除夜の鐘は何時から鳴る?時間や回数・除夜の鐘の意味や由来について解説

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除夜の鐘といえば、大晦日の夜から元旦にかけて鳴らされる年越し行事のひとつ。

テレビやお寺でこの鐘の音を聞くと、「今年も終わりだな〜」と実感がわきますよね。

もともとは仏教における年中行事ですが、そもそもどんな意味なのかや、由来や回数などについては、あまり馴染みがないかもしれません。

このページでは、除夜の鐘について気になることについて詳しく解説していきますね。

除夜の鐘は何時からなる?

除夜の鐘の意味と由来について

お寺イメージ

除夜の鐘は、お寺で大晦日の夜から元旦にかけて鐘を鳴らす風習のこと。

鐘の音をきくことでこの1年間の煩悩(ぼんのう)を取り除き、清々しい気持ちで新たな1年を迎えるための行事です。

毎年、大晦日にNHKの「ゆく年くる年」でその様子が放送されることでおなじみですね。

このお寺の鐘は梵鐘(ぼんしょう)と呼ばれ、大晦日以外にも、時報や法要の時間を知らせるために鳴らされます。

「除夜」の意味

除夜(じょや)という言葉には、普段はあまり馴染みがないかもしれません。

「除」という言葉には、古いものを捨てて新しいものを迎えるという意味があります。

つまり、大晦日はこの除の日にあたるので、大晦日の夜のことを除夜というんですね。

除夜の鐘の由来

では、大晦日に除夜の鐘を鳴らすようになったのはどうしてなのでしょうか?

もともと、除夜の鐘を鳴らす風習は仏教に由来するものでした。
梵鐘は仏具のひとつで、その鐘の音には「煩悩や穢(けが)れをはらう力がある」とされています。

仏教では悟りを開くために、あらゆる煩悩を取り除かなければなりません。

そのためには本来は厳しい修行が必要なのですが、私たちのような一般の人間でもその力が得られるのが、大晦日にだけ鳴らされる「除夜の鐘」というわけです。

除夜の鐘の音を聞くことで煩悩や穢れを取り除けるという信仰心が、このような風習を作り上げたのでしょう。

除夜の鐘はなぜ108回鳴らす?

除夜の鐘を鳴らす回数は108回です。
この数字は何となく聞いたことがあるのではないでしょうか?

108という数字の由来については、いくつかの説があるので紹介しますね。

煩悩の数にちなんでいる説

これが1番有名な説ですが、人間が持つ煩悩の数にちなんでいるというものです。

仏教の考え方で、目や耳など6つの器官とそこで感じる36の感覚に、前世・今生・来世にわたっているという意味で3をかけると108になります。

鐘を鳴らすことで108の煩悩をひとつずつ清めていく、と考えると、納得がいく気がしますね。

1年を表す数にちなんでいる説

つぎに、1年を表す数にちなんでいるという説です。

  • 月・・・12
  • 二十四節気・・・24
  • 七十二候・・・72

これらすべての数を足すと108になりますよね。

月は12ヶ月のこと、二十四節気(にじゅうしせっき)は夏至・春分など季節の区分の日です。

七十二候(しちじゅうにこう)は、二十四節気をさらに細かく区分したものですよ。

1年にまつわる数字が、煩悩の数と同じというのも興味深いです。

四苦八苦にちなんでいる説

さらに、四苦八苦(しくはっく)にちなんでいるという説もあります。

四苦八苦は仏教用語で”非常に苦しいさま”を表す言葉です。

「しく」を4×9、「はっく」を8×9と考えて出た数字を足すと、108になるんですね。

ちょっと後づけのような気もしますが、鐘の音を聞いて四苦八苦を取り除くというふうにも考えられそうです。

除夜の鐘の鳴らし方や時間について

除夜の鐘は基本的に、年を越す瞬間にまたがって鳴らされます。

古い年のうちに107回までを、新しい年に最後の1回をつくところが多いですよ。

これは、「その年の煩悩にわずらわされないように」という意味が込められているのだそう。

逆に、年内につき終えて心身ともに清らかな状態で新年を迎える、という考え方のお寺もあります。

除夜の鐘を鳴らす時間はいつから?

では、具体的に除夜の鐘を鳴らす時間は決まっているのでしょうか?

NHKの「ゆく年くる年」では、大晦日の23時45分から放送が始まりますが、もちろん15分で100回以上鐘をつくことはできません。

ほとんどのお寺では、22時過ぎ〜23時頃からつかれ始めます。

つまり、108回目の鐘をつくまでには合計で1時間〜1時間半ぐらいはかかるようですね。

除夜の鐘をつきたい場合

除夜の鐘は僧侶がつくところもあれば、一般の人につかせてくれるところもあります。

もし除夜の鐘をつきたいと考えているなら、近くのお寺や行きたいお寺で鐘をつけるかどうか確認しておきましょう。

ただし、有名で大きなお寺では先着順だったり有料だったりすることもあるため、注意してくださいね。

さいごに

海外の年越しは花火をあげる、パーティーをひらくなど派手なものが多いですが、除夜の鐘を鳴らす風習は日本ならでは。

重厚で清らかな除夜の鐘の音は、不思議と心をしずめ、神聖な気持ちにさせてくれますよね。

除夜の鐘の音を聞きながらこの1年間を振り返り、つぎの1年に向けて気持ちを新たにする。

今年はそんな除夜の鐘の楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

秋田出身・仙台在住のwebライター。 仙台の情報ブログ「仙台らいふ」の運営&おみやげ情報サイト「OMIYA!」でおみやげ情報をおとどけしています。 お出かけ・食べあるきが趣味なので、レジャーや外食をおトクにするワザや、日常に使えるネタを発信していきたいです!

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