ウォーターサーバーと聞くと、病院やオフィス、商業施設などといった多くの人が利用する場所に設置されているイメージですよね。
ただ最近では各家庭に設置して使用するのもメジャーになってきています。
実は私もウォーターサーバーを使用しているうちの一人。
このページでは、そんな私の使用経験をもとにウォーターサーバーのメリット・デメリットなどを紹介していきますよ。
ウォーターサーバーを設置することになった経緯
そもそもウォーターサーバーを設置するなんて考えたことはありませんでした。
ところが以前、引越しが決まっていろいろな引越し業者から見積もりをしてもらった時に、ひとつの引越し業者から「一緒にウォーターサーバーを契約すると引越し料金を割引するキャンペーンをやっています」という勧誘を受けました。
とりあえず詳細を聞くと、イメージしていたより意外と手軽にウォーターサーバーを導入できるんだという印象を受けたんですね。
それまでも水は天然水のペットボトルをスーパーで購入していたり、スーパーの無料純水サービスを利用していたりで、そこそこお金と労力をかけていたので、ウォーターサーバーを導入してみるのも悪くないかなと思いました。
ということで、少しでも引越し費用を抑えたかった私は、ついついそのキャンペーンに乗っかってウォーターサーバーを契約したというわけです!
家庭用ウォーターサーバーのメリット
なんだかまんまとウォーターサーバーを契約してしまったように見えているかもしれませんが、後悔はまったくしていませんよ!
むしろ、ウォーターサーバーっていいなと思っています。
実際にウォーターサーバーを使用してみて感じたメリットはまとめるとこんな感じです。
- サーバー本体は無料でレンタルできる
- すぐ飲める
- お湯を沸かす必要がない
- 新しい水のボトルは届けてくれる
詳しくみていきましょう。
サーバー本体は無料でレンタルできる
ウォーターサーバーの導入を考える時にまず思うのは、「サーバーの本体って買わないといけないの?」ということかと思うのですが、実は本体は無料でレンタルするんですよね。
そのため本体自体にお金がかかることはないですし、もし解約して必要がなくなったら回収してもらうので処分に困るといったこともないんです。
だから気軽に始めることができますよ!
おいしい水がすぐ飲める
ウォーターサーバーのレバーを押して水を注ぐと、すぐにおいしい天然水を飲むことができます。
自然のミネラル成分を含んだ天然水なので、体に必要なミネラルを簡単に摂取できるのがいいですよね。
そして単純においしいです。
水道水はおいしくないですし、私は水道水は飲みたくないタイプなので、味にクセがないおいしいお水は大歓迎ですね。
お湯を沸かす必要がない
今まで電気ケトルでお湯を沸かしていた私からすると、これが一番ポイント高いですね。
スープやカップ麺を食べたいと思った時に、すぐに熱湯を入れることができるのでとても便利です!
電気ケトル自体もそんなに手間ではないのですが、やはりお湯を沸かすまでに少し待たないといけないですし、面倒だなと思う時があったので、その点さっと熱湯が出るウォーターサーバーはとてもいいですね。
新しい水のボトルは届けてくれる
2Lのペットボトルって結構重いですよね。
1本ならまだしも、2〜3本となるととても重いです。
スーパーで買って持ち帰る場合はもう手がちぎれそうになりますし、これは何かの修行なのかと思うくらいきついんですよね。
でもそんな重い水は定期的に宅配で玄関まで届けてもらえます。
重い水を運ばなくていいのはとても助かりますね。
私はいつも12L×2本=24Lのボトルを届けてもらっているので、あんなに重いものを運んできてくれる配達員のかたにはとても感謝しています…!
家庭用ウォーターサーバーのデメリット
一方でデメリットはまとめるとこんな感じです。
- 電気代がかかる
- 水代が安いわけではない
- 家によってはサーバーが場所を取る
詳しくみていきましょう。
電気代がかかる
ウォーターサーバーは冷たい水と熱湯の両方がいつでもすぐに出る状態になっているため、常に電源をONにしておく必要があります。
冷蔵庫のようなイメージでしょうか。
そのため電気代がかかってしまうんですね。
ウォーターサーバーは節約という観点から考えるとあまり向かないように思います。
かかる電気代はウォーターサーバーの機種によって違うので、機種を選ぶ時は電気代の目安も比較して検討するのが良いかと思いますよ。
水代が安いわけではない
水代は当然かかってきます。
金額は各ウォーターサーバーの会社やプランによって変わってくると思いますが、印象としてはすごく高いわけではないけれど安くもないといったところです。
ちなみに私が契約しているプランは12Lボトル1本1,840円(税抜)なので、500mlあたり約76.7円、2Lあたり306.7円ですね。
コンビニでは500mlのペットボトルが100円以上で売られていたりするのでそれと比較すると安いですが、スーパーでは2Lの天然水が80円くらいで売られているのでそれを考えると高いですよね。
安心・安全な天然水で、重いお水を玄関まで届けてくれるといった付加価値も含めてのお値段なんだなと思います。
家によってはサーバーが場所を取る
ウォーターサーバー本体は多くのデザインがあり、シンプルなものからスタイリッシュでオシャレなものまで幅広くありますね。
どれも家庭での使用を考えて、割とスリムな設計になっています。
ただ、それでもウォーターサーバーはウォーターサーバー。
小さな電気ケトルとは違うので、それなりのスペースが必要です。
特に一人暮らしでコンパクトな物件に住んでいる場合は、置く場所が確保できるかしっかり考えてから導入する必要があります。
実際に私はウォーターサーバーを置いたことでキッチンの有効スペースがかなり減ってしまい、収納などに困る場面が増えてしまいました…。
ウォーターサーバーを使ってみての感想
メリットもあればデメリットもあるウォーターサーバーですが、私は全体的にはとても満足しています。
私は普段から水を結構飲むほうなのですが、水を飲もうとしたらまず冷蔵庫からペットボトルを取り出し、キャップをひねってコップに注ぎ、またキャップをして冷蔵庫に戻す、という作業をする必要がありました。
たいした作業ではないのですが…。
でもそれがレバーを押してコップに注ぐだけになったら、なんて楽なんだ!とひしひしと感じたのです!
熱湯を利用したい時も同様で、お湯を沸かすという作業がなくなって、スープなど飲みたいものを飲みたい時にをすぐ飲める効率の良さに感動しましたね。
お水は安全な天然水なので安心ですし、何よりおいしいのでついいっぱい飲んでしまいます。
ただ、飲んだらあっという間になくなってしまい、その分新しくボトルの配達をお願いするとなるとまたお金がかかってしまうのも事実。
コスパがいいとは言えないので、私はスーパーの無料純水サービスも利用していますよ。
お米を研ぐ時などはスーパーの無料の水を利用して、飲料用にはウォーターサーバーの水を飲むといった具合で用途によって使い分けています。
さいごに
おいしいお水をすぐに注いで飲むことができるウォーターサーバーはとても便利ですし、家にあるとなんだか贅沢な気分にもなります!
節約の観点で考えるとその手段としては向かないと思いますが、それ以外のメリットも多いので、何を重視するかを考えて導入の検討をすると良いのではないでしょうか。