こんにちは!
毎月一度は海外旅行しているまえちゃんです。
ここ数年で海外旅行をしていると使ってしまうのが、スマホで車を呼び出せる配車サービス。
たとえばUber(ウーバー)は、アプリに自分の乗車位置と目的地、乗りたい車の種類を入力して呼び出します。
だからその国の言葉をしゃべる必要がありません。
決済もクレジットカード払いなので、海外旅行にありがちなタクシーのぼったくりがないんですよね。
しかしマレーシアをはじめとする東南アジアでは、Grab(グラブ)という配車アプリのほうが、Uberよりも使われています。
これから東南アジアを旅行する時はGrabを使うと便利ですよ。
このページでは、実際に利用してみてわかったGrabの使い方を紹介しますね。
Grab(グラブ)とは?
Grabとはタクシーや一般自動車、バイクの配車サービスです。
マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、カンボジアの8カ国で展開しています。
東南アジア諸国は電車や地下鉄などの公共交通機関が発展していない国が多いので、タクシーや配車アプリのGrabが便利でおすすめなんです。
しかもGrabのいいところは、ぼったくりが発生しない仕組みになっているところでしょう。
下車後にアプリ上で、「いいお客さんだったか、いいドライバーだったか?」をお互い評価し合うので、ぼったくりが発生しにくい仕組みになっています。
乗車客に低評価をつけられたら評価の悪いドライバーになってしまい、Grabドライバーとして次のお客さんを乗せにくくなってしまうんですね。
いいドライバーであり続けたほうが、不当に料金を釣り上げるより、長く仕事ができるようになっています。
Grabのおかげで、マレーシアやタイなどでタクシー移動が格段にしやすくなりました。
東南アジアではGrabと同じようにUberもあったんですが、2018年4月8日から東南アジアのUberはGrabのシステムに移行すると発表されています。
だからこれから東南アジア旅行をする時は、Grabを使い方を覚えておくと、とても旅行しやすいですよ。
Grabの支払い方法は現金とクレジットカードの両方がある
Uberなどの配車アプリの特徴は、支払いをクレジットカードで済ませられる点です。
あらかじめ配車アプリを使うときにクレジットカードを登録し、アプリ上で乗車料金をクレジットカード払いをする仕組みになっています。
しかしGrabがUberと違うのは、支払い手段を現金か、クレジットカードの2種類から選べる点です。
Uberをダウンロードしたら、クレジットカードを登録しないと使えません。
だから少し初期設定が面倒なんですが、Grabはダウンロードしたときの初期設定が現金払いになっているので、すぐに使うことができます。
もちろんGrabもクレジットカードを登録したほうが、割引ポイントが貯まりやすいので、Grabのアプリを取ったらクレジットカードを登録するのがおすすめです。
ただ両方の支払い手段を選べるのが、Grabの使いやすいところだと感じます。
Grabの乗り方
ではGrabと支払い方法を紹介したところで、ここからGrabを実際に呼び出す方法を説明します。
Grabは今のところ日本語訳されていないんですが、そんなに難しくないので、大丈夫ですよ。
Grabを立ち上げたら、行き先を決めます。
丸表示の部分をタップすると、行き先が選べるので行き先の名前を入れましょう。
Grab のマップは、時々場所を入力しても出てこないことがあります。
そういうときは「Select location from map」を選んでみてください。
地図上にピンが現れ、自分の居場所や行きたい場所を選ぶことができます。
文字を打ち込んでも、けっこう場所が出てこないことはあるので、この使い方を覚えておくと便利ですよ。
出発地点を選んだら、同じように目的地を決めます。
出発地点の下の部分を選ぶと、目的地を入力できるので、同じように設定しましょう。
出発地点と目的地点の入力が終わったら、乗る車の種類を下から選択しましょう。
国とエリアによって違うんですが、Grabはタクシー、自家用車、バイクなどの乗り物を選べます。
JustGrabは近くにいるタクシーか、自家用車を呼び出すときに使う時に便利です。
GrabCarは自家用車を呼び出します。
GrabCarの運転者はアルバイトで使っているので、タクシー運転者より親切だったり、スマホの地図の見方に長けているので、タクシーよりGrabCarのほうが使いやすいことが多いですよ。
SpecialityのGrabCarの(6-seat)や(8-seat)は6列シートや8列シートの車を呼ぶ時に使います。
Premiumは高級タクシーを呼び出せるので、高級感あるサービスを使いたい人はこちらを使ってみてください。
マレーシアでは使えませんでしたが、タイやカンボジアではGrab bikeを呼び出せるので、自分の目的と予算に応じて選んでみるといいでしょう。
あらかじめ運賃料金が表示されているのも、Grabのいい特長ですね。
自分の出発地点と目的地点の入力が終わり、乗りたい乗り物の種類を選んだら、「BOOK(予約)」のボタンをタップします。
数秒間待つと、アプリがドライバーを見つけてくれます。間違って呼んでしまったら、最初の3秒間はキャンセルできるので、気をつけてくださいね。
はい、無事見つかりました!
あとは出発地点に設定した場所で待つだけです。
呼び出した車が到着すると、アプリで到着したことが知らされます。
「Driver arrived」という文字が到着した合図なので、呼び出した車のナンバープレートを確認してみてください。
はい!この通りに来てくれました。
車のナンバーも正しいので、あとはこのまま乗せてもらいましょう。
運転者さんもスマートに運転してくれました。
やはりドライバーは乗客から評価されるので、流しのタクシーに比べて嫌な思いをすることがありません。
無事に目的地に到着したら、スマートフォンをチェックして会計金額と、相手を評価します。
よかったら自分なりの評価をしてみてください。
これでGrabの使い方は終わりです。
今のところ日本人には現地語か、英語表記しかありませんが、簡単な操作とグーグルマップができれば使えます。
Grabのリワードシステム
GrabがUberと違うのは、乗るたびにポイントがどんどん貯まっていくリワードシステムを備えているところです。
つまりポイント割引システムがあるんですね。
マレーシアだと乗車した料金の1リンギットにつき、1ポイントが加算されます。
さらに現金払いだとポイントが5倍、クレジットカード払いだとポイントが10倍になるので、クレジットカード払いがお得ですよ。
クレジットカード払いだとカードのポイントも貯まりますからね。
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たとえば乗車料金が5リンギットの場合、現金払いをした時は5倍のポイントで25ポイント、クレジットカード払いした時は10倍のポイントで50ポイントが貯まります。
貯まったポイントで昇格した自分のランクはGrabの画面を開くと確認できますよ。
メンバー、シルバー、ゴールド、プラチナムと昇格していき、使えるサービスが増えていくのが特長です。
マレーシアのGrabの昇格条件をまとめてみました。
メンバーの権利と昇格条件は以下の通りです。
- 700ポイントで次回乗車5リンギットの割引獲得
- パートナーリワーズの権利
- 1,000ポイントでシルバーへ昇格
シルバーの権利と昇格条件は以下の通りです。
- 680ポイントで次回乗車5リンギットの割引獲得
- 1,200ポイントで次回乗車10リンギットの割引獲得
- パートナーリワーズの権利
- 3,000ポイントでゴールドへ昇格
ゴールドの権利と昇格条件は以下の通りです。
- 650ポイントで次回乗車5リンギットの割引獲得
- 1,180ポイントで次回乗車10リンギットの割引獲得
- パートナーリワーズの権利
- 8,000ポイントでゴールドへ昇格
プラチナムの権利と昇格条件は以下の通りです。
- 590ポイントで次回乗車5リンギットの割引獲得
- 1,150ポイントで次回乗車10リンギットの割引獲得
- パートナーリワーズの権利
- プラチナムサポートラインの権利
- プライオリティーブッキング(優先予約)の権利
基本的にポイントを獲得すればするほど、割引サービスを早く使えたり、優先予約や専用のサポートを受けられるようになっています。
5〜10リンギットの割引を獲得した時は、自動的に次回乗車で使われるようになっているので、安心して使えますよ。
ただ少し残念なのが、Grabリワードの昇格時期と降格条件です。
メンバーからシルバー、ゴールド、プラチナムに昇格する期間は年2回に分かれています。
前半は1月1日から6月30日まで、後半は7月1日から12月31日までですね。
昇格したメンバーでいられるのは、今の期間と次の期間(半年間)までです。
具体例を出すと、3月30日にシルバーに昇格したら、次の期間の12月31日まではシルバーメンバーでいられます。
しかし次の期間の12月31日までGrabに一度も乗っていないと、一番下のメンバーに降格してしまうんです。
Grabは東南アジアに住んでいる人ではない限り、なかなか使う機会がありません。
旅行中に昇格しても、間を空けずに定期的に使わないとすぐに降格してしまいます。
ここが使いづらいのが残念ですね。
ただGrabのアプリにクレジットカードを登録して支払えば、貯まるポイントが10倍になるので、旅行中にシルバーやゴールドまではわりとすぐに昇格できます。
そこで5〜10リンギットの割引を獲得して使えば、旅行中の移動費をすこしでも節約できるのでおすすめです。
Grabを使ってみた感想
Grabが登場するまで、東南アジアを旅行するときの大きな壁は、タクシーのぼったくりでした。
毎回メーターを倒したかを確認しないといけないし、交渉して料金を決める時は交渉力が問われていたので、けっこうタイやフィリピンなどの旅先で嫌な思いをすることが多かったんですよね。
しかしぼくが今回のマレーシア旅行でGrabを使った時に、今までの東南アジア旅行からは想像できなかった出来事がありました。
マレーシアのランカウイ島でサービスの良かったGrabドライバーにチップを渡そうとしたら、「チップもいいけど、Grabのドライバーとして満点の評価がほしいんだ」と言われたのです。
あんなにぼったくりが多くて、タクシー運転手は観光客からお金を取ろうとしていたのに、お金よりもGrabドライバーの高評価がほしいだなんて……。
Grabのアプリで東南アジア旅行が本格的に変わったのを、ぼくが実感した瞬間でした。
だからこれから東南アジア旅行をする人は、Grabを使うのがおすすめです。
交通や時間を節約できる便利なサービスだけでなく、優しい現地のドライバーに出会えるので、旅行が楽しいものになりますよ。
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最初の乗車が無料になるので、安心して使えますよ。
とくに東南アジア旅行で最初に乗車する時は、空港からホテルまでの移動で使うことが多いので、ここの長距離移動が無料になったらうれしいですね。
よかったら使ってみてください。