2019年の夏至はいつ?意味や風習・食べ物・半夏生についても解説

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夏至(げし)という言葉を、聞いたことがあるのではないでしょうか。

でも、聞いたことがあるけど、いまいちどんな日なのかパッと思い浮かばないかもしれません。

  • 夏至にどんな意味があるのか
  • 夏至の日にはどんなことをするのか
  • どんな食べ物を食べるのか

夏至という言葉を聞くわりには、夏至のイメージがわかないですよね。

また、夏至には「夏」の字が入っていますが、真夏の行事ではないんですよ。

実は、日本で夏至が印象に残らないのは、日本ならではの理由があるのです。

このページでは、夏至はいつなのかや、夏至の意味や風習・夏至に食べるものなどについて詳しく紹介していますね。

2019年の夏至は6月22日

まずは、2019年(令和元年)の夏至がいつなのかを紹介しますね。

2019年の夏至は、6月22日()ですよ。

▼あわせて、5年間の夏至の日もみてみましょう。

夏至の日
2019年(令和元年)6月22日
2020年(令和2年)6月21日
2021年(令和3年)6月21日
2022年(令和4年)6月21日
2023年(令和5年)6月21日

夏至とは?一年でもっとも昼が長く、もっとも夜が短い日

夏至のころに咲くスイレンの花

そもそも夏至とは、どんなものなのか気になりますよね。

夏至というのは、「太陽の黄経(こうけい)が90度に達し、太陽の中心が夏至点を通過する日」のこと。

なんだかわかりにくいですよね。
学術的な定義なので、説明するには専門用語が必要なんです。

簡単に説明すると、夏至というのは北半球において、一年のうちで地上から見て、太陽がもっとも高い場所を通る日ですよ。

そして、夏至の日は1年でもっとも昼の時間が長く、もっとも夜の時間が短い日でもあるんです。
昼と夜の境目は、日の出と日の入りですよ。

ちなみに、1年でもっとも昼の時間が短く、もっとも夜の時間が長い日が冬至です。

夏至は、冬至の昼時間と比べると、4時間以上も明るいんですよ。
なんだか、1日が長いようで得した気分になりますね。

なお北半球に起こる現象のため、日本だけでなく海外にも夏至があります
英語だと「Summer solstice(サマー ソルスティス)」と呼ばれていますよ。

夏至は二十四節気のひとつ

夏至がどんなものなのかわかったら、次は夏至の歴史について知りたくなってきますね。

夏至は、いつごろからあるのでしょうか。

詳細はわかっていませんが、古代の中国で生まれたとされていますよ。

夏至は「二十四節気(にじゅうしせっき)」というもののひとつになります。
二十四節気は、一年を24等分して季節を表しますよ。

夏至は、立春(りっしゅん)から数え始め、二十四節気の10番目にあたります。
暦上では、夏の始まりです。

二十四節気が日本に伝来たのは、6世紀ごろですよ。

夏至の日は6月21日前後で、年によって変わることもある

梅雨入りについて アジサイ

夏至の日は、6月21日前後です。

多くの年は21日なのですが、20日になったり22日になったりする年もありますよ。

ところで、夏至の日は梅雨(つゆ)の真っ最中なのに「夏」という言葉が出るのは、違和感がありますよね。

それは、二十四節気が中国生まれということに関係しています。

中国と日本では、季節感にどうしてもズレが発生しますよね。

中国では夏至が夏の日だったのですが、日本に伝来しても名前はそのまま使われました。

だから日本では、梅雨であっても「夏至」と呼んでいるんですよ。
これは、夏至以外の二十四節気の呼び方も同じですね。

夏至から11日目の日「半夏生」というのもある

半夏生(はんげしょう)という言葉は聞いたことがあるでしょうか?

半夏生は夏至と関わりのあるものです。

夏至の日から11日目のことを半夏生と呼ぶんですよ。
なお、夏至から11日目〜16日目の期間を半夏生とする地域もあります。

半夏生は、古くから日本では、田植え作業を終える目安の時期としていたんですよ。

夏至の風習は日本では少ない

夏至の意味や歴史について紹介したら、今度は夏至の風習やならわし、夏至で食べる食べ物などが気になりますね。

実は、日本で夏至の風習ってすごく少ないんですよ。

春分の日や秋分の日は彼岸ですね。
冬至の日には、カボチャを食べたりゆず湯に入ったりします。

でも、夏至の風習やならわしってよく考えたら聞いたことないのではないでしょうか?

夏至の風習が少ないのは、日本ならではの理由があります。

夏至の日は梅雨の真っ最中ですよね。
梅雨の時季は、日本では農作業、特に稲作において重要な時季なんです。

梅雨は雨の多い時季なので、雨の水を利用して田んぼに水を引いて、田植え作業をおこなう時季。

だから、夏至のときは田植えやその準備など、農作業に忙しいときなんです。
しかも現代のように田植え機などの便利な機械はありません。

農作業で忙しすぎて行事などをやっている暇がなかったのが、夏至に風習が少ない理由といわれていますよ。

古くから稲作中心の生活を送ってきた日本らしい理由ですね。

また、雨が多いので行事をやりにくいという理由もあるでしょう。

海外では夏至を盛大に祝う地域も

日本では夏至の風習は少ないと紹介しました。

いっぽう、海外では夏至を祝う地域もありますよ。
特に北欧が有名で、盛大に夏至を祝います。

北欧では、夏至の日になると太陽が1日沈まない「白夜(びゃくや)」になるんです。
そのため夜通し祭りがおこなわれる地域もありますよ。

夏至の日が祝日の国や地域もあります。

夏至のころに起こる自然現象

日本のなかには、夏至のころに起こる自然現象もあるんですよ。

それは沖縄県で、夏至のころに吹く季節風のことです。
夏至南風」とかいて「カーチーベー」や「カーチィベィ」などと読みます。

この風が吹くと梅雨が明けて、沖縄地方では本格的な夏が始まるそうです。

夏至の風習は伊勢の二見興玉神社が有名

夏至に風習がない日本ですが、数少ない地域では夏至の風習があります。

有名な日本の夏至の風習には、以下のものがありますよ。

  • 夏至祭:二見興玉神社(三重県伊勢市 二見浦)

二見興玉神社(ふたみ おきたま じんじゃ)は伊勢市の東部の二見浦(ふたみがうら)という海沿いにあります。

二見浦の二見興玉神社沖には、大小の岩が並んだ「夫婦岩(めおといわ)」がありますよ。
夏至になると、日の出のときに夫婦岩のあいだから太陽が昇ります

夏至祭は、日の出に合わせて海に入り、夫婦岩と太陽に向かって祈り、身を清める祭りです。

夫婦岩のあいだから太陽が昇る景色はとても神秘的ですので、機会があればぜひ行ってみてくださいね。

このほか、日本でも北欧の都市と姉妹都市になっている地域では、海外風の夏至祭イベントが開かれるところもありますよ。

半夏生の風習がある地域

夏至の風習は少ないですが、半夏生の風習は夏至よりも多いですよ。

▼各地の半夏生の風習で、代表的なものは以下のとおり。

風習地域
タコ料理を食べる関西地方の一部
小麦でつくった餅・団子を神様に供え、食べる関東地方・関西地方の一部など
サバ料理を食べる福井県の一部
うどんを食べる香川県の一部
半夏団子(ミョウガ団子)を食べる高知県の一部

半夏生は、古くは田植えを終わらせる目安となっていました。
そのため、忙しい田植えの作業が一段落します。

だから半夏生には、忙しかった夏至の日よりも多くの風習が残っているといわれています。

食べ物に関する風習が多いのも、農作業で疲れているからかもしれませんね。

半夏生の風習のなかでも有名なのが、関西地方の一部に残る、タコ料理を食べるというものです。

田畑に植えた食物が、タコの足のように土地に根を張り、育つように願ってタコを食べるようになったものといわれていますよ。

関西はタコ焼きなど、タコをよく食べる地域というのも関係あるかもしれませんね。

さいごに

夏至は、名前をよく聞くわりに風習や夏至に食べるものがないですが、日本が稲作の国だったからこその理由があったんですね。

夏至は梅雨で天候が悪いかもしれません。
しかし、昼の時間が一番長い日ですので、思い切ってどこかへ出かけてみるのもおすすめですよ。

梅雨ならではの景色や楽しみ方が見つかるかもしれませんね。

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この記事を書いた人

岡山県出身、広島県在住のライター。現在、仕事と育児に奮闘中。元 鉄道会社の社員なので、交通系の記事が得意。ほかに地域文化やグルメ、写真などに強い。吉備エリア(岡山県・広島県東部)の情報を発信するサイト「きびナビ」を運営中。

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