【記入例あり】婚姻届の書き方や注意点・必要なもの・提出までの流れを徹底解説!

里園(りえん)の画像

パートナーと結婚し、法的に夫婦と認められるには、婚姻届を提出しなければなりません。

わたしは、3ヶ月前に婚姻届を提出しました。

婚姻届の書き方には細かい決まりがあったり、提出時に必要な持ち物があったりします。
婚姻届の提出日=入籍日になるため、書き間違いやミスなく、確実に済ませたいですよね。

このページでは、婚姻届の詳しい書き方や注意点、必要なもの、提出までの流れを詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

婚姻届の書き方や注意点・必要なもの・提出までの流れ

婚姻届を用意しよう

まずは婚姻届を用意しましょう。

婚姻届を手に入れるには、以下の2通りの方法があります。

  • 役所でもらってくる
  • webからダウンロードする

役所でもらってくる

婚姻届は、市役所・区役所の戸籍を扱っている部署でもらえますよ。
戸籍を扱っている部署は、地域によって「戸籍課」「市民課」など名称が異なるため、窓口で聞いてみましょう。

ちなみに用紙は全国共通なので、どこの役所でもらっても大丈夫。
書き間違いが不安なら2枚もらっておきましょう。

webからダウンロードする

婚姻届は、指定の項目さえ守られていればデザインは自由。
豊富なデザインの婚姻届が、web上からダウンロードできるようになっていますよ。

2人が好きなキャラクターやモチーフのもの、好きな色など、かわいいデザインの用紙を使えば気分も上がります。

有料のものも中にはありますが、無料のものでも種類は豊富です。
おすすめなのは以下の2サイト。

▼わたし自身、婚姻届製作所からダウンロードしたものを実際に提出しましたよ。
猫が好きなので、猫柄にしました!

婚姻届

サイズに注意

ダウンロードした婚姻届は、印刷する必要がありますよね。
その際気をつけたいのが、用紙のサイズです。

婚姻届の用紙はA3サイズなので、A3で印刷するようにしてください。

婚姻届の書き方を記入例とともに解説

婚姻届を手に入れたら、いよいよ記入していきます。

以下のものを手元に用意しましょう。

  • 婚姻届の用紙
  • 黒のボールペンや万年筆
  • 2人分の旧姓の印鑑

それでは順番に解説しますね。

届出日・届け出先

婚姻届提出日

婚姻届の左側、「平成〜年〜月〜日 届出」の部分に、婚姻届を提出する予定の日付を記入します。
この日がいわゆる「入籍日」になりますよ。

その下には、婚姻届を提出する市や区の名前を書きましょう。

氏名・生年月日

婚姻届氏名欄

彼と彼女の名前を記入します。
ここではまだ「旧姓」なので注意してください。

生年月日は、西暦ではなく「昭和」「平成」といった元号で記入しましょう。

住所

婚姻届住所欄

彼と彼女の住所を記入します。
すでに2人で暮らし始めている場合は、新住所になりますよ。

世帯主

世帯主は、その住所の代表者のこと。
実家暮らしの場合は、父親や母親の名前になっているのが一般的です。
わからなければ両親に聞いてみましょう。

すでに2人で暮らしているなら、彼か彼女のどちらかの名前になります。
世帯主がわからない場合は、住民票を見て確認してくださいね。

本籍

婚姻届本籍

本籍とは、現在のその人の戸籍が置いてある住所のこと。
こちらも住民票に載っていますし、戸籍謄本でも確認できます。

本籍の筆頭者

本籍の筆頭者とは、戸籍の最初に載っている人のことです。
世帯主同様、実家の場合は父親や母親の名前になっているのが一般的ですよ。

父母の氏名

婚姻届父母の氏名・続柄欄

彼の父親・母親の名前、彼女の父親・母親の名前をそれぞれ記入します。

父親と母親の名字が同じ場合は、母親の名字は省略しましょう。
父親と母親の名字が違う場合は、それぞれフルネームで記入します。

実の親でなく養父母の場合、下のほうにある「その他」の部分に記入するため、空欄にしておいてください。

続き柄

「続き柄」は「長男」や「二女」などと記入します。
長子以下は「次男・次女」ではなく、「二男・二女」のように漢数字を使いますよ。

婚姻後の夫婦の姓・新本籍

婚姻届新本籍

結婚後の姓(名字)は、夫のものか妻のものかを選べます。
希望するほうにチェックを入れましょう。

新本籍

結婚後は、新たに2人の戸籍が作られます。
その際に、新しい戸籍を置く本籍を「新本籍」に記入してください。

本籍を置く場所に決まりはありませんが、住民票は本籍のある住所の役所でとることになるため、あまり遠くにすると後々面倒です。
新しい2人の住所や、彼と彼女どちらかの実家の住所にするケースが多いですよ。

同居をはじめたとき・初婚再婚の別

婚姻届初婚・再婚欄

結婚式を挙げたときか、同居を始めたときのうち、早い方の日付を記入します。
どちらもまだ、という場合は空欄で大丈夫です。

初婚・再婚の別

「初婚・再婚の別」では、彼と彼女がそれぞれ初婚か再婚かを選んでチェックします。
死別・離別している場合はその日付も記入してください。

同居前の主な仕事・夫妻の職業

婚姻届仕事欄

彼と彼女、それぞれ当てはまる欄にチェックを入れます。
「同居前の世帯の主な仕事」なので、その世帯で一番多く稼いでいる人の仕事について書くという点に注意してくださいね。

夫妻の職業

夫妻の職業について書くのは、5年に1度の国勢調査の年のみ。
それ以外の年に提出する場合は、空欄で大丈夫です。
ちなみに次回は2020年ですよ。

厚生労働省のホームページにある「職業・産業例示表」にしたがって書くのが決まりです。
詳しくは厚生労働省のホームページで検索してみてくださいね。

その他

「その他」の欄に記入する必要があるのは、以下の3つの場合です。

いずれも当てはまらない場合は空欄で大丈夫ですよ。

  • 未成年者が結婚する
  • 名前の漢字を旧字体から新字体へ変更する
  • 父母が養父母である

未成年者が結婚する

未成年者が結婚するには、未成年者側の父母の同意が必要です。

「太郎・花子の婚姻に同意します」のように書き、「父・山本明 母・山本和子」とサインをし、印鑑を押しましょう。

名前の漢字を旧字体から新字体へ変更する

たとえば、旧姓が「櫻田」という人の場合。
婚姻届の提出と一緒に、新字体の「桜田」へと変更することができます。

この場合、「妻の名字の『櫻』を『桜』に変更してください」のように書き、彼と彼女それぞれの印鑑を押してください。

父母が養父母である

実の父母でない場合は、「父母の氏名」欄ではなく「その他」に記入する必要があります。

「夫の養父・山本一郎」のように記入してください。ここでは印鑑はいりませんよ。

届出人署名押印

婚姻届署名欄

二人の名前を旧姓で記入し、旧姓の印鑑を押します。

証人

婚姻届証人欄

ここからは用紙の右側にうつりますよ。

婚姻届の「証人」欄には、成人2人分の記入が必要です。

成人さえしていれば、両親・友人・上司など誰に頼んでも大丈夫。
氏名・生年月日・住所・本籍を記入の上、印鑑(認印)を押してもらいましょう。

もし、友人夫婦や両親など名字が同じ2人にお願いする場合は、それぞれ別の印鑑を押さなければなりません。
あらかじめ印鑑の用意を頼んでおくといいですね。

ちなみに、わたしはお互いの父親に頼みました。
それぞれの家を行き来して書いてもらうのに、思ったより時間がかかったことを覚えています。

提出のギリギリにならないよう、余裕を持って書いておくようにしましょう。

連絡先

婚姻届連絡先

さいごに、「日中連絡のとれるところ」に電話番号を記入します。

もし婚姻届に不備があった場合、この番号に連絡がくるため、昼間に確実につながる番号にしてくださいね。

以上で婚姻届の記入は終了です!

婚姻届の書き方の注意点

次に、婚姻届を書くときに注意したいポイントについて見ていきましょう。

訂正は二重線+印鑑で

婚姻届は手書きなので、どうしても書き間違ってしまうことがあります。
しかし、このときに修正液や修正テープは使わないでください。

まずは書き間違えた部分に二重線を引き、あいているスペースに正しい内容を書きます。

そのあと、婚姻届の左側、余白のスペースにある訂正印を押す枠の中に印鑑を押しましょう。
これを「捨印(すていん)」といいます。

▼この部分です。

婚姻届訂正欄

もし枠がなくても、あいているスペースに印鑑を押し、「捨印」と書き添えれば大丈夫ですよ。

書き間違えた部分に、直接押印する必要はありません。

心配なら事前に確認してもらおう

婚姻届は、原則的に提出した日=入籍日になります。
もし内容に間違いがあれば、受理されるのが遅れ、入籍日が予定と変わってしまう恐れも…。

心配であれば、役所で事前に確認してもらうことができます。
とくに土日や夜間など、役所の営業時間外に提出したい場合は、事前に確認しておくと確実ですよ。

婚姻届の提出に必要なもの

婚姻届を書き終えたら、いよいよ提出です。

婚姻届の提出にあたり、用意しておく持ち物は以下のとおり。

  • 身分証明書
  • 戸籍謄本(※本籍地以外に提出する場合)

ひとつずつ見ていきましょう。

身分証明書

婚姻届の提出時には、本人であることを確認できる証明書が必要です。
必ず、免許証・パスポート・マイナンバーカードなどを持参してください。

もし身分証明書を忘れても、婚姻届そのものは受理してもらえます。
ただし、のちのち役所から本人確認の電話がくることになるため、ちょっと面倒ですよね。

時短のためにも、忘れず持っていくようにしましょう。

戸籍謄本

戸籍謄本が必要なのは、本籍地とは別の市区町村で婚姻届を提出する場合です。

たとえば、2人の本籍地が異なり、彼の本籍地の役所に婚姻届を提出する場合は、彼女の戸籍謄本が必要ということ。

2人とも本籍地ではないところに提出するなら、それぞれの戸籍謄本が必要ですよ。

自分の本籍地がわからない場合、両親に聞いてみるほか、住民票でも確認できます。

戸籍謄本の取り方

戸籍謄本は、本籍地の役所でもらってください。
身分証明書が必要になるほか、発行手数料として450円がかかります。

詳しくは以下の記事で解説していますよ。

戸籍謄本と戸籍抄本の違い

よく、「戸籍謄本(こせきとうほん)」と「戸籍抄本(こせきしょうほん)」という、ふたつの似た言葉を目にしますよね。

簡単にいうと、戸籍謄本は戸籍全員の写し。戸籍抄本は戸籍のうち一人分の写しです。

提出する地域によって、「戸籍抄本でいい」というところもあれば、「戸籍謄本が必要」というところも。
役所で聞いたり、ホームページで確認する方法もありますが、「戸籍謄本」をもらうのが確実ですよ。

印鑑は必要ない

婚姻届の記入時だけでなく、提出時にも印鑑が必要なのではないか?と思いますよね。

しかし、婚姻届の欄外に「捨印」を押していれば、基本的に印鑑は必要ありません。

逆にいえば、たとえ書き間違いはない!と思っても、捨印を押しておくのがおすすめですよ。

婚姻届を提出しよう!

婚姻届に記入し、持ち物を確認したら、いよいよ提出です。

いつ、どこで出せばいいのかを確認しておきましょう。

いつ提出する?婚姻届を提出する日や時間帯について

婚姻届は、内容に間違いがない限りその場で受理され、提出した日が入籍日になります。
そのため、いつ提出するかが重要です。

お互いの誕生日や付き合い始めた日、クリスマスやバレンタインなど、二人の記念日にするのが一般的。
ほかにも「11月22日(いい夫婦の日)」やゾロ目の日など、覚えやすい日を選んでもいいでしょう。

また、「大安」などの六曜(ろくよう)を気にする親御さんもいるかもしれませんね。
わたし自身も、覚えやすい日付かつ大安の日を選んで提出しましたよ。

いつを入籍日にするかは、あらかじめ二人でよく話し合っておきましょう。

土日祝や夜間でも受付可能

婚姻届は、24時間365日受付が可能です。

役所の窓口が休む土日祝や夜間でも、「時間外受付」や「夜間受付」に出せばOK。
その場合は担当員がいったん預かる形となり、役所の営業時間内に受理してもらえますよ。

内容に間違いがない限り、きちんと提出した日=入籍日の扱いになるため安心してください。

ただ、小さな出張所では時間外受付がないこともあるため、あらかじめ確認しておくのがおすすめです。

どこに提出する?婚姻届を提出する場所について

婚姻届は、自分が住んでいる地域でしか提出できない、というイメージがあるかもしれません。

しかし、じつは日本全国、どこでも提出が可能です。
たとえば、普段東京に住んでいる二人が北海道や沖縄で挙式を挙げ、その日のうちに入籍したい!という場合でも、その地域の役所で入籍届を出せば大丈夫。

ただし、本籍地以外で婚姻届を出す場合は、戸籍謄本が必要になります。

また、内容に間違いがあった場合は再提出しなければならなくなるため、事前に内容をしっかりチェックし、必要な持ち物を忘れないよう注意が必要です。

婚姻届受理証明書について

婚姻届の提出後、人によっては婚姻届受理証明書を取ることもあります。

婚姻届を提出してから、新しい二人の戸籍ができあがるまでには数日〜数週間かかるもの。
この間、婚姻届が受理されたことを証明するための書類が「婚姻届受理証明書」です。

婚姻届を提出した市区町村の役所でのみ発行が可能で、婚姻届の提出と同時にもらうこともできます。
発行手数料として350円がかかりますよ。

婚姻届受理証明書が必要になるケース

婚姻届受理証明書が必要になるのは、結婚後すぐに住民票がほしいという場合。

住民票のある役所で婚姻届受理証明書を提出すると、新しい姓の住民票を取ることができます。

また、結婚によって夫の扶養に入る場合、会社へ提出する証明書としても使えますよ。

記念品としての婚姻届受理証明書もある

通常は350円の婚姻届受理証明書ですが、1,400円の「特別受理証明書」というものも存在します。

こちらは賞状タイプの豪華な見た目で、証人2人の名前も記載されますよ。
入籍の記念品としてもらっておいてもいいかもしれませんね。

なお、発行は婚姻届の提出日から1ヶ月以内で、婚姻届受理証明書と比べると発行に時間がかかる場合があります。

さいごに

「結婚するときには婚姻届を出す」ということは誰でも知っていると思いますが、実際に書くとなると戸惑うことも多いですよね。

入籍日を結婚記念日にすることも多く、結婚にあたって、婚姻届の提出は重要なイベントのひとつです。

不備なく一度の提出で受理されるよう、いつ・どこで出すか、書き方に間違いがないかをしっかりと確認しておきましょう!

もし挙式を考えている場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

この記事を書いた人

秋田出身・仙台在住のwebライター。 仙台の情報ブログ「仙台らいふ」の運営&おみやげ情報サイト「OMIYA!」でおみやげ情報をおとどけしています。 お出かけ・食べあるきが趣味なので、レジャーや外食をおトクにするワザや、日常に使えるネタを発信します!