ひとり親家庭等医療費助成制度の利用条件・自己負担限度額や所得制限について徹底解説

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一般的に医療機関の窓口で支払う料金は、3割負担が多いですよね。
月々の支払いのなかで、医療費もできれば安く済ませたいもの。

ひとり親家庭等医療費助成制度は、窓口負担が1割になるのでとても良い制度なんですよ。
現に僕もこの制度を利用しており、毎月すごく助かっています。

このページでは、ひとり親家庭等医療費助成制度とはどういった制度なのかや、申請に必要なものなどを紹介しつつ、実際に利用してみてどうなのかという感想も一緒に紹介しています。

ひとり親家庭等医療費助成制度の利用条件・自己負担限度額

ひとり親家庭等医療費助成制度とは

【住民税非課税の基準】ひとり親家庭等医療費受給資格者証 岡山県

ひとり親家庭等医療費助成制度とは、どんな制度なのか気になりますよね。
僕は岡山市に住んでいるので、岡山市のホームページの文章から紹介しますね。

医療機関の窓口に健康保険証とひとり親家庭等医療費受給資格証を提示することで、ひとり親家庭等医療費助成制度の一部負担金で医療を受けることができます。
引用元:医療費助成/ひとり親家庭等 医療費助成制度

『一部負担金』と書かれていますが、この部分が『窓口で1割負担の料金だけを支払えばよい』という意味合いになっています。

他の自治体でも同じような制度があるので、自分が対象になっているのかどうか知りたい時は問合せてみるのが一番です。

ひとり親家庭等医療費助成制度の対象

ひとり親家庭等医療費助成制度を受けられる対象は以下のような場合です。

  • 18歳未満の児童を養育しているひとり親家庭の親と児童
  • 18歳未満の父母のいない児童
  • 18歳未満の父母のいない児童を扶養している配偶者のいない者

制度名にもあるように『ひとり親家庭(母子家庭・父子家庭)』に対する制度であることがわかりますよね。

一番重要な点は、所得税が非課税であることです。

手続きする場所と持っていくもの

岡山市の場合、手続きできる場所は以下のとおりです。

  • 各福祉事務所
  • 支所
  • 区役所
  • 地域センター

僕は福祉事務所で手続きをしましたよ。

では、手続きにあたりどんなものを持っていけばいいのでしょうか。
それは以下のとおりです。

  • 健康保険証(国民健康保険の場合は、加入者全員の保険証。被用者保険の場合は、受給対象者と被保険者の保険証)
  • 印鑑
  • ひとり親家庭等であることを証明する書類(戸籍謄本、児童扶養手当証書など)
  • 申請者の振込口座がわかるもの(通帳やキャッシュカード)
  • 他市町村からの転入の場合は、受給対象者と同じ医療保険に加入している世帯全員(被用者保険の場合、受給対象者及び被保険者)の所得課税(非課税)証明書(18歳未満の方は所得がある場合のみ必要)

僕の場合、妻がいるので父子家庭ではありません。
そのため、『ひとり親家庭等』がわかる書類として『児童扶養手当証書』を持っていきました。

【ひとり親家庭等医療費助成制度】児童扶養手当証書

児童扶養手当は、妻が精神障害者であるため、僕が受給している社会福祉制度です。
ひとり親家庭でなくても、ひとり親家庭等医療費助成制度が受けられることがわかってもらえたかと思います。

自己負担限度額と所得区分

医療機関の窓口で支払うのは、1割負担になります。
これだけでも助かるのですが、もっと良い点は自己負担限度額があることです。

▼自己負担限度額の詳細は以下のとおりです。

所得区分外来入院+外来
一定以上22,200円40,050円
一般6,000円22,200円
低所得22,000円6,000円
低所得11,000円3,000円

現在僕が持っている受給者証には、外来自己負担限度額が1,000円になっています。
ということは、所得区分が『低所得1』と判断されてのことですね。

▼所得区分の内容は以下のとおりです。

所得区分判定基準
一定以上市区町村民税課税所得が145万円以上の方と同じ世帯にいる
一般世帯全員が市区町村民税課税所得が145万円未満
低所得2世帯全員が市区町村民税所得割非課税
低所得1世帯全員が市区町村民税所得割非課税かつ世帯員の合計所得金額なし

自己負担限度額を超えるとどうなる?

1ヶ月の医療費が自己負担限度額を超えた場合、超えた部分が後日払い戻されます。

あとから申請することもできますが、多くの場合ひとり親家庭等医療費助成制度を申請したときに同時申請を行いますよ。
僕もそうでした。

超えた部分の金額は、医療費使用月から約4ヶ月後に返金があります。
また通知書も手元に届きます。

【ひとり親家庭等医療費助成制度】医療費給付決定通知書
医療費給付決定通知書

自己負担限度額の注意点

僕の場合、外来の自己負担限度額は1ヶ月1,000円です。

ただしこの1,000円は、1つの医療機関につき1,000円となります。
具体的に説明しますね。

▼たとえば、以下のような支払いがあったとします。

医療機関1割負担額
A病院750円
B医院800円

A病院は月初に受診してB医院は月末受診だった場合、気持ちとしては「B医院の医療費は250円だな」と思いませんか?
でもそんなことはなく、普通に800円の支払いとなります。

この理由としては、各医療機関で自己負担限度額を共有しているわけでないためです。
各医療機関は受給者証を確認し、1割負担で計算、そして上限1,000円まで請求ができます。

1ヶ月間に5つの医療機関を受診した場合、それぞれについて上限1,000円を支払うことになりますよ。

先ほどの例では1ヶ月の合計が1,550円なので、4ヶ月後に550円が返金されますよ。

ひとり親家庭等医療費助成制度の受給資格者証の更新

ひとり親家庭等医療費助成制度の受給資格者証は、毎年7月1日に前年の所得をもとに更新されます。

更新については、加入している健康保険の種類によって届出書などが必要なんですよ。
その場合、毎年5月に届出書が手元に届くので5月中に返送する必要があります。

▼届出書の提出が必要なひとは以下のとおりです。なお、岡山市の場合を紹介しています。

  • 岡山市国民健康保険または岡山市の後期高齢者医療以外の健康保険の加入者
  • 更新の年の1月1日に岡山市に住民票のないひと
  • 受給者と同じ健康保険に加入している、更新の年の1月1日に岡山市に住民票のないひと(18歳未満のひとは所得がある場合のみ必要)

▼僕は現在フリーランスで国民健康保険に加入しています。そのため、自動的に次の受給資格者証が届きましたよ。
ひとり親家庭等医療費助成制度の受給資格者証の更新

▼今回の更新で外来の上限額が1,000円から2,000円、入院+外来は6,000円から12,000円にアップしましたよ。
【ひとり親家庭等医療費助成制度】上限額が1,000円から2,000円、入院+外来は6,000円から12,000円にアップ

ひとり親家庭等医療費助成制度の更新で却下されたとき

ひとり親家庭等医療費助成制度の更新を行ったあとに、更新が却下されることもあります。

僕の場合、平成31年度(令和1年度)の更新は却下されたんです。

理由としては、更新前年度の所得が基準額を超えたから。
令和元年(2019年)7月1日からは、受給者資格証が使えなくなるので、医療費は1割から3割負担に戻ります。

▼以下が、実際に手もとに届いた通知書です。

【ひとり親家庭等医療費助成制度】更新後の却下通知

ひとり親家庭等医療費助成制度を利用している感想

ものすごく助かっています!
僕は現在、毎月心療内科に通院していて、診察と薬を処方してもらうので医療費がかかっている状況です。

ですが毎月の支払い額は1,000円で抑えられているんですよ。

風邪をひいた場合、別の医療機関へ行くことがありますが、ここの医療費を支払っても丸々戻ってくるようなもので、実質無料で受診している気分です。

僕の収入や世帯収入が多くなれば、普通に3割負担の医療費を払っていけるのですが、低所得の場合は苦しいものですよね。

そんな状況では、医療機関の受診を後回しにしたり、最悪受診しないこともあるかと思います。
ですが、ひとり親家庭等医療費助成制度があれば、料金を気にすることなく気軽に受診できる点が、とても素晴らしい制度だと思っていますよ。

医療費の支払いはクレジットカード払いをしてポイントを貯める

診療代がクレジットカード払いできる病院であれば、クレジットカード払いにしてポイントを貯めたいものですね。

地味ではありますが、確実に受診にかかる料金を節約できます。

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さいごに

ひとり親家庭等医療費助成制度を始め、その他の便利な社会福祉制度は自ら情報収集をしているひとが上手に使えます。

日々の健康とお金このことなので、アンテナを張り巡らせたいですね。

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この記事を書いた人

岡山県在住のWebライター。育児休業を1年間取得経験あり!給与事務や社会福祉事務分野が得意。妻が精神障害者&発達障害、息子も発達障害のため、社会福祉制度を利用中。給与関連でのお金のこと、福祉的なことをはじめ、わかりやすく丁寧お伝えします。パパンダの年子育児ライフを運営中です。

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