神社へ参拝する手順・手と口の清め方・拝み方や作法のまとめ

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お正月の初詣七五三参り、赤ちゃんの百日参りなど、日本で暮らしていると神社に参ることが多いですよね。

神社はいつからか分からないくらい古い時代から日本に存在していて、日本人の生活に長いあいだ根付いているんですよ。

最近はパワースポットとして注目されて、観光でも訪れる人が増加しました。

そんな身近な存在の神社ですが、拝む手順やお参りするときの作法はどうするのが正しいのか気になりますよね。

神社は神様を祭るところですから、ちゃんとした手順・作法で参拝したいところ。

そこで、このページでは神社に参拝する手順や作法について解説しますね。

神社の参拝手順

神社に参るとき

参道口の鳥居の前で一礼する

神社の主要な建物を「社殿(しゃでん)」といいます。

そして、社殿へ向かう道を「参道(さんどう)」といい、参道の入口、つまり神社の入口のことを「参道口(さんどうぐち)」と呼びますよ。

多くの神社では、参道口に鳥居が建てられています。

まずは、参道口の鳥居の前で立ち止まってください。

鳥居に向かってゆっくりと一回お辞儀をしましょう。

▼お辞儀の角度は90度くらいに曲げて、深く頭を下げます。

神社の参拝方法 - 参道口で一礼

このときのお辞儀は、家にお邪魔するときのように、神社に対して「お邪魔します」とあいさつする意味があるんですよ。

なお、参道口に鳥居がない神社の場合は、参道口から参道の奥の方に向かってお辞儀してくださいね。

参道を歩くときは中央を通らない

参道口でお辞儀をしたら、鳥居をくぐって参道を歩きます。

▼参道を通行するとき、参道の中央を通らないようにしましょう。

神社の参拝方法 - 参道は中央を避けて通行

道の真ん中は神様が通るための場所だからです。

参道の左側と右側のどちらを通行すればいいかは決まっていません。

しかし、多くの神社では、拝む前に手や口を清める手水舎(ちょうずや、てみずや)という場所が、参道の左にあります。

このことから、参道の左側通るのが無難です。

なお、参道の右側に手水舎がある神社もありますが、中央を通らなければどちらでも構いません。

ただし、初詣のときなど参拝客が多い場合は、人の流れの通りに参道を通るようにしましょう。

手や口を清めるとき

神社では、拝む前に手や口を水で清めます。

手や口を水で清めることを手水(ちょうず)といいますよ。

▼手や口を清める場所を「手水舎(ちょうずや、てみずや)」といい、水が鉢の中にためてあります。

神社の参拝方法 - 手水舎

水をためた鉢を「手水鉢(ちょうずはち、てみずはち)」と呼びますよ。

▼屋根がなく、手水鉢だけが設置されている場合もありますよ。

神社の参拝方法 - 屋根の無い手水鉢

多くの神社では社殿の前に手水舎・手水鉢が設けられています。

また、神社によっては、参道口に手水舎や手水鉢があることも。

▼手水舎には専用の柄杓(ひしゃく)が置いてあります。

神社の参拝方法 - 手水鉢

この柄杓を使って、手水鉢にたまっている水をくんで手や口を清めるんですよ。

▼手水鉢に水道があったり、竜の置物があって口から水が出ていたりすることもあります。

神社の参拝方法 - 手水舎の竜型蛇口

なお、手水舎・手水鉢がない神社もあります。

このばあいは、手や口を清めるのは省略しますよ。

伊勢神宮の内宮(ないくう)は、手水舎はありませんが、そばを流れる五十鈴川(いすずがわ)で手や口を清めることになっています。

手や口を清める手順・作法

手や口を清める順序ですが、以下の通りです。

  1. 左手を清める
  2. 右手を清める
  3. 口を清める
  4. もう一度左手を清める
  5. 柄杓の柄を清める

それでは、清める順に説明していきますね。

▼まず、柄杓を右手で持って、水をくみます。

神社の参拝方法 - 右手で水をくむ

▼そして、柄杓の水を左手にかけて、左手を清めます。

神社の参拝方法 - 左手に水をかける

▼つぎに、柄杓を左手に持ち替えて、水をくみます。

神社の参拝方法 - 左手で水をくむ

▼くんだ水を右手にかけて、右手を清めます。

神社の参拝方法 - 右手に水をかける

▼ふたたび柄杓を右手に持ち替えて、水をくみます。

神社の参拝方法 - 右手で水をくむ

▼そして、左手の掌をそろえて、くんだ水を左掌にためます。

神社の参拝方法 - 左手に水をためる

▼さらに、左掌にためた水を口に含みます

神社の参拝方法 - 左手で水を口に含む

水を口に入れたら、すぐに頭をかがめて、手水鉢の手前の地面や砂利に口の中の水をゆっくりとはき出してください。

このときに左手で口を隠すようにするといいですよ。

水の量が多いと難しいので、水をくむときの量を少なめにしましょう。

なお、柄杓で直接水を口に含むことはしないでくださいね。

作法が悪いだけでなく、衛生面でも問題があるためです。

また、衛生面が気になるようでしたら、実際に水を口に含まないで、口を清める格好だけでも大丈夫です。

▼口を清めたら、そのまま右手で水をくんでください。

神社の参拝方法 - 右手で水をくむ

▼もう一度左手に水をかけて、左手を清めます。

神社の参拝方法 - 再度左手に水をかける

左手を口に付けたため、もう一度左手を清めました。

▼最後に、ふたたび右手で水をくみます。

神社の参拝方法 - 再度右手で水をくむ

▼柄杓の柄を下にするようにして、柄杓を縦向きにしてください。

神社の参拝方法 - 柄杓の柄を清める

柄杓に貯まった水が柄杓の柄を伝って流れ落ちることで、柄杓の柄が清められます。

2回目に左手を清めたときに水を少し残しておいて、その水で柄杓の柄を清めてもOKです。

以上で、手と口を清めることができましたよ。

なお、柄杓がない神社の場合は、柄杓の代わりに片手の掌を使って水をくんでくださいね。

手水舎が管理されていない神社では手や口を清める格好だけでもよい

小さな神社や集落の氏神などでは、手水舎・手水鉢が管理されていないところも多いです。

管理されていない手水舎や手水鉢の場合、衛生面が心配ですよね。

衛生面が心配な場合は、実際に水を手や口につけずに、手や口を清める動作だけにしましょう。

また、きれいな水を水筒やペットボトルに入れて持参して、その水で手や口を清めても構いませんよ。

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神社で拝むときの流れ

手水舎で手や口を清めたら、いよいよ神様の前で拝みますよ。

多くの神社では、境内の中枢に「本殿(ほんでん)」という神様を祭っている建物があります。

▼本殿は神社のメインとなる建物ですよ。

神社の参拝方法 - 本殿

▼本殿のすぐ前側に連なるようにして「拝殿(はいでん)」という神様を拝むための建物があります。

神社の参拝方法 - 拝殿

拝殿の中に入って拝むのは、祈祷を行うときなど特別なときだけです。

一般的な参拝の場合は、拝殿の前に立って拝みますよ。

拝殿で拝む手順は、以下の通り。

  1. 拝殿の前で一礼する
  2. 拝殿に近づく
  3. 賽銭箱にお賽銭を入れる
  4. 鈴を鳴らす
  5. 二礼・二拍手・一礼する
  6. 拝殿から離れる
  7. 拝殿前で一礼する

拝殿で拝むときの手順・作法

ここからは、拝殿の前で拝むときの手順と作法について書いていきますね。

▼まず拝殿の正面に立ち、拝殿に向かってお辞儀をします。

神社の参拝方法 - 拝殿の前で一礼

参道口のときと同じように、90度くらいの角度で深くお辞儀をしましょう。

拝殿前でのお辞儀は、神様へのあいさつです。

また、参道は中央を通らないようにしましたが、拝むときは神様と対面するために、真ん中の位置に立ちますよ。

つぎに、お辞儀をしたら拝殿に近づきます。

▼拝殿の前には賽銭箱と鈴が置かれていることが多いです。

神社の参拝方法 - 拝殿の賽銭箱

▼鈴は天井に吊され、そこから縄が下ろされていて、これを降ることで鈴の音が鳴りますよ。

神社の参拝方法 - 拝殿の鈴

ここからは拝殿で拝む手順です。

▼まず、賽銭箱にお賽銭を入れましょう。

神社の参拝方法 - 賽銭を入れる

お賽銭はいくらでも構いません。

▼つぎに、鈴につながる縄を持ち、縄を揺らして鈴を鳴らします。

神社の参拝方法 - 鈴を鳴らす

鈴を鳴らす回数ですが、2〜3回でOKです。

なお、鈴を鳴らすのは、神様の力を呼び起こすためといわれています。

鈴を鳴らしたら、いよいよ神様を拝みますよ。

鈴を鳴らしたら、拝殿に向かって直立して、姿勢を整えてください。

▼まず、ゆっくりと2回お辞儀をします。

神社の参拝方法 - 二礼

このときも、お辞儀の角度は90度くらいですよ。

▼つづいて、顔や胸の前あたりでゆっくりと2回拍手をします。

神社の参拝方法 - 二拍手 神社の参拝方法 - 二拍手

なお、拍手することを「柏手(かしわで)」ともいいますよ。

▼最後に、もう1回ゆっくりとお辞儀をしましょう。

神社の参拝方法 - 一礼

なお、神様を拝むときの二回のお辞儀、二回の拍手、一回のお辞儀という一連の動きを「二礼 二拍手 一礼」といいます。

二礼 二拍手 一礼の拝む手順は、拝殿に説明書きが貼られていることもありますよ。

また、願いを込めるタイミングですが、二礼 二拍手 一礼のうちのどのタイミングで願いを込めても構いません。

ただし、神社によっては願いを込めるタイミングを指示されているところもあります。

願いを込めるタイミングが決まっている神社の場合は、拝殿に拝み方が書かれているので、拝む前に拝殿を確認してみましょう。

▼拝み終わったら、拝殿から離れて、もう一度拝殿前に立って一礼してくださいね。

神社の参拝方法 - 拝殿の前で一礼

以上が、拝殿で神様を拝む手順・作法です。

神社によっては、賽銭箱や鈴がないこともあります。

その場合は、お賽銭を入れたり、鈴を鳴らしたりする動作は省略してくださいね。

神社によっては「二礼 二拍手 一礼」ではないところもある

多くの神社では、神様を拝むときは二礼 二拍手 一礼ですが、一部の神社では二礼 二拍手 一礼ではない場合があります。

たとえば、出雲大社では「二礼 四拍手 一礼」。

拝み方が異なる神社の場合、拝殿に拝み方が掲示されているので、拝む前に確認してくださいね。

お守りやお札、おみくじ、御朱印などは拝んだ後に

神社のおみくじを引く場所

神社に参拝すると、お守りやお札が気になりますよね。
また、おみくじを引くのも楽しみのひとつです。

御朱印(ごしゅいん)をもらうこともあるのではないでしょうか。

しかし、お守りやお札、おみくじ、御朱印などをいただくのは、神様に拝んだ後からにしましょう。

神社に参拝したら、最初に拝殿で拝んで神様に対してあいさつするのが作法です。

「買う」「支払う」「値段」「価格」などの言葉は使わない

神社では「買う」「支払う」「値段」「価格」などの言葉は使わないようにしましょう。

「買う」「売る」「支払う」「値段」「価格」などの言葉は、商売や事業に関連する言葉です。

神社は神様をお祭りしている場所なので、商売や事業の用語は使いません。

代わりに以下のようにいいます。

  • 買う → いただく、もらう、授かる、受け取る
  • 売る → 授ける、渡す
  • 支払う → 納める、渡す
  • 値段・価格 → 初穂料(はつほりょう)

なお初穂料ですが、祈祷(きとう)のときは祈祷料などと呼ぶこともあります。

ほかにも、初穂料を玉串料(たまぐしりょう)ということもありますよ。

神社から帰るとき

神社での参拝を終えて帰るときは、来たときと同じように参道の中央を通らないようにして参道を歩いてくださいね。

参道口の鳥居をくぐって神社の外に出たら、いったん立ち止まって神社の方に向きを変えます。

▼最後に鳥居に向かって一回お辞儀をしましょう。

神社の参拝方法 - 参道口で一礼

このときのお辞儀の角度も90度くらいです。

最後のお辞儀は、神社へのお礼と「お邪魔しました」というあいさつの意味がありますよ。

さいごに

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こんにちは😊まどかです❗️ いつもいいね👍ありがとうございます😊 . 今回は「神社に参拝する手順と作法」についてです⛩ . 神社にはお正月の他にも七五三や赤ちゃんの百日参り、厄除け参りなどに訪れることがありますよね🙂⛩ . もしくは神社の雰囲気が好き❗️という人にも神社参拝は人気です✨ . これから神社参拝に行こうと考えている人も、神社の作法をすでに実践している人もぜひ参考にしてみて下さいね😊😊✨ . 詳しくはプロフィール( @nomadsaving_manga )から「ノマド的節約術」の記事に行けます😉 ——————— . フォローとか、いいね!してもらえるとうれしいです! . 応援が次の漫画描くエネルギーになります😊✨🙌 . #ノマド的節約術 #漫画#お金の話#お金#節約#やりくり#やりくり上手になりたい#神社#神社巡り#神社好きな人と繋がりたい#神社仏閣巡り#神社好き#神社⛩#神社めぐり#神社参拝#神社仏閣好きな人と繋がりたい#神社が好き#神社参り#参拝#参拝方法#参拝の仕方#祈願#初詣#御守り#おみくじ#お参り

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ここでは、神社の参拝する手順や作法について紹介してきました。

日本では初詣をはじめ、神社に参ることは日常生活の一部です。
神様に願い事をするのですから、できれば正しい手順や作法で行いたいですよね。

神社にお参りするときの参考になればうれしいです!

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この記事を書いた人

岡山県出身、広島県在住のライター。現在、仕事と育児に奮闘中。元 鉄道会社の社員なので、交通系の記事が得意。ほかに地域文化やグルメ、写真などに強い。吉備エリア(岡山県・広島県東部)の情報を発信するサイト「きびナビ」を運営中。

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