格安SIMとは?MVNOって何?スマホ代を節約して月1,000円代で運用できる仕組みを徹底解説

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いま密かに注目を集めている格安SIMを最近使いだしたのですが、おかげで以前は月々7,000〜10,000円も払ってたスマートフォン通信費が月額わずか972円になりました!

こんにちは!新しくノマド的節約術でライターになったまえちゃんこと前原和裕(まえはらかずひろ)@Maechan0502です。

格安SIMって知っていますか?
なんとなく聞いたことはあるかもしれませんが、一般的にはまだ知られていません。

最初の設定のやり方さえ知れば、今までの大手通信会社と契約していた時と何ら変わらない通信環境でスマートフォンを使えるんですよ。

なんせスマートフォンを電話番号付きで2,000円以下で使えるようになるんですから!画期的ですよね。

まずは格安SIMの説明から始めて、ぼくが使っている格安SIMの「BIC SIM」を契約して設定するところまでの流れを数回に分けて説明していきます。

このページをきっかけに、高くなりがちなスマートフォン代の通信費の節約に少しでも貢献できればうれしいです。

第1回目となるこのページではまず「格安SIMとはそもそもなんなのか?」、そして格安SIMを使うために必要な「SIMロックフリースマートフォン」について説明していきます。

格安SIM・MVNOとは?

以下のページも参考に。

スマホ通話料金の節約を求めている方は、こちらもおすすめです。

スマートフォンでSIMカードが使われている仕組み

スマートフォンとSIMカード

さて格安SIMという言葉が2014年あたりから密かに注目を集め、雑誌などでも特集が組まれてきましたが、そもそも格安SIMというからには、格安でない普通のSIMカードもあるはずです。

ではそもそも格安SIMの元になっている「SIMカード」とはいったいなんなのでしょうか?

上の写真はぼくのスマートフォンです。写真を見ていただくとわかりやすいのですが、スマートフォンからはみ出しているのがSIMカードですね。

この小さなカードがどこの会社の電波をキャッチして、スマートフォンでDoCoMo・SoftBank・auなどの電波をキャッチして使えるようにしているんです。

通常、スマートフォンを使うときはドコモショップや家電量販店で、このSIMカードの差し込みをお店の人がやってくれます。

このSIMカードを月額通信費の安い通信会社のSIMカード(つまり格安SIM)に入れ替えることで、ぼくは月額972円でスマートフォンを運用することができています。

では、その格安SIMを売っている格安SIM会社とDoCoMoやSoftBankなどの大手通信会社は何が違うのでしょうか?

格安SIMとDoCoMoなどの大手通信業者を比較した時の違いは?

SIMカード01

格安SIM会社とは、DoCoMoやauなどの大手通信会社から電波を借りて、電話やデータ通信サービスを提供している会社です。

例えば、スーパーのイトーヨーカ堂の建物の中にはイトーヨーカ堂以外にも歯医者さんや洋服の青山などのお店が入っています。それと仕組みは同じです。

歯医者さんや洋服の青山が、お店のスペースを借りて家賃(テナント料)をイトーヨーカ堂側に払っているように、格安SIM通信会社も電波を借りて、DoCoMoやau側に電波の使用料を払っています。

この格安SIMを正確な名前でMVNO(仮想移動体通信事業者)と言います。

近年、ドコモやauが自社の電波網を他社に貸し出すようになったため、今のような格安SIMが流行りだすようになりました。

ちなみに、ソフトバンクは電波を提供していません。

なぜ格安SIM会社の月額料金は安いのか?

BIC SIM料金表
格安SIMの代表格 BIC SIMの料金表

では、なぜMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる格安SIM会社の通信プランは安いのでしょうか?それにはいくつか理由が挙げられます。

1つ目の理由としてまず、様々な会社が参入しているので、通信料金の価格競争が起こっているからです。

大手通信会社はドコモ、au、ソフトバンクの3社だけですが、格安SIM会社はBIGLOBE、IIJmio、日本通信、ニフティ楽天モバイルDMM mobileなど多数の業者が参入しています。そのため、最低月額が1,000円以内で使えるという相場が生まれることになりました。

また、格安SIM会社はドコモショップなどの店舗を持っていないため、その浮いた分だけ値段に反映されて安くなっています。

2つ目の理由は、格安SIMの多くはデータ通信量制度を設けています。

「月に2GBまでの高速通信ができる」という大手通信会社3社より使える容量が少ないデータ通信量制限を設けたことで、低価格の月額通信料金になっています。

格安SIMのメリット

格安SIMの良いところは月額の通信料の圧倒的な安さです。電話ができない月額2GBのデータ通信専用のSIMカードを選べば、税込月額972円でスマートフォンやタブレットを運用できます。

また価格は上がりますが、150円上乗せすればSMS(ショートメール)ができるプランも選べたり、600円上乗せすれば電話ができる音声通信プランSIMが選べます。

月額1,600円で電話もショートメールも、そしてインターネットもつなげられれば、大手通信会社ドコモなどで契約したのと同じような感じになります。

料金を比較すると月の通信費が節約できてとてもお得です。通常、安くても7,000円以上するところが、1,600円になるのはかなりありがたいですよね。

IIJ mio SIM解約手数料
IIJ mioの解約ページ。音声通話SIMは解約料がかかるが、データ通信専用SIMはかかならない

またデータ通信専用のプラン(電話が使えずインターネットだけ接続できるプラン)なら、やめるときの解約料金がかからないのも非常に魅力的です。契約している格安SIM業者のホームページにアクセスして、そこから契約解除すればいいだけという簡単さ。

これがドコモやauだと携帯の2年間契約を結ばされているので、契約の途中で解約すると解約金がかかります。

注意「Xiデータプラン2 にねん」は、契約期間2年単位で自動更新、更新後を含み途中解約金9,500円(契約満了月の翌月除く)がかかります。

非常に評判の悪いこの2年縛りの9,500円解約金契約ですが、これを回避できるのでわずらわしい計算から解放されます。

電話ができる格安SIMカードを選ぶと最大12,000円の途中解約金を取られます。

格安SIMのデメリット

一方格安SIMのデメリットは通信速度の遅さと、自分でSIMロックフリースマートフォンを用意して、設定を自らやらなくてはならない点です。

1つ目の通信速度の遅さは、大手通信会社から電波を借りているために生じる問題です。電波の質は大手通信会社と同じ電波帯を使っているので、地方でもドコモやauと同じ電波が入ります。

格安SIMの速度

しかし、格安SIMは実際に使ってみないと実際の速度がわからないのが現状です。会社が発表しているデータ表示速度より遅くて「インターネットのページが開かなくてイライラする」という文句があるのも事実です。

写真はぼくの使っている格安SIMで通信速度を測りましたが、この速さは購入してから自分のスマホにSIMを差し込まない限り、実際の速度は計測できません。

このあたりは、評判のいい格安SIMを選ばないと通信速度が遅くて失敗する恐れがあります。

また、格安SIMの難しい点は自分でSIMロックフリースマートフォンを用意して、格安SIMを差し込んで端末側の設定をしなければいけない点です。

トラブルが起こってもドコモショップなどのサポートセンターがないので、自分で解決しなければいけません。やり方がわかれば簡単なのですが、本当に機械が苦手な方にはオススメしにくいです。

格安SIMはガソリンスタンドのセルフサービス式だと思っていただければいいと思います。

SIMロックフリースマートフォンとは何か?

スマートフォンと海外のSIMカード

次に、格安SIMを使うために理解しておくべきなのは、「SIMロックフリースマートフォン」と「SIMロックスマートフォン」の違いです。

ぼくも使うまでは分かっていなかったのですが、スマートフォンには端末本体と、SIMカードという小さいカードが入っています。

日本国内はもとより、海外に行ってもその国で売られているSIMカードを購入して差し替えることで、海外でもその国の会社の電波を使えるようになります。
参考:台湾桃園国際空港のSIMカード価格は?売り場の様子と買い方と設定のやり方について

全世界の国で売られているSIMカードを差し込んで使うことができる。これがSIMロック「フリー」スマートフォンです。

普段は見えないSIMカードのおかげで、ドコモやauの電波をキャッチすることができています。

しかし、2015年1月現在、日本のDoCoMo・SoftBank・auから購入するスマートフォンにはロックがかかっています。例えばDoCoMoで購入したスマートフォンに他社のSoftBankやauのSIMカードを差し込んでも、SoftBankやauの電波を使うことができません。

これがSIMロックスマートフォンです。

格安SIMカードはこのSIMカードだけを売っている通信会社になります。格安SIMを使うなら、格安SIMカードを差し込めるSIMロックフリースマートフォンが必要です。

2015年5月からは、総務省の措置でドコモなどの大手通信会社3社からもSIMロックフリースマートフォンが発売されますが、いま現在流通しているスマートフォンはロックがかかっているので、SIMロックフリースマートフォンを手に入れる必要があります。

ドコモの電波を使っている格安SIM会社であれば、SIMロックフリーでなくてもドコモのスマホで使えます。UQ mobilemineo以外はドコモの電波を借りている格安SIM会社になります。

一方UQ mobilemineoという格安SIMはauで出ているので、ドコモのスマホで使えませんが、逆にこちらはauのスマホなら使うことができます。

SIMロックフリースマートフォンの購入のやり方

海外のSIMロックフリースマートフォン売り場

格安SIMカードを使うために、SIMロックフリースマートフォンはどうすれば手に入れられるのでしょうか?具体的には以下の3種類のやり方があります。

  • インターネットで購入する
  • 実店舗で購入する
  • ドコモのスマートフォンを使う

インターネット上では、エクスパンシスというお店がSIMロックフリースマートフォンを取り扱っています。

実店舗では、ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店にいけば購入できます。

しかし「どこでSIMロックフリースマートフォンを購入できるか?」を気にするのではなく、「格安SIMを使いたいなら、あらかじめAPN設定されたSIMフリースマホを選ぶのがコツ」です。

APN設定とは、格安SIMを最初に使う時にどこの会社の電波とつないでいるかの情報を入力して、設定することです。

APN設定がめんどくさい方には、あらかじめSIMロックフリースマートフォンに格安SIM会社で使うための設定してくれている端末があります。

その機種のなかで評判のいいのが3万円台で購入できるASUSというメーカーのZenFone 5と、4万円代で購入できるGoogleが出しているNexus 5です。

ぼくは後者のNexus 5を使用しているのですが、格安SIMカードを入れたらすぐに使ってるIIJmioの設定が出てきて混乱せずに済みました。

なるべくSIMロックスマートフォンを購入するときは、APN設定がラクな端末を選ぶのがオススメです。

ドコモから出された端末はSIMロック解除ができる

Docomo SIMロック解約手続き

ドコモから2011年4月以降に発売されたSIMロック解除機能搭載の端末は、以前は3,000円払うことで、ドコモショップでSIMロック解除ができました。

もし、手持ちのドコモのスマートフォンを解約して格安SIMで運用したかったり、すでに使っていないドコモの端末があれば、ドコモショップに持ち込んでSIMロック解除することができます。こちらも選択肢の1つに入れておくといいと思います。

追記:
ドコモの電波を使っている格安SIM会社であれば、SIMロック解除をしなくてもドコモパッケージの格安SIMを使えます。UQ mobilemineoはauの電波なので、こちらを使いたい場合はドコモショップでSIMロックを解除する必要があります。

2015年1月現在、auの電波を使っている格安SIM会社はUQ mobilemineoなど、非常に少ないです。格安SIMがドコモの電波を使っていて、なおかつ格安SIMを差し込んで使おうとしているスマホがドコモから発売されていた場合、SIMロックの解除は必要ありません。

まとめ

それでは今回の要点を振り返ると以下の通りになります。

  1. スマートフォンは端末本体とSIMカードという2つから成り立っています
  2. SIMカードは電波をキャッチするために必要です
  3. 格安SIMはドコモやauから電波を借りて、通信サービスだけ提供している会社が出しているSIMカードです
  4. 格安SIMを使うためにはSIMロックフリースマートフォンが必要です
  5. SIMロックフリースマートフォンは家電量販店やオンラインで購入できます
  6. 格安SIMは面倒なAPN設定が必要。APN設定しなくていいAsusのZenFone 5やGoogleのNexus 5か6などがオススメです

いかがでしたでしょうか?長くなりましたが、基本的な格安SIMとSIMロックフリースマートフォンについての説明は以上です。

次は数ある格安SIM会社からビックカメラが出しているBIC SIMという格安SIMをぼくが選んだ理由と、購入のやり方を説明したいと思います。
参考:BIC SIMでスマホが月1,000円代に!購入方法と使い方の注意点まとめ

以下のページも参考に。

実際に格安SIMを使って節約できた事例も紹介しています。仕事でよく使う方が実践した方法です。

DMM mobileについては、以下のページで徹底解説しています。

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ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

前原 和裕

主に海外に住みながらブログを更新するブロガーです。『あしたはもっと遠くへいこう』というブログを運営してます。海外系のお役立ち情報を提供させていただきます。

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