日本には厄年(やくどし)という考え方があります。
厄年の話はよく聞くと思いますが、実際に厄年が何歳なのかわかりますか?
じつは、厄年は男性と女性でちがうんですよ。
このページでは、2020年(令和2年)の男性の厄年について、早見表でわかりやすく説明します。
厄年の男性へ贈るとよいものなども紹介しますね。

2021年版(令和3年) 男性の厄年早見表
まずは、来年2021年の男性の厄年を早見表で紹介しますね。
2021年に厄年となる男性の年齢(数え年)と誕生年は以下の通りです。
数え年 | 誕生年(和暦) | 誕生年(西暦) | |
---|---|---|---|
前厄 | 24 | 平成10年 | 1998年 |
41 | 昭和56年 | 1981年 | |
60 | 昭和37年 | 1962年 | |
本厄 | 25 | 平成9年 | 1997年 |
42 (大厄) | 昭和55年 | 1980年 | |
61 | 昭和36年 | 1961年 | |
後厄 | 26 | 平成8年 | 1996年 |
43 | 昭和54年 | 1979年 | |
62 | 昭和35年 | 1960年 |
2020年版(令和2年) 男性の厄年早見表
次に、2020年の男性の厄年を早見表で紹介しますね。
2020年に厄年となる男性の年齢(数え年)と誕生年は以下の通りです。
数え年 | 誕生年(和暦) | 誕生年(西暦) | |
---|---|---|---|
前厄 | 24 | 平成9年 | 1997年 |
41 | 昭和55年 | 1980年 | |
60 | 昭和36年 | 1961年 | |
本厄 | 25 | 平成8年 | 1996年 |
42 (大厄) | 昭和54年 | 1979年 | |
61 | 昭和35年 | 1960年 | |
後厄 | 26 | 平成7年 | 1995年 |
43 | 昭和53年 | 1978年 | |
62 | 昭和34年 | 1959年 |
厄年とは?
まず、厄年の意味について説明していきますね。
厄年とは、「一生の中で特に災厄のおこりやすい年齢」のことです。
男性の場合は25・42・61歳の3回厄年があります。
ちなみに厄年の年齢ですが、数え年で計算するのが基本です。
そのため、早生まれかどうかなどは関係ないですよ。
3回の厄年のうち、もっとも災厄が起こりやすい厄年を「大厄(おおやく)」といいます。
また、厄年の前年を「前厄(まえやく)」、次の年を「後厄(あとやく)」、厄年となる年を「本厄(ほんやく)」といいますよ。
本厄と前厄・後厄を合わせた3年間を厄年と考えることもあります。
この場合、一生のうち3年×3回の合計9年の厄年があることになりますね。
なお厄年の年齢は男女で違います。
女性の場合、厄年は一生のうちに4回ありますよ。
厄年のときの過ごし方
厄年となる年齢は、人生の転機となる時期と重なります。
そのため、健康面や仕事面などにおいて、ふだんよりも行動を慎重にするほうがいいですね。
厄年は、人生の転機に大きな失敗しないための戒めと心得て生活してみてください。
また、神社や寺で厄払いをおこなうのもおすすめです。

厄払いで気分が前向きになれば、厄年でも気にせず生活できますね。
厄払いに行く時期に決まりはありませんが、2月上旬までの早い時期に行く場合が多いです。
厄年の男性に贈るとよいもの
身近なところに厄年の男性がいる場合、まわりの人は何をしたらよいか気になりませんか。
厄年の男性が身近にいるときは、厄年の男性に贈り物をするのがおすすめです。
定番ではお守りがありますが、それ以外にも厄年の男性に贈るとよいとされるものがあります。
厄年の男性に贈るとよいとされるものは、以下の通りです。
- 長いもの
- 七色のもの
- うろこ柄のもの
長いものは、厄年を無事に過ごして長生きを願うため。
七色のものは、仏教の仁王経(におうきょう)の「七難即滅七福即生(しちなんそくめつ しちふくそくしょう)」という一説にちなんだもので、七つの災難がなくなって七つの幸福が訪れるという意味です。
うろこ柄のものは、蛇をイメージしたものです。
蛇には古くから邪気を払う力があるとされているんですよ。
さらに身につけたり、生活でよく使うもののほうがよろこばれます。
そのため以下のようなものが、厄年の男性への贈り物におすすめです。
- ネクタイ
- マフラー(七色柄)
- スマートフォン・携帯電話のストラップ(七色柄)
- ベルト(うろこ柄)
- 長財布(うろこ柄)
贈る時期に決まりはありません。
しかし早めに贈ったほうが、厄年を気持ちよく過ごす期間が多くなるので、好まれることが多いですよ。
さいごに
厄年は、人生の転機を上手に乗り切るために考えた先人の知恵ではないでしょうか。
自分の厄年を確認して、人生の転機に備えましょうね。
また、身近な厄年の男性に贈り物をして、応援してあげると心強く感じると思います。