れになっていたでしょう。
引っ越し作業で忙しい中で時間を割いたのに賞味期限が切れたら、お金も食べ物ももったいないですよね。
日用品をあいさつ品に選んでいて、よかったと思いました。
引っ越しのあいさつ品におすすめの日用品とは?
日用品も多数あって、どれを選んでいいのかわからなくなりますよね。
具体的には、次の5品が引っ越しのあいさつにおすすめです。
- ラップ
- ティッシュペーパー
- トイレットペーパー
- タオル
- ふきん
いずれも生活する上でほぼ確実に使うものですね。
上記の日用品には、次のような共通点があります。
- 手頃な価格
- どの家庭でも使うもの
- 消耗品
先述のように、初対面のときに渡すものは、無難なほうがいいとわたしは考えています。
日常的に使う消耗品であれば、気軽に使ってもらえます。
「ふだんから使う、ちょっといいもの」をもらうとうれしい
わたしは引っ越しあいさつ用の日用品に「ふだんから使う、ちょっといいもの」を選ぶようにしてます。
印象アップにつながるかもという思いもあるのですが、わたし自身が引っ越しのあいさつで今治タオルをいただいてうれしかったからです。
「ふだんから使う、ちょっといいもの」というのは、「サランラップ」「クレラップ」などテレビのCMで流れている商品や、タオルで例えると「今治タオル」「泉州タオル」などのようにブランド感のあるものですね。
ティッシュも保湿の高いものを選ぶと、高級感が出る気がします。
「ただでさえ引っ越しにはお金がかかるから」と、節約のために格安商品を選びたくなるかもしれませんね。
しかし、格安商品には使いづらいものも少なくありません。
格安のあいさつ品を渡してご近所さんに不快な思いをさせてしまうよりは、少しお金がかかっても評判の良いものを選ぶと安心できるのではないでしょうか。
比較的安価で売っているスーパーやホームセンターで買ったり、ネットショップでポイントを使って買うのも、節約方法のひとつです。
わたしは引っ越しにおいて良い関係を築くために、あいさつ品で少額の出費が増えるのは必要経費だと考えています。
引っ越しのあいさつ品には、のしや手紙をつける?
あいさつ品には、のしをつけてもつけなくてもかまいません。
しかし、のしをつけて渡すと、相手にていねいな印象を与えやすくなります。
わたしは引っ越してきた人からあいさつ品をいただくことが数回ありましたが、ほとんどの人はあいさつ品にのしをつけていませんでした。
直接会うのだから、口頭で要件はじゅうぶんに伝えられると考えられているのかもしれません。
わたしがいただく側であれば、引っ越しのあいさつ品にのしが付いていなくてもかまわないのですが、わが家ではのしをつけています。
ていねいにあいさつしたい思いもありますし、わが家の名前は間違えられやすいからです。
どうやって、あいさつ品にのしをつけるのか
のしをつけるには、商品を購入したお店のサービスカウンターで頼んだり、オンラインサービスで印刷したりします。
オンラインサービスでの印刷は、表書きや名前の記入もパソコンでできますよ。
訪問先が多い場合や手書き文字に自信がない場合におすすめです。
のしは数種類ありますが、引っ越しのあいさつ品につけるのし紙は、花結び(蝶結び)を選びましょう。
日用品のあいさつ品であれば、問題なく花結び(蝶結び)を使えますが、肉や魚のなまものには使えないので注意してくださいね。
表書きは「御挨拶」で、名前は名字を書きましょう。
一例として、記入してみました。
引っ越しあいさつの際には、このような感じでのしを作ってみてくださいね。
あいさつに行く時間はいつがいい?不在のときはどうする?
ご近所さんへのあいさつの時間は、早朝や夜の時間帯は避けましょう。
忙しい時間帯の訪問は、ご近所さんを困らせてしまうかもしれないからです。
不在の場合は、別の日や時間に訪問します。
訪問する回数は3回程度にとどめ、それでも不在の場合は書き置きとあいさつ品を郵便受けに入れるかドアノブに下げるかしましょう。
何回も訪問するのは迷惑になりかねませんし、訪問するこちら側もずっと気にしてしまいますので、ほどほどのところで区切りをつけてお互いのストレスにならないようにします。
わが家もお隣さんになかなか会えなかったため、書き置きとラップを袋に入れてお隣さんのドアノブに下げておきました。
後日、家の前でバッタリ会えたのであいさつしたところ、ずっと忙しくて時間が合わなかったようです。
無理に何度も訪問しなくてよかったと思いました。
さいごに
あいさつ品は、ご近所あいさつを円滑にするためにあると便利なツールです。
引っ越しのあいさつは緊張しますが、あいさつ品通すとお互いに良い意味で緊張がほぐれます。
何かと大変な引っ越しですから、あいさつ品選びもスマートにするのがおすすめですね。
あいさつ品をふだん使いできる日用品にすると手間も軽減できますよ。
好印象で、新生活のスタートを切りましょう!