FXの移動平均線とは?基本的な使い方や仕組みを徹底解説!

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FXトレードを始めるにあたり、最初に使うことになるのが移動平均線です。

値動きを予測するテクニカル指標は実にさまざまですが、移動平均線はその中でも基本中の基本となる分析手法ですので、一度は聞いたことがあると思います。

しかし、FXの初心者だといまいち使い方がわからなかったり、そもそも何の線なのかがわからなかったりするものですよね。

そこでこのページでは、移動平均線の仕組みや具体的な使い方について紹介していきます。

移動平均線はパターンを覚えてしまえば誰でも簡単に使うことができますし、勝率アップに繋がる可能性もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

FXの移動平均線とは?

テクニカル指標の基本となる移動平均線

移動平均線(MA=Moving Average)は、一定期間の平均価格を線で結んだものをいいます。

例えば、一定期間を20日とした場合、20日分の平均価格を結んだ線が移動平均線となり、価格を示すロウソク足と重ねて表示するのが一般的です。

一定期間の日数は好きな数字に設定することができますが、日数が大きいほど長期的な動きを捉えることができます。

とはいえ、初心者の場合は何日で設定するのが良いかわからないと思いますので、最初は一般的に良く使われている日数を設定するのがおすすめです。

◆チャートを日足で見る場合◆
5日、10日、25日、30日、75日、80日、150日、160日、200日など
◆チャートを週足で見る場合◆
12週、16週など

また、移動平均線は1本ではなく複数本表示して使うのが基本で、最低でも短期間と長期間を組み合わせた2本は必要。

これも良く使われている組み合わせがありますので、参考にしてみてください。

◆おすすめの組み合わせ日数◆
5日と15日、13日と26日、21日と45日など

移動平均線は値動きのトレンドを読み取れる

FXのテクニカル指標はさまざまな種類がありますが、値動きが上昇傾向なのか、それとも下降傾向なのかといった、トレンドの確認ができるのが移動平均線なのです。

トレンドの有無がわかる

FX取引では、価格が長期的に上昇している状態を上昇トレンド、逆に長期的に下落している状態を下降トレンドと呼びます。

基本的に、値動きのトレンドロウソク足と移動平均線の位置関係によって判断することが可能です。

  • ロウソク足が移動平均線よりも上にある場合=上昇トレンド
  • ロウソク足が移動平均線よりも下にある場合=下降トレンド

トレンドの勢いがわかる

移動平均線は、トレンドの有無を判断できるほか、とのトレンドの勢いも見ることができます。

トレンドに勢いがある場合は、新しいトレンドが生まれる可能性が非常に高くなりますので、絶好のタイミングがはかれることになるのです。

移動平均線には3つの種類がある

移動平均線には3つの種類があり、一般的に呼ばれている「移動平均線」は正確には単純移動平均線といいます。

どれも過去の平均価格を表す線にはなりますが、実は直近の価格に対する比重が違うのです。

慣れてくれば、これらの移動平均線を使い分けた分析もできますので、覚えておくと便利ですよ。

単純移動平均線(SMA)

単純移動平均線(Simple Moving Average)は、いわゆる移動平均線と呼ばれているもので、一定期間の直近終値を平均化し、それを結んだ線のことをいいます。

直近価格に対する比重は3種類の中で最も小さく、その計算方法も実にシンプルなのが特徴です。

例えば、直近5日間の各価格が「1円、2円、3円、4円、5円」だったとしましょう。

単純移動平均線の場合は、これらの価格を単純に平均化するだけですので

( 1円 + 2円 +  3円 + 4円 + 5円 ) ÷ 5日間 = 3円

という計算になります。

加重移動平均線(WMA)

加重移動平均線(Weight Moving Average)とは、遠い日付の価格を軽減して平均化した線のことで、単純移動平均線よりも直近価格を重視しています。

例えば、直近5日間の各価格がまた「1円、2円、3円、4円、5円」だったとしましょう。

加重移動平均線では遠い日付の価格を軽減して計算しますから、日付の遠い順に点数をつけて計算します。

すると

( 1円×1点 + 2円×2点 +  3円×3点 + 4円×4点 + 5円×5点 ) ÷ ( 1点 + 2点 + 3点 + 4点 + 5点 ) = 約3.67円

になり、直近価格が重視されていることがわかりますよね。

指数平滑移動平均線(EMA)

指数平滑移動平均線(Exponential Moving Average)は、3つの中で最も直近価格を重視している指標。

他の2つが一定期間の計算だったのに対し、指数平滑移動平均線は全期間の価格が計算対象となります。

計算式もかなり複雑になりますので、ここでは割愛しますね。

トレンドや値動きの転換に対する反応がいちばん速いのが特徴ですが、その分だましも多くなるので注意が必要です。

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移動平均線を利用した基本手法

移動平均線を使ったトレード手法は主に2つ。

どちらもサインが明確ですので、初心者でも十分使いこなすことができますよ!

ゴールデンクロスとデッドクロス

ゴールデンクロスとは、短期間で設定した移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ突き抜けたときのことで、これから価格が高騰することを教えています。

つまり、買いどきということ。

Goldencross

*赤い線=21日/青い線=45日

逆に、短期間で設定した移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ突き抜けたときをデッドクロスといい、価格が下落するというサインになります。

そのため、このタイミングでは売り注文を出すのがおすすめです。

deadcross

*赤い線=21日/青い線=45日

  • ゴールデンクロス=短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ突き抜けたとき
  • デッドクロス=短期の移動平均線が長期の移動平均線を上からしたへ突き抜けたとき

ただし、ゴールデンクロスが起こった後すぐにデッドクロスが起きて下落する…などの事象も多く、サインを鵜呑みにして損してしまう人も少なくありません。

こういったサインはあくまでも参考なので、イレギュラーが多いこともしっかりと認識しておきましょう。

グランビルの法則

グランビルの法則は、移動平均線とロウソク足の動きから値動きを予測するという手法になります。

アメリカの投資家ジョセフ・E・グランビル氏によって考案されたことから「グランビル」という名前がつけられているんですね。

1960年頃に考案されてから現在まで使われ続けており、値動き予測の基本ともいえるでしょう。

値動きを予測するパターンは全部で8つあり、買いシグナルと売りシグナルでそれぞれ4パターンがあります。

◆買いシグナル◆

  • ローソク足が移動平均線を下から上へ突き抜けたとき
  • ローソク足が移動平均線を上から下へ通過し、その後すぐに反転して移動平均線を下から上へ突き抜いたとき
  • ローソク足が移動平均線付近で上から反発し、再び上昇したとき
  • ローソク足が移動平均線より下へ大きく離れたとき

◆売りシグナル◆

  • ローソク足が移動平均線を上から下へ突き抜けたとき
  • ローソク足が移動平均線を下から上へ通過し、その後すぐに反転して移動平均線を上から下へ突き抜いたとき
  • ローソク足が移動平均線付近で下から反発し、再び下落したとき
  • ローソク足が移動平均線より上へ大きく離れたとき
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移動平均線の設定方法

移動平均線はテクニカル指標の基本となるだけに、どこのFX業者でも標準搭載されているものです。

取引画面は業者によって違いますが、基本的な設定方法は同じになりますので、ここでは基本的な移動平均線の設定方法を紹介しますね。

*画像はスマホアプリのMT4になります。

取引画面を表示する

まずは自分のアカウントにログインし、FX取引画面を表示させましょう。

取引画面のどこかにテクニカル指標(インディケーター)を設定するボタンがあるはずなので、そこをクリックして設定を始めます。

MT4-Screen

移動平均線(MA)を選択する

MT4の場合はロウソク足が表示されているメイン画面か、その下のサブ画面どちらに移動平均線を表示させるかが選べます。

ここでは、ロウソク足と重ねて表示をするためにメインウィンドウを選択。

MovingAverage-setting

すると、標準搭載されているテクニカル指標が一覧で表示されるので、その中から移動平均線を選択しましょう。

MovingAverage-setting1

日数を設定する

移動平均線を選択したら、今度は平均価格を計算する日数を設定していきます。

今回は21日移動平均線をつくりたいので、Periodの部分に21を入力。

*MT4では、Periodという部分が日数になります。

MovingAverage-setting2

また、2本の移動平均線を識別しやすくするために、色も設定しておくと良いですよ。

MovingAverage-setting3

これで1本目となる21日移動平均線ができました。

MovingAverage-setting4

2本目の移動平均線を設定する

今度は2本目となる45日移動平均線をつくります。

1本目と同じ要領で移動平均線を選択し、Periodの部分に45を入力。

MovingAverage-setting5

そして、1本目の線は赤で設定したので、2本目は青で設定をします。

MovingAverage-setting6

これで2本目の45日移動平均線も完成です!

MovingAverage-setting7

さいごに:移動平均線を設定してさっそく活用してみよう!

FXのテクニカル指標には高度なものも多く、基礎的な手法となる移動平均線はどうしてもそっちのけにされがちです。

しかし、移動平均線は基本中の基本となりますから、移動平均線を使えない状態で高度な指標を使いこなすのは至難の技だといえます。

また、基礎的な手法とはいえトレンドの有無や勢いが確認でき、勝率アップに大きく貢献できるといっても過言ではありません。

そのため、ぜひこの機会に移動平均線をマスターし、トレンドを掴んだ取引を目指してみましょう!

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この記事を書いた人

千葉県在住のWebライター。普段はヨガやジョギングでメンタルを整えています!ヨガについての執筆も行なっていますが、メインとしているのは仮想通貨などの金融系や人工知能(AI)関連です。ここでは、自ら運用を行なっているFXについてわかりやすく紹介していけらたと思っています!

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