「トイレの匂いが気になる」「便器の黄ばみがなかなか取れない」というときは、トイレクリーニングを検討してみるのがいいかもしれません。
トイレクリーニングは、専門知識をもったプロが専用の洗剤や掃除道具でキレイにしてくれるサービスなので、「自分では落とせない汚れを落としてほしい」というときにおすすめですよ。
とはいえ、はじめてトイレクリーニングをお願いするときに、どこに頼めばいいのか迷ってしまうこともあると思います。
そこで、このページではトイレクリーニングサービスを提供している会社の特徴や料金についてまとめてみました。
実際にトイレクリーニングを利用してみてわかったメリット・デメリットも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
トイレクリーニングについて
トイレクリーニングとは、専門知識をもったスタッフが専門の道具をつかって浴室をそうじするハウスクリーニングサービスです。
家事代行でもトイレそうじはしてくれますが、家事代行はあくまでも日常的なそうじを行うもの。
通常の洗剤で落ちない汚れなどは専用の洗剤や道具をつかってそうじをするため、家事代行のサービス範囲外というケースがほとんどです。
日常的なそうじではなく、「トイレをがっつりキレイにしてもらいたい」というときは、トイレクリーニングを利用するのがおすすめですよ。
所要時間は1時間~1.5時間ほど
トイレクリーニングの所要時間は1時間~1.5時間ほど。
掃除範囲がせまいので、ほかのハウスクリーニングサービスに比べると、短時間で終わります。
ちなみに、私がトイレクリーニングをお願いしたときは45分で終わりましたよ!
あまり時間がかからないので、少し空いた時間に予約を取りやすいですね。
そうじ道具を用意する必要はありません
家事代行でトイレそうじをお願いするときには、スポンジや洗剤などを自分で用意する必要があります。
一方、トイレクリーニングはスタッフさんが専用の洗剤やそうじ道具を持参してくれるので、わざわざ道具を用意しなくても大丈夫ですよ。
トイレクリーニングのメリット・デメリットについて
まず、トイレクリーニングを実際に利用してみて感じたメリット、デメリットを紹介していきますね。
プロの手でトイレがキレイになる
トイレクリーニングを実際に利用してみて、一番に感じたのは「プロと素人では仕上がりがこうも違うのか」という点です。
私も便座を拭いたり、便器を磨いたりは定期的にしていたのですが、ウォシュレットのノズルや換気扇フィルターなど細かいところまでは掃除できていませんでした。
そういった自分では気づかない汚れや、自分では落とせない汚れまでキレイにしてくれるのは、専門知識や技術をもったプロだからこそできるんだろうなと感じましたね。
▼トイレクリーニングのビフォーアフター。
▼個人的には、便座裏の黄ばんだ尿石がキレイに落ちて、新品の便座みたいになったのがうれしかったです!
換気扇フィルターも自分では外し方や掃除方法がわからなかったので、下手に自分でやって壊してしまうより、プロのお任せしてよかったなと思いました。
時間の節約になります
トイレクリーニングの2つ目のメリットは、「時間の節約になる」ということです。
当然ですが、トイレクリーニングをお願いしている間は自分の好きなように過ごせます。
仕事をしたり、子どもと遊んだりなど自由に時間が使えるので、「忙しすぎて自分の時間をもてない」と思っているなら、思い切ってプロにお任せするのもおすすめですよ。
実際、我が家も共働きなので、「休みの日にがっつり掃除をするのはしんどい…」というのが本音でした。
トイレに入るたびに「掃除しなくちゃ」という気持ちはあったものの、忙しくて、なかなかそこまで手が回らずという状況でしたが、それが解消されて気持ち的にもスッキリしてよかったです。
デメリットはお金がかかることだけ
トイレクリーニングのデメリットといえば、やっぱりお金がかかることです。
ハウスクリーニングサービスのなかでは安いとはいえ、相場は7,000円から10,000円ほど。
仮に自分でそうじをすれば、その分のお金はかからないわけですから、正直「お金を節約したい」と考えているのなら、おすすめはできません。
とはいえ、「お金はかけられないけど、この汚れは自分じゃどうにもならない!もうプロに掃除をお願いするしかない!」というときも、あるかもしれませんよね。
その場合は、トイレクリーニングを数年に1度のスパンで頼むと考えて、毎月修繕費を積み立てていくのもおすすめです。
たとえば、カジタクでトイレクリーニングをお願いする場合は6,000円。
このお金を1年間毎月積み立てるとすれば、月々500円です。
2年に1回利用するなら、月々250円を積み立てておけば大丈夫という計算になりますよね。
1回の支出と考えると利用するのをためらってしまうかもしれませんが、うまくスケジュールを立てて、修繕費として積み立てをしておけば利用するハードルも下がると思いますよ!
トイレクリーニングサービスを提供している会社の一覧
実際にトイレクリーニングサービスを頼んでみようと思ったとき、どんな会社があるのか気になりますよね。
ここからは、トイレクリーニングサービスを提供している会社について紹介していきます。
おそうじ本舗
おそうじ本舗の主な特徴は次の通り。
- 対応エリア:全国
- 料金:7,500円~11,500円(税抜)
- 支払い方法:現金、クレジットカード払い、楽天ペイ
- 事前見積もり:あり
- 特徴:業界店舗数ナンバーワン
おそうじ本舗は、全国に1,412店あり、店舗数は業界ナンバーワンです。(2019年5月現在)
予約や支払いがネットで完結しないところは少し不便ですが、店舗数も多く、対応エリアが全国にあるので地方在住の場合も利用しやすいと思います。
おそうじ本舗のトイレクリーニングのそうじ場所は次の通り。
- 便器
- 便座
- 天井
- 壁面
- 照明
- 床(ワックス含む)
- タンクまわり
- 扉
- 窓
- 換気扇(簡易清掃) など
また、事前見積もりも可能なので、「この汚れが落ちるかどうか知りたい」というときは、まずは見積もり相談をしてみるのもおすすめです。
ちなみに、おそうじ本舗でエアコンクリーニングを利用してみた感想は、こちらで詳しく紹介しています。
ベアーズ
ベアーズの主な特徴は次の通りです。
- 対応エリア:1都1道2府19県
- 料金:9,400円(税抜)
- 支払い方法:コンビニ・郵便局・銀行支払い、NP後払い
- 事前見積もり:なし
- 特徴:支払いはサービス終了後の後払い、LINE Pay請求書払いが可能
ベアーズのトイレクリーニングのそうじ範囲は、以下の通り。
- 便座
- 便器内
- 便器蓋
- ウォシュレット タンク
- 水受け
- 鏡
- 床
- ドア
- 換気扇カバー
- 照明
- 天井
- 壁4面
- 戸棚扉
- 洗面台
- 窓(内側)
支払い方法の特徴としては、NP後払いを選択すればLINE Pay請求書払いも可能というところですね。
LINE Pay請求書払いは、請求書のバーコードを読み取るだけで支払いが完了するので便利ですよ。
ただ、ベアーズは予約の際に電話で確認があるなど、すべてのサービスがネットで完結しないところは少し面倒な部分もあります。
対応エリアも全国ではないので、エリア外に住んでいる場合はそのほかの会社を検討してくださいね。
ちなみに、ベアーズのトイレクリーニングサービス提供エリアは次の通りです。
- 北海道
- 宮城県
- 茨城県
- 千葉県
- 埼玉県
- 東京都
- 神奈川県
- 静岡県
- 愛知県
- 岐阜県
- 三重県
- 京都府
- 大阪府
- 兵庫県
- 奈良県
- 滋賀県
- 岡山県
- 広島県
- 山口県
- 愛媛県
- 高知県
- 福岡県
- 佐賀県
これらのうち一部の市区町村はサービス対象外なので、自分のエリアが対象かどうかは公式サイトで確認してみてくださいね。
なお、ベアーズの家事代行やハウスクリーニングを利用した感想はこちらで詳しく紹介しています。
カジタク
カジタクは、イオングループが運営する大手家事代行サービス会社です。
主な特徴は次の通り。
- 対応エリア:全国
- 料金:6,000円(税抜)
- 支払い方法:現金、NP後払い、クレジットカード、Amazon Pay
- 事前見積もり:なし
- 特徴:サービスの予約から支払いまでがネットで完結、花王と厳選した人にやさしい洗剤を使用
カジタクはサービスの予約から支払いまでがネットで完結するため、「予約から支払いまでスムーズにおわらせたい」という場合におすすめです。
また、料金体系も一律でわかりやすく、大手ハウスクリーニング会社のなかでも一番安いところもカジタクのおすすめポイントの一つ。
支払いは基本的には事前決済で、クレジットカードかAmazon Payで決済します。
ただし、電話で申し込んだときはNP後払いにすることも可能です。
NP後払いにすれば、ベアーズと同じくLINE Pay請求書払いもできますよ。
現金払いにしたいときも、電話での申し込みをしてNP後払いを選択すれば大丈夫です。
なお、カジタクのトイレクリーニングの範囲は、次の通り。
- 便器
- 紙巻き器
- 棚の外側
- タンクの外側
- ドア
- 床
- 壁
- 窓
カジタクではトイレクリーニングと洗面所クリーニングがセットになったプラン(12,000円・税抜)もあるので、どちらも掃除をお願いしたい場合は、セットプランを選ぶといいですよ。
カジタクの公式サイトでサービス内容を確認する私は、以前カジタクを利用したことがあるのですが、予約もしやすいですし、サービスの質もいいので、たびたびお世話になっています。
体験談はこちらを参考にしてみてくださいね。
ダスキン
ダスキンの主な特徴は次の通りです。
- 対応エリア:全国
- 料金:8,600円(税抜)
- 支払い方法:現金、クレジットカード、銀行振込
- 事前見積もり:あり
- 特徴:清掃事業に携わっているダスキンが運営
ダスキンのトイレクリーニングの料金は、他社と比べとも平均値くらいなのですが、注意書きを見てみると「1回あたり11,000円(税抜10,000円)以上で承ります」と記載してありました。
つまり、トイレクリーニングだけではサービスが利用できないため、オプションを追加したり、そのほかのハウスクリーニングサービスもあわせて利用したりする必要があるということですね。
そのため同時に掃除してほしい場所があるなら問題ありませんが、トイレクリーニングだけお願いしたい場合は少し不便です。
なお、ダスキンのトイレクリーニングのそうじ範囲は、次の通り。
- 照明器具
- 壁面
- 温水洗浄便座ノズル
- 換気口の表面
- ペーパーホルダー
- 備品(トイレポットなど)
- 窓(内側のみ)
- 水洗タンク表面と蛇口
- 床・幅木
- 天井
- 便器
- ドア
- 収納庫表面、収納庫扉枠
料金面では特別安いわけではありませんが、ダスキンは清掃事業に携わっている老舗です。
そのため、「昔からある会社」という安心感はあるかもしれませんね。
また、全国に1,000店舗あるため、ほかの会社で対応エリア外に住んでいるのでサービスが受けられなかったときは、ダスキンでお願いできるかどうか探してみるといいですよ。
くらしのマーケット
くらしのマーケットの主な特徴は次の通りです。
- 対応エリア:全国
- 料金:3,000円~(業者によって異なる)
- 支払い方法:業者によって異なる
- 事前見積もり:業者によって異なる
- 特徴:最安値や口コミ評価が高い業者の検索がしやすい
くらしのマーケットは、登録している業者から自分の希望に合った会社が選べます。
スタッフさんの顔写真や口コミ評価も掲載しているため、「事前にどんな人が来るのかわかる」という安心感もありますよ。
また、絞込み検索では料金の安い順や口コミ評価が高い順で探すことも可能。
一番安いところは3,000円で利用できる業者もあったので、「できるだけ安いところを探している」というときには、対応エリア内に安く請け負ってくれる業者がないか探してみることをおすすめします!
なお、くらしのマーケットを利用した感想は、こちらを参考にしてみてくださいね。
キレハピ(生活手帖)
キレハピの主な特徴は次の通りです。
- 対応エリア:全国
- 料金:業者によって異なる
- 支払い方法:業者によって異なる
- 事前見積もり:業者によって異なる
- 特徴:さまざまな業者を探して比較できるサイト、希望日時の空き状況から検索ができる
キレハピは、くらしのマーケットと同様、さまざまな業者のなかから自分の希望条件に合った業者を探すことができる会社です。
以前は「生活手帖」という社名でしたが、2019年に「キレハピ」という名前に変わりました。
実際に利用した人からの口コミも豊富なので、いろんな業者を比較検討したいときにとても参考になりますよ。
くらしのマーケットとの違いは、希望日時の空き状況から利用できる業者を絞り込み検索できるところです。
また、キレハピでは電話予約の必要もなく、依頼予約から支払いまでがネットで完結する点も便利ですよ。
「希望日時からピンポイントで利用できる業者を探したい」「サービスの利便性を重視したい」のなら、キレハピも候補にしてみてはいかがでしょうか。
トイレクリーニング各社の料金・サービス提供エリア数の比較
トイレクリーニングサービス各社の料金と、サービスを提供しているエリア数を比較してみました。
会社名 | 料金 | 事前見積もり | 提供エリア |
---|---|---|---|
おそうじ本舗 | 7,500円~11,500円 | あり | 全国 |
ベアーズ | 9,400円 | あり | 1都1道2府19県 |
カジタク | 6,000円 | なし | 全国 |
ダスキン | 8,600円※2 | なし | 全国 |
くらしのマーケット | 業者による | 業者による | 全国 |
キレハピ | 業者による | 業者による | 全国 |
※料金はすべて税抜。
※2 サービスの利用は「1回あたり11,000円(税抜10,000円)以上で承ります」との表記あり。
一覧にしてみると、料金や提供エリアに違いがあることがわかりますね。
安さで選ぶならがくらしのマーケットがおすすめ
安さで選ぶなら、くらしのマーケットがおすすめです。
業者によってサービスのクオリティ面ではばらつきがあるかもしれませんが、安い業者を探すなら、やっぱり比較サイトで調べるのが一番。
なかには、トイレクリーニングが3,000円と破格の業者もあるので、「とにかく料金が安い業者を探している」というときはチェックしてみてくださいね。
キレハピもくらしのマーケットと同じく、登録している個人業者を一括比較できるサイトですが、最安値や口コミ評価順に検索することができないため、検索のしやすさでいえばくらしのマーケットのほうが便利です。
ただ、くらしのマーケットは現地支払いとなるので、サービスの予約から支払いまですべてネットで完結させたい場合はキレハピで探してみるといいですよ。
参考:くらしのマーケットでトイレクリーニング業者を探してみる
参考:キレハピ(生活手帖)でトイレクリーニング業者を探してみる
事前見積もりをしたいならおそうじ本舗へ
「この汚れが落ちるかどうか知りたい」という理由がある場合は、事前見積もりをしているおそうじ本舗がおすすめ。
ベアーズでも事前見積もりはありますが、対応エリアが限られているのが少々難点。
事前見積もりありのときは、見積もりをしてから「やっぱり今回はやめておきます」という選択もできるので、気になる場所があれば、まずは相談してみるのがおすすめです。
一番おすすめはカジタク
総合的にみて、一番おすすめはカジタクです。
料金面で考えると、くらしのマーケットや生活手帖のほうが安く利用できる場合もありますが、自分の住んでいる地域に安い業者がないケースもあります。
その点、カジタクは全国対応ですし、料金も6,000円と一律です。
また、カジタクは予約から支払いまではネットで完結するため、使い勝手がいいところもイチオシポイントですよ。
参考:カジタクのトイレクリーニングサービスの詳細を見てみる
さいごに
トイレは毎日つかう場所なので、掃除をしていないと汚れが積み重なってしまいます。
「トイレをキレイにすると金運がアップする」というような話もあるくらいですから、普段から清潔さを保てるよう気をつけたいところでもありますよね。
もし「自分で汚れを落とすのがむずかしいところがある」「匂いが気になる」という場合は、一度トイレクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。
利用を検討しているときには、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてみてくださいね!
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