離婚届の入手方法・書き方・提出方法について解説!子供がいる場合の書き方や証人についても

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離婚するには「離婚届」を役所に提出する必要がありますが、いざ離婚届の書類を前にすると、書き方がわからないところが出てきます。

公的な書類なのでただでさえ書くのに緊張するのに、書き方がわからないところがあるとなかなか書き進められないんですよね。

そこで、このページでは離婚届の入手方法・書き方・提出方法について紹介します。

つまずきやすい、子供に関する項目や証人について、また書き間違えてしまった際の訂正の仕方についても紹介しますね。

離婚届の入手方法・書き方・提出方法について解説!

離婚届を入手する方法ー郵送やダウンロードも可能

これから離婚届の書類を取りに行くという方のために、まずは離婚届の入手方法について紹介します。

すでに離婚届の紙をお持ちの方は、次の項目まで進んでください。

離婚届の紙は以下の方法で入手できますよ。

  • 役所へ取りに行く※無料
  • 郵送で取り寄せる※往復の切手代が必要
  • ダウンロードしてプリントアウトする※印刷代が必要

オススメは、役所まで取りに行くことです。面倒くさいですが無料で手に入ります。

開所時間以外でも休日夜間受付窓口に行けばいつでももらえますよ。

また離婚届をもらうだけなら誰が行っても大丈夫なので、誰かにお願いして取りに行ってもらうことも可能です。

ちなみに、離婚届の書式は全国共通なので、どこの役所でもらってもOK

郵送で取り寄せる場合は往復の切手代と、あとこまかいことを言えば封筒代・便箋代などもかかりますよね。

またダウンロードしたものをプリントアウトする場合は、A3サイズで印刷しなければなりません。

自宅のプリンタがA4までしか対応していないなら、コンビニなどでプリントアウトすることになります。

役所へ行くのが難しい場合は郵送もしくはダウンロードという方法で離婚届を入手してくださいね。

離婚届を書く手順

離婚届を入手したら、いよいよ離婚届を記入していきましょう。

▼離婚届は、こんな感じです。

離婚届の用紙

▼離婚届をもらったときに記入見本もつけてもらえました。

離婚届の記入見本

(2)の本籍・父母の氏名については、わからない場合は戸籍謄本もしくは戸籍抄本を取り寄せて確認してくださいね。

離婚届の「本籍」

「父母の氏名」は、夫婦それぞれの、両親のことです。
父母の名字が同じなら母の名字は省略して下の名前だけ記入します。

父母が離婚していたりして名字が異なる場合は両方フルネームで書きましょう。

(3)の「離婚の種別」というところは、調停や裁判をしていないなら協議離婚にチェックをいれます。

離婚届「離婚の種別」

さてここまでは簡単なのですが、ここからが少し難しいので、詳しく解説していきますね。

「婚姻前の氏にもどる者の本籍」

(4)「婚姻前の氏にもどる者の本籍」は、ちょっと戸惑うかもしれません。

離婚届「婚姻前の氏にもどる者の本籍」

わたしの場合、結婚するときにわたしが夫の姓を名乗ることにしたので、わたしが結婚前の姓に戻すことになります。

この場合は「妻」にチェックを入れるわけですね。

また「もとの戸籍にもどる」か「新しい戸籍をつくる」か選べるようになっています。

わたしはせっかくなので新しい戸籍を作りましたよ。

戸籍の住所は基本的にどこでもいいので、「自分が住んでいる自治体の中で、覚えやすいところ」にするのがオススメです。

わたしはとある学校の住所を本籍として登録しました。結婚するときも同じ手法を使ったのですが、学校は長年住所が変わることがありません。

わざわざ覚えなくても、ネットで「○○学校」と検索すればすぐ住所が出てきて便利です。

離婚後も結婚中の名字を使い続けたい場合は、「婚姻の際に称していた氏を称する届」を提出する必要があります。離婚届をもらう際に一緒にもらっておくとスムーズですよ。

▼「婚姻の際に称していた氏を称する届」はこういうものです。

婚姻の際に称していた氏を称する届

「未成年の子の氏名」は親権を明記するところ

(5)「未成年の子の氏名」は、父・母どちらが親権をもつのかを記入するところです。

離婚届、未成年の子の氏名

ここには子供の名前を書きますが、現在の名字で書いてくださいね。

ちなみに、離婚で妻の名字がもとに戻り、親権も妻が持つ場合、子供の名字と戸籍については別途手続きが必要になります。

詳しくはこちらの記事を確認してくださいね。

「同居の期間」「別居する前の住所」

(6)「同居の期間」は、同居を開始した年月と、別居を開始した年月を書いてください。

離婚届けの「同居の期間」

まだどちらも家を出ておらず別居を開始していない場合は、「別居を開始したとき」の項目は空白で大丈夫です。

(8)「別居する前の住所」は、まだ別居を開始していないなら記入する必要はありません。

離婚届の「別居する前の住所」

すでに別居を開始している場合は、もともと一緒に住んでいた住所を記入します。

「別居する前の世帯のおもな仕事と夫妻の職業」と署名押印

(9)「別居する前の世帯のおもな仕事」のところは、当てはまるところにチェックをいれます。

離婚届、別居する前の世帯の主な仕事

(10)「夫妻の職業」については、国勢調査の年以外は記入する必要がありません。

離婚届の夫婦の職業

基本的には5の倍数の年に実施されるので、2018年に離婚した場合は関係ないということです。

2020年、2025年など、5の倍数の年に離婚する方は記入が必要ですね。

「届出人署名押印」のところは、夫婦それぞれが自筆で署名をして、押印します。

逆に言えば、この署名以外のところについては、どちらかが記入すればいいということ。
夫の項目を妻が書いても大丈夫ですよ。もちろんその逆もOKです。

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以上で、離婚届の左半分が埋まりました。

続いては、右半分の「証人」と「未成年の子がいる場合」について解説していきます。

「証人」は親族以外でもOK

協議離婚の場合は証人欄も記入しなければなりません。

離婚届の証人欄

証人は親族に頼む場合が多いようですが、「離婚の事実を知っている成人」であれば誰でも大丈夫ですよ。

わたし自身も、友達が離婚する際に証人になったことがあります。

また「証人代行」のようなサービスもありますし、弁護士や行政書士に相談している場合は、その方にお願いすることもできますよ。

「未成年の子がいる場合」

「未成年の子がいる場合は、次の□のあてはまるものにしるしをしてください」という項目があります。

離婚届の「未成年の子どもがいる場合」

面会交流」と「養育費」について、「取り決めをしている」か「まだ決めていない」いずれかにチェックをいれます。

基本的にはいずれも離婚時に決めておかなければならないことです。
また協議離婚の場合は、決定した内容を公正証書にしておきましょう。

公正証書とは、公正役場にて作成する書類のことで、たとえば今後養育費の支払いが滞ったとか、面会を拒否されたとか、トラブルになった場合に法的な証拠として使えるものです。

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以上で、離婚届がすべて埋まりました!

ここからは、離婚届を書く際に注意する点について解説しますね。

離婚届けを書くときの注意点、訂正のやり方や印鑑について

離婚届を書く際にはほかにも疑問が出てくると思いますので、以下の4点について紹介します。

  • 書くペンは何でもいい?
  • 印鑑は実印?
  • 書き間違えた場合の訂正の仕方は?
  • 捨て印って必要?

書くペンはなんでもいい?

鉛筆や消せるペンなどはNGです。

ボールペンや万年筆など、消えないペンを使いましょう。

印鑑は実印?

押印する際に使用する印鑑は、実印でなくてかまいません。

基本的になんでもいいのですが、「シャチハタはNG」「夫婦それぞれ別の印鑑を使う」のがルールです。

書き間違えた場合の訂正の仕方は?

書き間違えた場合には訂正すれば問題ありません。

訂正の仕方は「二重線を引いた上に訂正印を押し、その近くの余白に正しい情報を書く」です。

訂正に使用する印鑑は、署名押印で使用するものと同じでかまいません。

ただ、正しい内容を書くスペースが無い場合は、残念ですが新たに1から書き直すことになります。

そのため離婚届をもらうときには予備をもらっておくのがオススメですよ。
もしくは、書き間違える可能性も考慮して小さめの字で書くのもいいでしょう。

捨て印って必要?

離婚届の左端にも届出印を押す欄があります。

これは「捨て印」とも呼ばれるものですね。

離婚届の提出時に修正箇所が見つかっても、捨て印があれば訂正印がなくても修正できるようになるということ。

夫婦そろって提出に行く場合は不要だそうですが、基本的には押印しておいたほうが安心かなと思います。

もし捨て印を押していない状態で修正箇所が見つかった場合、また役所に出向いて訂正印を押して修正する、という手間が発生するのだとか。

離婚届を提出する方法

離婚届を役所に提出する方法としては、以下のものがあります。

  • 役所の開所時間中に窓口へ提出する
  • 開所時間以外なら休日夜間受付窓口へ提出する
  • 郵送する

離婚届は、実は郵送でも提出することができるんですね。

ただ基本的には、役所の開所時間中に提出するのがオススメです。

開所時間中に直接提出すればその場で不備が無いかチェックしてもらえますよね。
時間外や郵送での提出だと後日不備が見つかることがあり、その場合は余計に手間がかかってしまいます。

また国民健康保険・国民年金の手続きだったり、印鑑登録だったりと、離婚に付随する手続きがある場合は役所に行ったついでに済ませることもできますよ。

※新たに印鑑登録をする場合は、新しい実印も準備しておいてくださいね。

さいごに

離婚するというのはそれだけで、精神的にも負担が大きいものです。

そんなときに難しい書類を書くのはとてもしんどい気持ちになってしまうかもしれません。

基本的にはこのページで紹介したとおりに記入していけば大丈夫なので、1つひとつ確認しながら書き進めていってくださいね。

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この記事を書いた人

なつみと

節約はするけど好きなことにお金を使うのが大好きなWebライター・webライティング講師。節約に関する知識が豊富な反面、必要なものにはどんどんお金を使っていく性格のため「メリハリあるお金の使い方」を発信していきます!

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