Dropboxの登録方法や使い方・共有する方法・料金プランを6年使った経験から徹底解説

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仕事柄パソコンを使って作業する時間が長く、Dropbox(ドロップボックス)のお世話になっているフリーライターなつみとです!

パソコンやスマホの容量って気になりますよね。

写真や動画はすぐスマホの容量を圧迫してしまいますし、パソコンだってどんどんファイルが増えていけばいずれ容量が足りなくなります。

そこで必須となるのが、Dropboxなどのオンラインストレージサービスです。

オンラインストレージとは、インターネット上にデータを保存できるサービスのこと。

スマホやパソコンの容量を気にせずにさまざまなデータを保存できるほか、多くのメリットがあるんですよ。

このページでは、そんなオンラインストレージの一種Dropboxについて紹介します。
Dropboxの使い方や使いこなすコツなどについて、わたし自身が6年間使ってきた感想も交えて解説しますよ!

Dropboxの登録方法や使い方を徹底解説

Dropboxとは?Dropboxでできることまとめ

Dropboxはオンラインストレージの一種で、インターネット上にデータを保存することで、こんなメリットがありますよ。

  • スマホやパソコンの容量を気にしなくてもいい
  • パソコンとスマホで同じデータを見られるようになる
  • ほかの人にデータを共有することもできる
  • データのバックアップにもなる

スマホで作成した動画も、Dropboxに入れてパソコンからDropboxを開けば、パソコンでも同じ動画を見たり、編集したりできます。

また、そのデータをほかの人に共有することもできます。
その人がその動画を編集して保存してくれたら、こちらのデータも更新されて、編集済の動画を確認することもできますよ。

そして、バックアップになるというメリットもあります。

たとえばパソコンの中だけにデータを入れていた場合、パソコンが壊れたり誤って削除してしまったりすると、どうしようもありません。

Dropboxなどのオンラインストレージを使っていれば、万が一パソコン上で大事なファイルを消してしまっても、Dropboxから復元することができますよ。

ここからは、Dropboxの登録方法と使い方について紹介しますね!

Dropboxの無料登録方法と料金プランの種類

Dropboxは無料で登録できます。
無料プランのほか2種類の有料プランがありますよ。

あとから有料プランに切り替えるのはいつでもできるので、とりあえずは無料プランでいいと思いますよ。

以下は、Dropboxのプラン比較表です。
※価格はすべて税込みです。

BasicPlusProfessional
利用料金無料月額1,500円
年払14,400円(1か月あたり1,200円)
月額2,400円
年払24,000円(1か月あたり2,000円)
容量2GB1TB(1,024GB)2TB(2,048GB)
スマートシンク×
全文検索××
モバイルオフラインフォルダ×
共有リンクの管理機能××
Showcase××
デバイスデータの遠隔削除×
ファイルの復元とバージョン履歴30日間30日間120日間
優先チャットサポート××
優先メールサポート×

無料プランの場合は2GBしかないので扱うデータ量が多い人やたくさんの写真・動画を保存したい人には物足りないと思いますが・・・。

有料プランは安いほうでも1か月あたり1,500円かかるのが少し高く感じますが、わたしは1,500円のPlusプランにしています。
年払いにしているので1か月あたり1,200円で使っていますが。

Dropboxはスマホでもパソコンでも使える

Dropboxはスマホでもパソコンでも使えます。

スマホから使う場合、SafariやChromeといったブラウザからDropboxのサイトを開く方法もありますが、アプリを使うほうがいいでしょう。

アプリ自体はさほど容量をとらないので、ぜひアプリをインストールして使ってください。

参考:iOSのアプリはこちら
参考:Androidアプリはこちら

パソコンから使う場合も、EdgeやIE(インターネットエクスプローラー)などのブラウザからアクセスする方法と、デスクトップアプリをインストールして使う方法があります。

パソコンの場合も、デスクトップアプリをインストールするのがオススメですよ。

ただ、デスクトップアプリの場合はパソコンの容量を使うことになるため、パソコンの容量を使いたくない方はブラウザから使用してください。

※使い勝手を考えればデスクトップアプリのほうが便利ですし、後述する「選択型同期」を使えばパソコンの使用容量は最低限に抑えられます。

Dropboxの無料登録手順

ここからは、Dropboxの登録手順をみていきましょう。

Dropboxを使うには会員登録(アカウント作成)が必要ですが、Googleアカウントを使うこともできますよ。

Googleアカウントを使わず、新規のアカウントを作成する場合は、以下の手順で登録してうださいね。

▼まずはDropboxのサイトを開きます。

Dropboxのサイトトップページ

▼「登録する(無料)」を押すと以下の画面が開きますよ。

Dropboxの登録画面

姓・名・メールアドレス・パスワードを入力しましょう。

画面を下に進みます。
▼「Dropbox利用規約に同意します」のところにチェックを入れて、「登録する」を押します。

Dropboxの登録画面2

※Googleアカウントで登録する人は、「Googleでログイン」を押してください。

アカウントの作成はこれで完了です!

Dropboxの基本的な使い方

ここからは、Dropboxの使い方を紹介しますね。
Dropboxの使い方は、全然難しくありません!

データを保存したり移動させたりするのは、普段スマホやパソコンでおこなっているやり方と似たようなものです。

とはいえ戸惑う部分もあるかもしれないので、データの保存・名前の変更・データの移動方法について紹介しておきますね。

Dropboxスマホアプリの使い方

まず、Dropboxのスマホアプリを開きます。

▼下部中央の「作成」を押しましょう。

Dropboxアプリのファイル一覧画面

▼すると以下のメニューが出てきますよ。

Dropboxアプリのメニュー

「ドキュメントをスキャン」は、お手紙やホワイトボードなど、文字が書かれたものをその場で撮影してPDFファイルとして保存できます。

「写真の撮影」を選択するとカメラの画面に切り替わり、その場で撮影した写真をそのままDropboxに保存できます。

「写真をアップロード」は、スマホで撮影した写真を選択して保存できます。

「ファイルを作成/アップロード」は「Microsoft Word」「テキストファイル」「ファイルをアップロード」を選んでデータを保存できます。

「フォルダを作成」は、Dropbox内に新規フォルダを作成できます。

わたしが一番よく使うのは「写真をアップロード」。
▼スマホの写真一覧が出てくるので、追加したい写真を選択しましょう。

Dropboxの写真選択画面

▼追加するファイルを選んだら、アップロード先を選んで「アップロード」を押します。
※ファイル名を変更してからアップロードすることもできますよ。

Dropboxアプリで写真をアップロード

▼また、名前の変更をしたい場合は、変更したいファイルを表示させた状態で右上の「…」を押します。

Dropboxアプリでファイルを表示させたところ

▼出てくるメニューの下のほうへいくと「名前を変更」というメニューがあるので、それを選べば、名前の変更ができますよ。

Dropboxアプリでファイル名を変更

そのさらに下を見ると「移動」というメニューもあります。
▼移動を選べば、指定したフォルダにファイルを移動させることができますよ。

Dropboxアプリでファイルを移動

Dropboxパソコンのアプリの使い方

パソコンのデスクトップアプリの使い方は、パソコンを使っている人にはとても簡単ですよ。

▼パソコン版Dropboxをインストールすると、デスクトップにショートカットが作成されると思います。

Dropboxデスクトップアプリのショートカット

ここからDropboxを開けますよ。

▼また、エクスプローラーを開けばその中に「Dropbox」という項目も出てくるので、そこからアクセスすることもできます。

Dropboxのデスクトップアプリ

パソコンで作成したファイルをDropboxに保存したいときには、保存するときにDropboxを選んで保存してください。

また普段パソコンでファイルの場所を移動させるのと同じ感覚で「ドラッグアンドドロップ」や「コピー&ペースト」で移動させることもできます。

普段使っているフォルダの中にDropboxというフォルダが増えるだけですし、Dropboxのフォルダ内にさらにいろんなフォルダを作成できますよ。

Dropboxブラウザ(スマホ・PC両方)の使い方

Dropboxのアプリを使わなくても、ブラウザからDropboxを使うことができます。

▼Dropboxのサイトにアクセス、ログインすればDropboxの自分の画面に入れますよ。

Dropboxのパソコン版サイト

▼ファイル一覧の右側「…」を押すと「ダウンロード」「名前を変更」「移動」などのメニューが出てきます。

Dropboxパソコン版サイトのメニュー

ただしスマホブラウザからは、Dropboxに新規で画像などをアップロードすることはできないようです。

パソコンのブラウザからであれば、画像などを保存するのも簡単です。
▼「アップロード」を押すとエクスプローラーが開くので、Dropboxに追加したいファイルを選びましょう。

Dropboxパソコン版サイトからファイルをアップロード

Dropboxでファイルをほかの人に送る・共有する方法

Dropboxは、画像や文書の保存ができるだけでなく、それをほかの人に送る・共有することもできます。

送りたいファイルのデータ量が多いと、メールに添付できなかったりするんですよね・・・。

でもDropboxなら、誰かに送りたいファイルは「共有」という形で送ることができるんです!

Dropboxを使っている人に共有する場合は、相手のメールアドレスや名前を指定して共有することができます。

Dropboxを使っていない人に共有することもできますよ。
「リンク共有」を選べば、共有用のURLが発行されますので、それをコピーして、共有したい人に送りましょう。

スマホアプリから共有する方法

▼スマホアプリからだと、まず共有したいファイルやフォルダの右のメニューを表示させます。

Dropboxアプリでファイルを共有

Dropboxを使っている相手で、メールアドレスや氏名がわかる場合は「共有」、Dropboxを使っていない人もしくは使っているかわからない人に対しては「リンクを」を選びましょう。

▼リンク共有の場合は以下のような共有画面が表示されるので、共有方法を選んでくださいね。

Dropboxアプリでファイルを共有2

パソコンから共有する方法

▼パソコンのデスクトップアプリの場合は、右クリックでメニューを表示させましょう。

Dropboxデスクトップアプリから共有

▼「共有」を選ぶと、メールアドレス等を入力するか、リンク共有かを選べるようになっていますよ。

Dropboxデスクトップアプリから共有2

リンク共有の場合はリンクを作成してコピーし、共有したい相手にそのURLをメール等で送信してくださいね。

スマホの写真を自動でDropboxに保存するには?

スマホにDropboxアプリを入れると、スマホで撮影した写真や動画を自動でバックアップすることもできます。

撮影した写真や動画が自動でDropboxに保存されるので、スマホに保存されているデータを消してしまっても問題ありません。

設定は、スマホアプリからおこないます。
▼右下の「アカウント」を押し、下のほうにある「カメラアップロード」を選びましょう。

Dropboxアプリのカメラアップロード設定

▼「カメラアップロード」をオンにしておくと、スマホの写真がDropboxに保存されるようになります。

Dropboxアプリのカメラアップロード設定2

動画もすべてDropboxにバックアップしておきたい人は、下の「動画をアップロード」もオンにしてください。

「携帯ネットワークを使用」はオフにしておくことをオススメします。
オフにしておけば、Wi-Fiに繋がっているときだけアップロードがおこなわれますよ。

なお、下の「バックグラウンドでのアップロード」をオンにしておくと撮影した写真がすぐDropboxに保存されます。

オフにしている場合は、Dropboxのアプリを起動したときに保存が開始される設定になりますよ。

パソコンの容量を節約したいなら「選択型同期」がオススメ

パソコンのデスクトップアプリでDropboxを使う場合、そのデータはDropboxとパソコン内の両方に保存されていることになります。

でも、わたしのようにDropboxに大量のデータを保存している場合、パソコン自体の容量をオーバーしてしまうんですよね・・・。

そこでオススメなのが「選択型同期」です。

Dropboxは、パソコンと同期(連動)させるデータを選ぶことができるんですよ。

保存はしておきたいけど普段は使わないからパソコンの中からは消しておきたい、といったデータは、同期を外しておけばクラウド上のみに保存され、パソコンからは削除されます。

やり方は以下のとおりです。

まず、タスクバーにあるDropboxのアイコンをクリックしてください。
▼すると以下のような画面が出るので、右側の歯車マークを押し、「基本設定」に進みます。

Dropboxの選択型同期1

▼Dropboxの基本設定画面が表示されるので、一番右の「同期」をクリック。

Dropboxの選択型同期2

▼同期設定画面の「選択型同期」をクリックしましょう。

Dropboxの選択型同期3

▼以下のようにDropboxに保存されているファイルが表示されるので、同期を外したいものを選んでチェックを外していき、最後に「更新」をクリックしましょう。

Dropboxの選択型同期4

なお、スマホアプリの場合は、オフライン設定を自分でしない限りは問題ありません。
ネットに接続しているときにその都度必要なファイルを表示させるような仕組みになっているので、スマホの容量はほとんど使わないんです。

また、スマホにしろパソコンにしろ、ブラウザから使用する分には、本体の容量には影響ありませんよ。

さいごに

Dropboxは、あらゆるファイルを保存することができます。

Dropboxに保存したデータは、たとえば「パソコンから保存したデータをスマホから確認する」など複数の機械から同じデータを扱うことができるのが魅力ですね。

また、スマホやパソコンの容量を節約したり、ほかの人に写真などのデータを共有したりもできるメリットがありますよ。

個人的には、ほかの人とデータを共有する機能がとても便利だと思っているので、まだ使っていなかったのであれば、この機会に使っていただけたらうれしいです!

参考:Dropboxを使ってみるにはこちらから

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

節約はするけど好きなことにお金を使うのが大好きなWebライター・webライティング講師。節約に関する知識が豊富な反面、必要なものにはどんどんお金を使っていく性格のため「メリハリあるお金の使い方」を発信していきます!

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