2020年の暑中見舞いの時期はいつからいつまで?遅れて出すときの対処法や残暑見舞いとの違いについても徹底解説

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暑中見舞い(しょちゅう みまい)は、日本独自のならわしです。
名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

でも、年賀状は毎年出すけど「暑中見舞いは出したりもらったりしたことがない」、という場合も多いかもしれません。

同じあいさつ状でも、年賀状に比べて印象が薄い暑中見舞い。
そもそそも、なぜ暑中見舞いというならわしかあるか気になるところ。

また、ほかにも以下のような疑問がありませんか?

  • 暑中見舞いを出す時期はいつからいつまで?
  • 暑中見舞いの書き方や出し方がわからない
  • 年賀状みたいに、暑中見舞い用のはがきってあるのか?
  • 残暑見舞いとはどう違うのか?

そこで、このページでは暑中見舞いを出す時期や、暑中見舞いの意味、暑中見舞いの出し方や残暑見舞いとの違いについて、詳しく紹介しますね。

暑中見舞いの時期はいつからいつまで?残暑見舞いとの違いも解説

暑中見舞いを出すのは「暑中」の時期で、2020年は7月19日から8月6日まで

まず暑中見舞いは、いつ出せばいいのかが気になると思います。
実は、暑中見舞いを出す時期は毎年変わりますよ。

2020年(令和2年)の暑中見舞いを出す期間は、2020年7月19日(日)〜2020年8月6日(木)です。

暑中見舞いは、「暑中」という時期に出すので暑中見舞いといいます。

暑中は「立秋(りっしゅう)」の前18日間なのですが、立秋は毎年変わるので、暑中の期間も毎年変わるんですよ。

暑中見舞いとは?夏の暑い時期に相手の体調や健康を気遣うもの

梅雨明け後に咲くヒマワリ

暑中見舞いを出す時期がわかったところで、そもそも暑中見舞いとはどのような習わしかについて紹介していきますね。

暑中見舞いとは、暦の上で一年のうちもっとも暑いとされる「暑中」の時期に、相手の体調や健康を気遣う手紙・はがきを送るならわしです。

暑中見舞いの起源は諸説あります。
なかでも、江戸時代に始まったとされる説が有名ですよ。

江戸時代では、1年を「正月」と「盆」で区切って考えていました。

お盆の前にあたる時期、上半期にお世話になった人へ「残り半年もよろしく」とあいさつに行ったり、贈り物をしたりしていたんですよ。

このときに、暑い時期なので相手の体調や健康を気遣うあいさつもしていました。
これが暑中見舞いです。

また遠くの人へは、手紙を送って暑中見舞いをおこなっていたんですよ。

ちなみに、贈り物は現在のお中元の起源となったという説もあります。

やがて明治時代になって郵便が発達すると、しだいに手紙やはがきの暑中見舞いに変わっていきました。

暑中見舞いを出す時期は夏の「土用」の時期

暑中見舞いの意味や由来がわかったら、暑中見舞いを出す期間について紹介しますね。

暑中見舞いは、「暑中」という期間に出します。

暑中は、夏の「土用(どよう)」という期間です。
夏の土用は「土用の丑の日」のことですよ。

土用とは、四季のそれぞれの季節の最後の18日間にあたります。
また、次の季節の始まりである四立(しりゅう)」の前18日間でもありますよ。

四立とは、立春(りっしゅん)・立夏(りっか)・立秋(りっしゅう)・立冬(りっとう)の4つです。
夏の土用は、夏の終わり18日間、つまり立秋の前18日間を指しますよ。

土用と四立は、毎年日にちが変わります。
暑中=夏の土用は、だいたい7月19日前後から8月6日前後まで、立秋は8月7日前後となりますよ。

▼2020年(令和2年)の暑中(夏の土用)と立秋は、以下のとおりです。

2020年の暑中(夏の土用)と立秋
暑中(夏の土用)7月19日(日)〜8月6日(木)
立秋8月7日(金)

なお、立秋を過ぎてからの時期は「残暑(ざんしょ)」といいますよ。

暑中の考え方の基本は二十四節気

暑中は、暦上は一年でもっとも暑い時期とされていますが、実際には立秋以降の残暑の期間の方が暑いことが多いですね。

これは、暑中の考え方の基本となっている「二十四節気(にじゅうしせっき)」という季節の考え方は、古代の中国で考えられたことが原因です。

二十四節気は中国で考えられたので、季節の名前も中国の季節を元にしてつけられています。

その後、二十四節気は日本に伝来しましたが、日本と中国では季節にズレがあるため、一部の季節の名前と実際の気候が合わないんですよ。

暑中見舞いは、暑い時期の健康を気遣うならわしです。
そこで気候のズレを正し、実際の気候に合わせておこなったならわしが残暑見舞いなのですよ。

残暑見舞いのことは、少しあとで紹介しますね。

地域によっては小暑の時期や梅雨明けから暑中見舞いを出すことも

暑中見舞いは、暑中の時期に出すと紹介しました。

でも、地域によっては小暑(しょうしょ)から立秋の前日までに出すこともあります。
年によって日が変わりますが、小暑の日は7月7日前後ですよ。

ほかにも、暑中見舞いの期間は梅雨明けから立秋の前日までとする地域もあります。
なお、梅雨明けの時期はハッキリしない年もありますよ。

2020年の暑中見舞い用はがきの販売期間について

暑中見舞いの時期がわかったら、実際に暑中見舞いを書くはがきについて紹介していきますよ。

暑中見舞いを書くためのはがきは、以下とおりです。

  • 郵便局が販売する暑中見舞い用はがき「かもめ〜る」
  • 郵便局以外の暑中見舞い用私製はがき
  • 一般用のはがき
  • 手づくりのはがき
  • 手紙(封筒)

順にみていきますね。

郵便局ではくじ付きの暑中見舞い用はがき「かもめ〜る」を販売している

▼郵便局では、暑中見舞い用のはがきとして「かもめ〜る」を販売しています。

暑中見舞い用はがき(かもめ〜る)の販売風景

かもめ〜るは、暑中見舞いと残暑見舞いの両方に対応していますよ。
しかも年賀状と同じく、くじが付いています

なお、かもめ〜るの販売期間や、くじの当選発表がいつなのかが気になりますね、

参考として、2019年(令和元年)の販売期間・くじの当選発表を紹介します。

2019年(令和元年)のかもめ〜る販売期間・くじの当選発表
かもめ〜る販売期間2019年5月30日(木)~2019年8月23日(金)
くじの当選発表2019年9月2日(月)
くじの引き換え期間2019年9月4日(水)~2020年3月2日(月)

▼かもめ〜るの種類は、大きく分けて以下の3つです。

  • 絵柄のみ(文章なし)
  • 絵柄+文章
  • 無地

▼絵柄と文章のはがきは、暑中見舞い向けの文章が書かれてあるものと、残暑見舞い向けの文章が書かれてあるものがあります。

暑中見舞い用はがき(かもめ〜る)の裏面

▼絵柄のみのものと無地のものは、暑中見舞い・残暑見舞いどちらでも使えますが、自分で文章を書く必要がありますよ。

暑中見舞い用はがき(かもめ〜る)の販売風景

▼かもめ〜るは、おもに以下のような店で取り扱っています。

また、郵便局では暑中見舞い用の印刷サービスもありますよ。

参考:郵便局 | 日本郵便株式会社
参考:暑中見舞い・残暑見舞いの注文受付なら郵便局の総合印刷サービス

郵便局以外の暑中見舞い用私製はがきもある

郵便局のかもめ〜る以外のはがきでも、暑中見舞いを出しても構いません。

郵便局以外のはがきは、「私製はがき」と呼ばれています。
自分で切手を貼る必要があるので、忘れないようにしましょう。

いろいろな会社が出していますが、郵便局やコンビニなどではあまり販売されていません。

▼暑中見舞い用私製はがきは、おもに以下の店で取り扱っています。

暑中見舞い用私製はがきが欲しい場合は、インターネットショップが無難です。

一般のはがきや手づくりのはがき、封筒入りの手紙でもOK

暑中見舞いで使うはがきには決まりはありませんので、暑中見舞い用ではない一般の通常はがき(旧 官製はがき)・私製はがきでも構いません。

ただし決まりがないからといっても、年賀状用や寒中見舞い用・喪中用など、ほかの用途向けのはがきは不適当ですよ。

ほかに、自分で手づくりしたはがきを使う方法もあります。
心がこもっていて、より相手の健康を気遣う気持ちが伝わるかもしれません。

便箋(びんせん)に文を書いて、封筒に入れて出すのもOKです。

暑中見舞いの出し方

暑中見舞いを出すときには、どうすればいいのか気になりますね。

ここからは、暑中見舞いの出し方について紹介していきます。

暑中見舞いの出し方は、一般のはがきを出す手順と同じですよ。

暑中見舞い用はがき(かもめ〜る)の宛名面
暑中見舞い用はがき(かもめ〜る)の宛名面

▼具体的な暑中見舞いの出し方は、以下のとおりです。

  1. 暑中見舞いを出す相手を決める
  2. はがきを買う
  3. はがきの宛名面を書く・印刷する
  4. はがきに暑中見舞いを書く・印刷する
  5. 切手が必要な場合は、貼る
  6. 暑中見舞いを郵便ポストに入れる

3と4は逆になってもOK。
枚数が多い場合は、印刷サービスを利用するのも手ですね。

なお暑中見舞いは、年賀状が元旦にいっせいに相手に送られるように、決まった日には送られません。

暑中見舞いは、一般のはがきと同じように扱われます

暑中見舞いの書き方や例文は、以下のページを参考にしてくださいね。

暑中見舞いを出す時期が立秋以降に遅れたら残暑見舞いとして出す

暑中見舞いに似たものに「残暑見舞い(ざんしょみまい)」がありますよね。
暑中見舞いと残暑見舞いは、どう違うのかも気になります。

また日々忙しくしていると、暑中の期間に暑中見舞いを出すのが遅れてしまうこともあるかもしれませんね。

暑中見舞いを立秋以降に出す場合は、「残暑見舞い」として出しましょう

残暑見舞いは、立秋以降、つまり残暑の時期に出すので残暑見舞いと呼ばれますよ。

ただし、文章入りのはがきの場合は、文面に「暑中見舞い」と書かれていることが多いので使えません。

また、立秋に近い時期の場合、出すときは暑中の期間内でも、相手に届いたときは立秋を過ぎている可能性がありますよね。

不安な場合は、立秋を待ってから残暑見舞いとして出すのがおすすめです。

さいごに

年賀状に比べると、やりとりが少ない暑中見舞い。

一年の半ばも過ぎると、お互いに暑くて大変な時期を過ごします。

ぜひ、暑中見舞いで大切な人を気遣ってみてはいかがでしょうか。

また相手から暑中見舞いをもらったとき、お返しの暑中見舞いを送るときにも、このページを参考にしてくださいね。

おまけ:ほかの挨拶状について知りたい場合

このページでは、暑中見舞いを出す時期について紹介しました。

ほかの挨拶状について詳しく知りたい場合は、以下も参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

岡山県出身、広島県在住のライター。現在、仕事と育児に奮闘中。元 鉄道会社の社員なので、交通系の記事が得意。ほかに地域文化やグルメ、写真などに強い。吉備エリア(岡山県・広島県東部)の情報を発信するサイト「きびナビ」を運営中。

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