今、だんだんと面白くなっているスマートウォッチ&スマートブレスレットの進化をご存知ですか?
私も買ってみるまでは「偽物感あふれてるんだろうなー? 大丈夫?」と、不安があったというのが正直なところ。
しかしあるとき体調を崩し、心拍数をモニターする機器が必要になったので試しに買ってみたら、4000円しない価格ながら、機能が多くてなかなか便利でした。
スマートフォンアプリと同期して、SMSも読めますし、天気予報も表示されます。
肝心な心拍数モニター機能が時々不安定になるのですが、新しいおもちゃを手に入れた気分で使っています。今回はこのスマートウォッチを紹介しますね。
GanRiver SW331開封!設定も簡単!
色は「黒」「紫」「青」があったのですが、私は「紫」を選びました。地味な色でスポーティーな服と相性がよさそうです。
箱の中には多国籍用ユーザーガイドと本体が入っています。ディスプレイの部分には、実際のディスプレイと同じような黒ベースのシールが貼られていました。
それでは、早速これをはがして、実際に使ってみてどうか、レポを書いてみたいと思います!
充電は本体のみ
充電はベルトを外して行います。夏に汗をかいたときは気軽にベルトを水で洗えるので、清潔に保ててよさそうですね。
「毎回外すのはめんどくさいかも」とも思いましたが、充電そのものが3日くらいもつのであまり気になりません。
充電時間もフル充電まで2時間弱といったところでしょうか。写真はワイルドに充電器に直挿しして充電しているところです。ケーブルが必要ないのが嬉しいです。
アプリをダウンロードする
「VeryFitProという無料アプリをダウンロードして、携帯とBluetoothでつないで各種設定をしてください」と説明があるので、早速App Storeからダウンロードしてみました。
iPhoneでもAndroidでも同じアプリがリリースされています。
装着するとこんな感じ
女性が腕につけるとこんな感じです。結構ゴツく見えますね。男性ならちょうどいいサイズかもしれません。
フィット感もまあまあですし、本体の重さは約30gなので重さもあまり気になりません。
心拍数を測るなら腕の内側に装着した方がいいのかな?と思って比較してみましたが、数値に変化はありませんでした。どちらでも大丈夫そうです。
アプリから設定します
それでは、アプリから設定していきましょう。とても簡単です。デバイスを追加するのは、ただ「更新」を押して機種名を選ぶだけ。
そこから個人情報を入力していきます。写真は設定する前のデフォルト画面ですが、以下の項目を選んでいくだけで設定できます。
- 性別
- 生年月日
- 身長(インチかセンチ)
- 体重(ポンドかキロ)
- 運動目標(何歩か)
- 睡眠目標(何時間何分)
- 体重目標(何キロか)
表示画面と設定画面
以下の画像の左側がアプリのホーム画面です。
内容は、まず画面中心に「目標3000歩のところまだ0歩」と表示されています。
運動は「どれくらいのカロリーを消費したか」「どれくらいの距離を歩いたか」「どれくらいの時間運動したか」がわかります。
睡眠は「深い睡眠はどれくらいの時間取れたか」「浅い睡眠はどれくらいの時間だったか」
「覚醒睡眠はどれくらいの時間か」がわかります。
心拍数の項では「静止心拍数はどれくらいか」「平均心拍数はどれくらいか」「最大心拍数はどれくらいか」がわかります。
また、上記の画像の右側はスマートアラート設定になります。
ここでは「着信電話通知」と「SMS通知(Line、Facebook、Twitter、Instagramなど)」が設定できます。今のところまだLINEの通知はできないようです。
何通の未読メッセージがあるかわかり、タップすると誰からどんなメッセージが来ているのかわかります。
上記の写真は夫から「ソファーに座れないんですけど。子どもにおもちゃを片付けさせて」という連絡が来たときの写真です。
「隣の部屋にいるなら自分で子どもたちに伝えてほしい」という感じですね。
以下は心拍数を見るモードの画面です。心拍数を計測しているときは、写真のように裏側のLEDが点滅しています。
暗い部屋に置きっぱなしにすると、時々ホタルのようにピカピカ光るのでちょっとこわいです)。
ヘルス関連では、他にも「歩数計」「カロリー消費」「移動距離と運動時間」という機能があります。でも実はこのあたりの正確性は微妙なところだと感じています。
腕につけてライター仕事や音楽仕事をしていると、一歩も歩いてないのに腕が動いているのを計測しているからか、「7000歩達成おめでとう!」などと表示されることも・・・。歩数計はiPhoneで見た方がよさそうですね。
音楽再生機能やカメラの遠隔操作も。天気予報も受け取れる
コントロール関係の機能の設定画面です。
- 着信通知を受けるかどうか
- 長座アラート(30分以上座りっぱなしだと「立とう!運動しよう!」とアラームが鳴ります)
- 目覚まし時計(腕につけたまま眠ると、バイブで起こしてくれます。寝ている家族を起こしたくないときにいいですね)
- スマートアラート(アプリとの連携。SMSの通知をしてくれます)
などなどの機能があります。さまざまな機能がワンタッチでどんどん追加されていきます。
音楽再生機能
再生ボタンを押すとiTunesの音楽が鳴り、停止すると止まるリモコン機能です。音量調節もできるので、キッチンから遠隔操作したいときなどに便利です。
スマートフォンのカメラの遠隔操作
シャッターが押せる機能ですが、iPhone付属のカメラアプリではなく、「この「VeryFitPro」アプリ内の「撮影」を押すとカメラ画面になり、そのシャッターが押せる」ということでした。
撮った画像は普通にカメラロールに保存されます。
画質は検証してみましたが、普通のカメラアプリと変わりなかったので、ホッとしました。それにしてもセルフタイマーが必要でなくなるのは助かりますね。
日常生活にも役立ちそうです。
この設定画面の「更に」を押すと、より深い階層の機能の設定をすることができます。
天気予報機能
私が特に「おっ! いいね!」と思ったのはこの天気機能でした。
2日後までと現在の天気と気温がわかります。
「朝から家で仕事をしてたけど、午後に子どものお迎えに行かなくてはいけない」というとき、いちいち窓をあけることなく外の気温と天気がわかるので、どんな服を着るのがちょうどよいか判断できます。
この天気情報を時計表示とともにホーム画面にしておくこともできますよ。
8種類のスポーツ別の訓練モード
正直、「こんなにたくさんのスポーツをすることは、人生において今後ないと思う」と感じましたが、これだけあれば何かしら近しいものに該当しそうですね。
ウォーキングなら日常的に使えるのではないでしょうか。
そして、「マインドフルネスモード」というものがあり、呼吸を指導してくれる機能もあります。これは3秒間で息をいっぱいまで吸って、2秒息を止め、3秒かけて吐くというもの。
吸うのも止めるのも吐くのもとても短い秒数なので、「これって普通の呼吸なんじゃ…」という気がしますが、毎回他の画面に移る前に「すごい」と褒めてくれます。
息をするだけで褒めてくれるって、なんだかとてもハードルが低くてほっとしますね。
そしてなぜか息を止めたときには、画面に「固唾をのみます」と表示されるのがおかしいです。毎回、笑いそうになります。
トップの時計表示画面も、5パターンから選べます。
スタンダードなものは3か1かもしれませんが、私がこの中で個人的に便利だなと思ったのは、やはり4の現在温度も一緒に表示されるもの。
山の絵はいりませんが、「今、外は何度だな」とわかるのは、寒い冬も暑い夏も外に出る前に心構えができて助かりますね。
他にも機能がたくさん!
他にもたくさんの機能があります。
- 長座注意(長い間椅子に座っていると「そろそろ動いたら?」と教えてくれる)
- 自動睡眠監視(眠っている時間を自動的に計測してくれる)
- 目覚まし時計機能
- ストップウォッチ
- 置き忘れ通知
- 紛失防止(iPhoneを見つけることもできる)
- マナーモード(目覚ましもアラームも全てバイブだけでも受けられる)
- 腕反転コントロール(腕を上げるまで省電力)
- カロリー消費
- 移動距離と運動時間
数えてみたら17もの機能がありました。
正直すべて使いこなせている自信はありませんが、数値を厳密に考えすぎず「だいたいこんな感じなんじゃないかな?」と見るにはよさそうです。
スマートウォッチを使ってみた まとめ
Apple Watchが欲しかったわけではないのですが、今回たまたまサイバーマンデーでGanRiver SW331が安くなっていたので買ってみました。
これまで外出時には時計をはめることはなくiPhoneで充分でしたが、ふとしたときに「腕をあげれば時間がわかる」というのもいいですね。
生活防水レベルなのでシャワーや水泳には対応できませんが、お皿洗いをしているときくらいなら付けていられます。
0.96インチのLEDタッチパネルは、小さいのに縦スクロールと横スクロールで操作でき、子どもでもすぐスムーズに使えています。
体調が心配な両親や、おじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントとしてもよさそうですね。
最後に全機能をもう一度まとめておきます。
- 着信電話通知
- SMS通知(本文も少し読める!Line、Facebook、Twitter、Instagramなど)
- 天気予報(2日後までと現在の天気と気温)
- スマートフォンのカメラの遠隔操作(シャッターが押せる)
- 音楽再生機能(リモコンに使える)
- 心拍数計測
- 歩数計
- カロリー消費
- 移動距離と運動時間
- 8種類のスポーツ別の訓練モード
- 長座注意(長い間椅子に座っていると「そろそろ動いたら?」と教えてくれます)
- 自動睡眠監視(眠っている時間を自動的に計測してくれる)
- 目覚まし時計機能
- ストップウォッチ
- 置き忘れ通知
- 紛失防止(iPhoneを見つけることもできる)
- マナーモード(目覚ましもアラームも全てバイブだけでも受けられる)
- 腕反転コントロール(腕を上げるまで省電力)
ただ、計測データの信ぴょう性は正直言って微妙なときもあって「本当?」と思うこともあるのですが、風邪を引いて寝込んでいたときは心拍数が低めで、回復したら戻りました。
「合ってる・・・のかな?」と思いながら使っています。
そういう意味では値段相当というか、「この値段だから仕方ないよね」とおもちゃ感覚であきらめがつきます。
それにしても、思いがけず最初に目的としていた「心拍測定機能」よりも、「音楽再生機能」と「カメラの遠隔操作機能」と「天気表示機能」がありがたかったです。
これからも地味に便利な時計として、家族で楽しく使い続けてみたいと思います。