「お風呂の浴槽は毎日そうじしているけど、排水口はちょっと……」と放置していたら、髪や汚れが溜まって大変なことになっていたという経験はありませんか?
そうじの中でも、「水回りの排水口そうじは、あまりしたくない」と思っているのは、きっと私だけではないと思います。
そんな避けられがちな排水口そうじですが、定期的に手入れしていれば、かなりそうじが楽だということに最近気がつきました。
一度キレイにしてみると、どこか気持ちもスッキリするので、「最近、気分がどんよりしている」というときに、そうじしてみるのもおすすめです。
このページはお風呂の排水口そうじのやり方や必要な道具、注意点について紹介しています。
「お風呂の排水口をキレイにしたい」と思っているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね!
お風呂の排水口そうじに必要な道具
お風呂の排水口そうじをするときに、必要な道具は次の通りです。
- ティッシュペーパー
- スポンジ
- 歯ブラシ
- ルックなどのお風呂用洗剤
- カビキラーなどの塩素系漂白剤(汚れがひどいとき)
- パイプユニッシュなどの排水口・配水管クリーナー(詰まりや匂いが気になるとき)
基本的には、ティッシュペーパーとスポンジ、歯ブラシ、お風呂用洗剤があれば大丈夫です。
ティッシュペーパーの代わりに、キッチンペーパーなどを代用してもいいですね。
コストコのキッチンペーパーは分厚くて、破れにくいのでおすすめですよ。
ちなみに、私は街角でもらったポケットティッシュや使いふるした歯ブラシなどを活用して、そうじ道具にも、できるだけお金をかけないようにしています。
家に代用できそうなものがあれば、そちらをつかってくださいね。
お風呂の排水口そうじのやり方・手順
お風呂の排水口のそうじの手順は次の通りです。
- ティッシュでゴミや汚れを拭き取る
- お風呂用洗剤をつかって、スポンジで汚れを落とす
- 排水用皿の穴の部分など、細かい部分を歯ブラシでそうじする
- 必要であれば、カビキラーやパイプユニッシュなどをつかう
- そうじ終了
では、つづいてお風呂の排水口そうじの流れを写真付きで説明していきますね。
▼まずは、排水口のゴミや汚れ(今回は赤い糸を使用)をティッシュペーパーで拭き取りましょう。
水回りのそうじのときは、ウェットティッシュよりも水気のないティッシュペーパーをつかった方がゴミや汚れが拭き取りやすいですよ。
▼そのままティッシュをつかって、排水用皿の周りにあるゴミや汚れも一緒にとります。
汚れを拭き取るのは軽くでオッケー。
なかなか落ちないものは、洗剤をつかって落としていきましょう。
▼つづいて、ルックなどのお風呂用洗剤を使用して、ティッシュで落ちきらなかった汚れをそうじしていきます。
▼スプレーをしたら、スポンジをつかって、ゴシゴシそうじしてください。
▼排水用皿の細かい穴の部分のそうじは、いらなくなった歯ブラシを使うのがおすすめ。
歯ブラシの先に溜まった汚れは、ティッシュで拭き取るといいですよ。
▼最後にシャワーでさっと流せば、おそうじ完了です!
赤カビ・黒カビが取れない場合はカビキラーを使いましょう
今回そうじした排水口には、赤カビ・黒カビはありませんでしたが、排水口のそうじを1ヶ月以上放置していれば、カビが発生していることもあります。
赤カビはティッシュで拭き取ったり、スポンジでこすったりすれば、比較的取れやすいものですが、黒カビはなかなか取れません……。
そんなときは、カビキラーなどの塩素系漂白剤を使用するのがおすすめ。
スプレーを吹きかけて、30分ほど置いておけば、すっかりキレイになりますよ。
ただし、カビキラーなどの塩素系漂白剤は匂いが、かなりキツいので注意が必要です。
使用するときには、浴室内に空気がこもってしまわないように、しっかり換気してくださいね。
排水口の詰まりや匂いが気になるならパイプユニシュを使うのがおすすめ
排水口の詰まりや匂いが気になる場合は、パイプユニッシュなどの排水口・配水管クリーナーを使ってみましょう。
こちらもカビキラーと使い方は同じで、排水口に必要な目盛り分の液体をかけ、数分~30分ほど放置します。
そのあと、水で一気に洗い流せば、排水口の詰まりや匂いが解消されますよ。
ちなみに、このとき熱湯を使うと有害なガスが発生するおそれがあるので、絶対に水で流すようにしてくださいね。
お風呂の排水口をキレイに保つコツ
一度キレイにした排水口は、そのままの状態を保ちたいものですよね。
お風呂の排水口をキレイに保つためには、やっぱり小まめにそうじするのが一番です。
お風呂に入ったあとなどに、ティッシュペーパーで排水口の受け皿に溜まっている髪や汚れを拭き取っていれば、排水口に赤カビが発生することもありません。
「ゴミや汚れに触りたくない」という場合は、ビニール袋やビニール手袋をつかえば、手が汚れる心配もないですよ。
ちなみに、私は毎日そうじするのは面倒だと思ったので、火曜日と金曜日に脱衣所にあるゴミ箱のゴミを回収するときに、お風呂の排水口のゴミも拭き取るようにしています。
大がかりなそうじだと面倒に思うかもしれませんが、ティッシュでサッと拭き取ることが習慣になれば、カビが生えたり、ヌメヌメになってそうじが大変になることは、ほとんどありません。
「お風呂の排水口をキレイに保ちたい」と思ったら、ぜひやってみてくださいね。
自分では難しいときはプロに任せるのもおすすめ
「汚すぎて触りたくない」「忙しくてそうじをする時間がない」という場合は、プロの手にお任せしてしまうのも一つです。
私も水回りのそうじは苦手なので、以前家事代行サービス「CaSy」を利用して、自宅の排水口をピカピカにしていただきました。
プロですから手際もよく、自分でするよりもキレイにそうじができる点は、家事代行サービスのいいところです。
いまは、キレイになった排水口を小まめにそうじしているので、手がつけられないほど汚くなることもありません。
もし「どこから、そうじをしたらいいのか、わからない」と困っているのなら、家事代行サービスを利用するのもおすすめですよ。
さいごに
お風呂の排水口は定期的にそうじをしていないと、汚れやカビが溜まり、すぐに汚くなってしまいます。
「そうじをするのは少し嫌だなぁ」と感じてしまう場所かと思いますが、一度キレイにしてしまえば、あとは小まめなそうじでキレイに保てる場所です。
排水口がキレイになれば、どこか気持ちもスッキリするので、「最近そうじをしてない」と思ったら、ぜひ実践してみてくださいね!