お金は価値交換のための手段。長時間労働で気付いたお金のために働くことへの違和感とお金との付き合い方

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こんにちは、『灯台もと暮らし』編集部の立花実咲です。

わたし(立花)の父は、歯医者の開業医です。その一般的なイメージからか、会って間もない方がわたしのことを「お嬢様」と表現することも時々あります。

思い返してみれば、暮らしにおいて不自由な思いをしたことはほぼ皆無です。しかし、決して贅沢をしてきたわけでもありません。学校も大学まで「行かせてもらっている」という感覚です。

このページでは、そんなわたしのお金に対する考え方を、少しお話したいと思います。

お金のために働くことへの違和感

お金は価値交換のための手段

まず、いきなりですが、わたしはお金は人生に必要なものだと思います。あって損はない、という程度ですが。

お金をたくさん持っていると「お金を使う楽しみ」を感じることができるのかもしれません。

ですが、基本的にお金というのは黙って座っていても増えるようなものではありません。

わたしの中では、お金は価値交換のための手段であるという感覚が、一番しっくりきています。

なぜそう思うのかは、学生時代のアルバイト時代に話がさかのぼります。

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大学3年生になったわたしは、大学を休学して海外へ一人旅に行くことにしました。出発は両親も快諾してくれましたが、「全部自分でやる」というのが条件でした。

そのため、旅資金はすべて自分で用意する必要があります。わたしも、親にお金を借りる、もらうということに関して抵抗があったため、アルバイト漬けの日々が始まりました。

朝6時半からホテルに出勤して配膳のアルバイトをした後に、レストランでドリンカーのアルバイトを閉店まで行い、翌朝またホテルへ、という生活が3ヶ月ほど続きました。

仕事自体は、正直とても苦痛でした。
朝早くて帰宅は毎晩12時前、仕事の作業自体は単純でしたが眠くて途中意識が飛びそうになることもありました。

それでもがんばれたのは、お金を稼ぐことが目的ではなく、その先に「海外へ行く」というやりたいことがあったから。

海外へ飛び出していろいろな経験をするという価値と、お金の価値を交換するために、お金を得る必要があったという感覚です。

同時に、ただお金を得るためだけに働き続けるのは、自分には向いていないな、と感じる日々でもありました。

モロッコで撮影した写真
↑モロッコで撮影した写真↑

一人旅に際して「親が歯医者なら、海外に行くお金なんてすぐ出してもらえるでしょ」と言われたことがあります。

これを言われたときは、ひどく傷ついたことを覚えています。

両親は二人とも働いていますが、とても「一人旅に行くからお金を貸してください」とは言えませんでした。

それは、「自分のことは自分で」と常に言われていたのと、物心ついた時から「私たちは一生懸命お父さんが働いて稼いだお金で暮らしているんだよ」と母から言われていたため、お金は安易に手に入れることのできないものになっていたからです。

今でも、帰省した時に帰りの電車賃を受け取ることさえ、気が引けます。

こうした両親の姿が、良いか悪いかは分かりません。ですが、少なくとも「自分が求める価値を得るためにお金は時々必須だから、お金はあって困ることはない」というのがわたしの結論です。

お金と上手に付き合っていくために

自分の生い立ちから考えても、わたし自身お金に執着があるわけではありません。
ですが、やりたいことができないのをお金のせいにしたくない、とも思います。

加えて、お金を稼ぐことを目的にしたくありません
きっとこれは甘い考えなのだと思いますが、お金は価値交換のための手段だとも考えています。

ですから、「これくらいの対価を払いたい」と思ってもらえる人材になることが、なにより重要なのかも・・・と思っています。

今の自分にはとても高いハードルですが、わたしがお金と上手に付き合っていくためには、まず自分のスキルや人間性を磨くことが最優先にすべきことだと思います。

* * *

『灯台もと暮らし』チームのお金に対する考え方は、人それぞれですが、似ている部分もあるような・・・。比較すると面白いですよ。

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この記事を書いた人

立花 実咲

1991年生まれ、静岡県出身の編集者。これからの暮らしを考えるメディア「灯台もと暮らし」の執筆、編集を担当。いつか書道教室をひらくのが夢。

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