厄年(やくどし)って日本人なら気になりますよね。
厄年は日本に昔からある習慣です。
でも、実際に厄年が何歳なのかあやふやではないでしょうか。
しかも、厄年は男性と女性でちがうんですよ。
このページでは、2023年(令和5年)の女性の厄年について、早見表を使ってわかりやすく説明します。
厄年の女性へのおすすめの贈り物なども紹介しますね。

2023年に厄年となる女性の年齢(数え年)と誕生年は以下の通り。
まずは来年、2023年の女性の厄年を早見表で紹介しますね。
数え年 | 誕生年(和暦) | 誕生年(西暦) | |
---|---|---|---|
前厄 | 18 | 平成18年 | 2006年 |
32 | 平成4年 | 1992年 | |
36 | 昭和63年 | 1988年 | |
60 | 昭和39年 | 1964年 | |
本厄 | 19 | 平成17年 | 2005年 |
33 (大厄) | 平成3年 | 1991年 | |
37 | 昭和62年 | 1987年 | |
61 | 昭和38年 | 1963年 | |
後厄 | 20 | 平成16年 | 2004年 |
34 | 平成2年 | 1990年 | |
38 | 昭和61年 | 1986年 | |
62 | 昭和37年 | 1962年 |
厄年とは?
まず、厄年の意味について説明しますよ。
厄年は、「一生の中で特に災厄のおこりやすい年齢」のことです。
女性の場合は19・33・37・61歳の4回厄年があります。
地域差はありますが、多くの場合は厄年の年齢は数え年で計算しますよ。
数え年なので、早生まれかどうかは関係ありません。
さらに、4回の厄年の中でもっとも災厄が起こりやすい厄年が「大厄(おおやく)」です。
また、厄年の前年を「前厄(まえやく)」、次の年を「後厄(あとやく)」と呼びます。
対して、厄年となる年を「本厄(ほんやく)」といいますよ。
本厄と前厄・後厄を合わせた3年間を厄年する考えもあり、この場合は一生のうち3年×4回の合計12年の厄年があることになりますね。
なお厄年の年齢は男女で違います。
男性は、一生のうちに3回の厄年がありますよ。
厄年のときの過ごし方
厄年に結婚や出産はしてもいい
厄年となる年齢は、健康面や仕事面などにおいて、人生の転機となる時期と重なります。
61歳は定年を迎える時期でもありますね。
さらに、女性の場合は30代に2度の厄年があり、前厄と後厄もふくめると30代のうち6年間も厄年となってしまいますね。
30代で結婚する人もいるでしょうし、女性の場合は出産も経験することもあります。
厄年に結婚や出産はしてもいいのか気になりますよね。
実際は、厄年で結婚・出産しても構いません。
厄年は、人生の転機に大きな失敗しないために、ふだんよりも行動を慎重におこなうようにする期間と考えてくださいね。
結婚や出産も人生の大切な転機ですので、無事に結婚や出産ができるように準備を整えましょう。
厄年が気になる人は厄払いを![厄払い祈祷受付案内板]()

厄年が不安で仕方ない場合、神社や寺で厄払いをおこなうのもおすすめです。
厄払いをすることで、厄年でも前向きに生活することができるようになります。
厄払いに行く時期に決まりはありませんが、2月上旬までの早い時期に行く場合が多いですよ。
早めに行ったほうが、前向きな気持ちで過ごせる期間が長くなるからです。
厄年の女性に贈るとよいもの
身近なところに厄年の女性がいる場合、何をしたらよいかわからないですよね。
厄年の女性が身近にいるときは、厄年の女性に贈り物をしてみましょう。
贈り物の定番はお守りですね。
お守り以外にも厄年の女性におすすめの贈り物もありますよ。
厄年の女性への贈り物の主なものは、以下の通りです。
- 長いもの
- 七色のもの
- うろこ柄のもの
長いものは、厄年を無事に過ごして長生きできることを願っています。
七色のものは、仏教の仁王経(におうきょう)の「七難即滅七福即生(しちなんそくめつ しちふくそくしょう)」という一説にちなんだものです。
意味は「七つの災難がなくなって七つの幸福が訪れる」というもの。
また、うろこ柄のものは蛇に由来していて、昔は蛇に邪気を払う力や魔除けの力があると信じられていたためです。
贈り物は、身につけたり、生活でよく使うものが最適ですよ。
そのため、厄年の女性への贈り物は、以下のようなものがおすすめ。
- スカーフ(七色柄)
- スマートフォン・携帯電話のストラップ(七色柄)
- ベルト(うろこ柄)
- 長財布(うろこ柄)
- 真珠のアクセサリー
女性は装飾品などファッション関連のものが好まれるかもしれません。
なお贈る時期に決まりはないですが、早めに贈ったほうが厄年を気持ちよく過ごす期間が多くなるのでよろこばれますよ。
さいごに
厄年になると嫌な気持ちになるかもしれませんね。
でも厄年は、人生の中で大切な期間を乗り切るために先人が考えたアドバイスと考えてみてはいかがでしょうか。
その上で、厄払いや贈り物で気持ちを切り替えて過ごしましょう。