子どものころから、ずっと一緒にいる・・・そんな人形って、なかなか捨てられないものですよね。
我が家にも私が子どものころに持っていた人形がいまだにあり、それにくわえて娘や息子が新しく購入した人形が増えて、さらに人形が増えるばかりです。
なかなか捨てられないものですが、ミニマリストを目指している私としては、この人形もなんとかしたいという思いがあります。
最近、ようやく重い腰を上げて人形を片付けることにしましたので、このページでは人形の処分方法・捨て方を紹介していきますね。
「自宅に眠っている人形の処分方法に困っている」というときは、よかったら参考にしてみてください。
人形(ぬいぐるみ)の処分方法
人形の処分方法・捨て方にはいくつか方法があるので、ひとつずつ説明していきますね。
燃えるごみに出す
最初に説明しておきますが、もちろん人形は「燃えるごみ」として出すことができます。
自治体などの指定のゴミ袋があれば、それに入れて捨てるというのが一番方法としては簡単ですよね。
ただ、そのほかのモノとちがって、人形を捨てるとなると、どうしてか「呪われたらどうしよう」とか「恨まれるんじゃないか」という気持ちが湧いてくることもあるかと思います。
サクッと捨てられるなら問題ありませんが、それが難しいのなら、このあと紹介する方法を参考にしてみてくださいね。
親戚の子どもや友だちにあげる
ゴミとして出す以外で、最初に考えてみたいのが、「周囲に人形をあげられる人がいないか」ということです。
人形を捨てるのは抵抗があるかと思うので、知り合いに譲ってあげるのが一番いいかもしれませんね。
いらないと言われることもあるかもしれませんが、「よかったら、どうですか?」くらいの気持ちで一度尋ねてみるのもいいと思います。
メルカリやラクマなどフリマに出品する
燃えるごみに出すのが難しいのなら、メルカリやラクマなどのフリマアプリに出品するのもひとつの方法です。
もし商品が売れたら、臨時収入になるので、うれしいですよね。
私も以前、車を購入したときにノベルティとしていただいたテディベアをフリマアプリに出品したことがあります。
こちらは未使用かつ非売品の人形だったので、2,500円で売れました。
未使用で非売品または限定品の人形は売れる可能性があるため、出品してみるのもおすすめですよ。
ただし、使用済みの人形が売れるというのはめったにないようです。
出品してみて、数ヶ月売れ残っている場合は別の方法を考えた方がいいかもしれませんね。
買取業者に買い取ってもらう
つづいては、買取業者に買い取ってもらう方法です。
人形やフィギュアなどおもちゃの買取をしている会社は次の通り。
店頭買取以外にも、出張買取や宅配買取など、自宅でできる買取方法もあるので便利だと思います。
ダッフィーなどディズニー関連の人形は、買取をしている業者も多いですよ。
人形以外のネット買取サービスについては、こちらで詳しく紹介しています。
「自宅にある不要品を売りたい」というときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
神社やお寺で供養する
どうしても愛着がある人形は、神社やお寺に供養してもらうという方法もあります。
特に、ひな人形や市松人形などは、魂がこもっていそうで売るのも少し抵抗がありますもんね。
どこで供養してもらってもかまわないようなので、自宅の近くにある神社やお寺に一度問い合わせてみるといいですよ。
ちなみに、国内だと、和歌山県の淡嶋神社が人形供養の神社として知られています。
淡嶋神社はひな祭り発祥の地でもあり、毎年3月3日には奉納されたひな人形を海に送りだす「雛流し」が有名とのこと。
ひな人形以外の人形の供養もやっているようなので、興味があれば神社のサイトを確認してみてくださいね。
参考:淡嶋神社公式サイト
寄付する
フリマでも売れず、買取業者にも買い取ってもらえなかった場合は、施設などに寄付するのも検討してみてはいかがでしょうか。
ネットで「人形 寄付」と検索すると、寄付用の人形を収集しているサイトが見つかりますよ。
たとえば「いいことショップ」では、送料の負担だけで人形をはじめ、おもちゃやベビー用品、衣服などを寄付することができます。
品物はスーパーなどにある無料のダンボールにつめて送れるので、あまり費用もかかりません。
寄付したものは各種支援団体へ寄付され、世界各国でリユースされますよ。
「自宅に眠っていたものが世界にいる誰かの役に立っている」と思うと、うれしい気持ちにもなりますよね。
人形はフリマや買取サービスでもあまり売れないので、個人的には寄付という形が一番いいなと思います。
さいごに
人形って、やっぱりほかのモノとちがって、目や鼻、口などがある分、「魂がこもっていそう」という気持ちをどこかでもってしまいます。
ゴミ箱に捨てた人形を見ると、「捨てないで」といわれているようで、罪悪感に駆られてしまうということもあるのではないでしょうか。
そんなときは、買い取ってもらったり、寄付したりして、ほかの人につかってもうら方法がおすすめです。
「どこかでつかってもらっている」と思えば、気持ちも軽くなりますもんね。
人形は捨てるときにためらってしまいがちなので、「そもそも人形を増やさない」ということも大事かもしれません。
人形の処分方法に困っているときは、紹介した内容を参考にしてみてくださいね。