外壁塗装助成金で安く工事するには?体験談をもとに条件や利用する時の注意点を紹介

脇田 知子の画像

住宅の定期的なメンテナンスって大変ですよね。

メンテナンスには高額な費用が掛かるため、必要が無ければ「なんとか先延ばししたい!」という気持ちが強くなります。

実は、住宅リフォームのひとつ「外壁塗装工事」に助成金制度があることを知っていますか?

条件に適した工事であれば、助成金制度を使って住宅のメンテナンスができるため、チェックしてみる価値は十分にあります。

このページでは、外壁塗装の助成金制度の利用を検討した私が、条件や利用するときの注意点、見積もり体験談の感想をまとめて紹介していますよ。

外壁塗装助成金で安く工事するには?

外壁塗装の助成金について

外壁塗装の助成金は、住宅リフォームに関わる助成金・補助金制度のひとつです。

条件に適した工事であれば、申請することで助成金を受け取ることができ返済は必要ありません。

住宅リフォームに関わる助成金・補助金制度は、住宅の改修で以下のいずれかの対策が図れると判断できた場合に、利用ができます。

  • 耐震化
  • バリアフリー化
  • 省エネルギー化
  • 環境対策化
  • 防災対策化
  • 同居対応

たとえば、住宅の耐震補強(耐震化)をした場合や高齢者向けに住宅の改修(バリアフリー化)をした時などが、住宅リフォームの助成金・補助金制度の対象です。

外壁塗装による助成金・補助金は、省エネルギー化(省エネ)を目的とした住宅リフォームですよ。

外壁塗装は省エネ化が目的の助成金・補助金制度です

外壁塗装による助成金・補助金制度は、断熱塗料・遮熱塗料を使った屋根や外壁の塗装工事などが対象となります。

断熱塗料・遮熱塗料は聞きなれない言葉ですよね。

断熱塗料は、熱の伝わりを抑えることができる塗料。
太陽の熱を塗膜(とまく)にため込むことで熱の伝わりを抑えることができます。

そして遮熱塗料は、住宅を温める光の反射効果で暑さ対策ができる塗料です。

外壁塗装による省エネ化は、「遮熱塗料」を利用することが多いようですね。

助成金・補助金制度は各市町村で異なります

外壁塗装による助成金・補助金制度の内容は、住宅がある市町村で異なります。

たとえば外壁塗装に関する助成金・補助金制度がある市町村の一部がこちら。(2019年5月現在)

助成金・補助金制度は、申請可能な要件がさまざまあるため、分からないことが多いと思います。

業者との契約前に申請が必要な場合が多いため、まずは各市町村に対象となる助成金・補助金制度があるかを確認してください。

ちなみに私が住む市では、外壁塗装による助成金制度はありませんでした。

市の担当者さんに、詳しく聞いてみたところ次のことが分かりましたよ。

  • 各市町村によって、住宅リフォームで重視するポイントが異なる
  • 重視するポイントに応じて予算配分をしている
  • 年度ごとで重視ポイントと予算配分が変わる

場所はもちろん時期によっても制度の状況が変わるため、まず住宅がある市町村に確認をすることが大切です。

自分では聞きづらいという場合は、外壁塗装を行う業者さんに相談するのもいいと思います。

外壁塗装の助成金・補助金でいくら安くなる?

外壁塗装の助成金・補助金で、いくら安くなるのか?気になりますよね。

ここではいくつかの自治体を例に、助成金額・補助金額を具体的に見ていきましょう。

まずは、神奈川県 横浜市の「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」です。
この補助制度では、2種類の改修工事に助成金額を定めています。

改修工事の種類はこちら。

  • 一般改修住宅
  • 特定改修住宅

2つの改修工事は、補助対象となる要件に違いがあり、2種類を比較すると特定改修住宅の方が条件は厳しくなっています。

具体的な補助金額は、補助対象となる建材・設備ごとに定められた補助金額の合計額から算出されます。
そのため対象外の工事は、補助金の対象になりません。

また補助金額には上限があります。
この補助制度では、補助金の上限金額を改修工事の種類ごとで定めていますよ。

具体的な金額はこちらです。

  • 一般改修住宅:上限金額40万円
  • 特定改修住宅:上限金額80万円

外壁塗装の助成金でいくら安くなるのかを知るには、補助対象の内容を事前確認し、上限金額を把握しておくことが必要ですね。

つづいて、東京都 港区の「高反射率塗料等材料費助成」です。

この材料費助成では、申請する住宅が3種類に分かれています。

  • 住宅用(区内に建築物を所有する個人)
  • 共同住住宅用(屋上又は屋根が区分所有者全員の共用に属する共同住宅の管理組合、管理者等)
  • 事業所用(区内に建築物を所有している法人又は個人事業者)

助成金額は「高反射率塗料等の材料費」または「助成対象面積(平方メートル)」いずれか低い金額から算出されますよ。

そしてこの材料費助成でも、助成金の上限金額が決まっています。

  • 住宅用:上限額30万円
  • 共同住住宅用:上限額100万円
  • 事業所用:上限額100万円

なおこの材料費助成の対象は、屋根への塗装のみで外壁は対象外です。

外壁塗装の助成金でいくら安くなるのかを知るには、家屋のどの部分の塗装を対象にしているかも事前チェックしておくと安心ですね。

いくつかの自治体をみてみると、外壁塗装助成金で住宅の改修費が最大30万~100万円安くなることが分かりました。

外壁塗装の助成金・補助金は、色々な条件があるものの、かなり大きな金額を補助してもらえるのでぜひ利用したいですね。

外壁塗装の相場を確認する方法

外壁塗装の助成金・補助金の額は工事代金の一部のため、まずは工事費用を確認する必要があります。

主な見積もり先はこちら。

  • 住宅を建てたメーカー
  • 全国規模の外壁塗装会社
  • 地域密着の外壁塗装会社

外壁塗装の見積もりには、住宅の素材や大きさ、塗り替えの広さなどが必要です。
そのため見積もりは、住宅の図面や現地調査をもとに行われます。

住宅を建てたメーカーであれば、電話で見積もり依頼が可能です。
その他の外壁塗装会社は、一度住宅を見てもらい図面も参考に見積もりを待つ必要があります。

外壁塗装工事の見積もり体験談

今回は「住宅を建てたメーカー」「地域密着の外壁塗装会社」の2社に相談して分かったことを紹介しますね。

まずは、2社で共通していたこと。
見積もりは大きく3つに分かれます。

  • 外壁塗装
  • 屋根塗装
  • 雨どいなどの塗装

どこまで工事をするかは見積もりや条件から判断すればOKです。

ただし外壁塗装は足場を組み作業するため、屋根塗装は合わせて行うとお得です。
また軒天・雨どいなどは、美観を保つために行ったほうがいいと思いました。

外壁塗装工事の見積もりから分かったこと

外壁塗装の見積もりを取った2社の特徴・良かった点を紹介しますね。

「住宅を建てたメーカー」の場合はこちら。

  • 見積もり提出までが早い
  • メンテナンスが必要な場所を合わせて提案してくれる
  • 価格や手続きの相談がしやすい(担当者による)
  • 補助金制度の代行に積極性があった

外壁塗装工事後の仕上がりにイメージのズレがない安心感がありましたね。

つづいて「地域密着の外壁塗装会社」の場合はこちらです。

  • 専門的な知識で解説をしてくれる
  • 塗料の最新プランを提案してくれる
  • 作業のアフターフォローが期待できる

近隣の専門会社ならではのサービスがうれしいと思いました。

外壁塗装工事の価格比較・選ぶポイント

気になるのは見積もり金額。
そして助成金・補助金制度を利用するときに力になってくれるかどうかですよね。

外壁塗装の見積もりイメージ

わたしが今回相談した2社の場合、見積もり金額は「地域密着の外壁塗装会社」が3割ほど安かったです。

ただし助成金・補助金については「住宅を建てたメーカー」が詳しく調査してくれたので、助成金・補助金制度を利用する場合ならこちらの会社にしたいと思いました。

予算やサービスの魅力は、会社によっても変わりますから、まずは数社の見積もりを依頼して比較検討するといいですね。

おまけ:外壁塗装のメンテナンス時期・劣化状況と確認の方法

外壁のメンテナンス時期は、一般的に10年ほどといわれていること知っていますか。

この10年という目安は、外壁に使用している塗膜や顔料などによる防水効果がなくなり、外壁の劣化が目でも確認できるようになる時期です。

緊急的な改修が必要なケースは少ないようですが、劣化することで住宅を痛めてしまうため10年を目安に、住宅の状態をチェックして対処することが必要ということですね。

外壁の劣化症状は、コーキング材の劣化や外壁そのもののひび割れ、塗膜の剥がれなどがあります。

ちなみに我が家の劣化症状は、2つありました。

▼コーキング材の劣化はこちら。

外壁塗装の劣化ひび割れ写真

コーキング材は、サイディングボードのジョイント目地部分に使用されています。
ひび割れているのが分かりますね。

▼壁面の劣化はこちら。

外壁塗装防水処理の劣化

雨上がりの外壁を見ると、少しだけ水分を含んだような状態になっています。

この外壁の劣化症状は、紫外線が強い西側と南側にでやすいので参考にチェックしてみてくださいね。

住宅の傷みに緊急度がない段階で外壁塗装工事をした方が、外壁塗装の助成金や補助金をしっかりスムーズに受け取ることができると思いますよ。

さいごに

「屋根や壁の塗装工事はそろそろかな?」と思ったら、まずは住宅がある市町村にどんな助成金・補助金があるかを確認することが大切だと分かりました。

外壁塗装の工事費用の一部とはいえ、対象市町村に住んでいるならぜひ利用してお得に工事をしましょう!

そして外壁塗装の助成金・補助金制度の申請に不安がある場合は、申請手続きの代行をしてくれる会社を選ぶようにすれば、スムーズに助成金・補助金を受け取ることができると思います。

外壁塗装できる会社を探すときは、以下のサービスを使うのがおすすめです。

この記事を書いた人

愛知県在住のWEBライター・ラジオパーソナリティ。講師業も時々しています。財布の紐が緩めの節約初心者。貯めたポイントで行く家族旅行や買い物に、とても幸せを感じるタイプです。執筆では、分かりやすさを大切にしています。