離婚しても子供の苗字は変わらない!「子の氏の変更」と「入籍届」の手続きのやり方を解説

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子どもがいて離婚する場合、父か母どちらかが親権を持ち、養育していくことになるのが一般的ですよね。

わたしの場合、母親であるわたしが親権をもつことになったのですが、離婚届を提出するだけでは子供の名字は変わらないんです。

また戸籍も、元夫の戸籍に残ったままになるんですよ・・・。

子どもの名字をわたしの旧姓に変更し、戸籍もわたしの戸籍に入れるには、別途手続きが必要です。

子の氏の変更」「入籍届」という2つの手続きをすることで子どもの名字と戸籍が変更できるというわけなんですね。

わたしも実際にその手続きをしたので、以下からやり方を解説していきます。

離婚しても子供の名字は変わらない!

「子の氏の変更」と「入籍届」って?

どちらも耳慣れない言葉だと思いますので、はじめに簡単に解説しておきますね。

子の氏の変更

「子の氏の変更」とはその名の通り、子供の名字を変更するためにおこなう手続きのことです。

家庭裁判所でおこなう手続きで、家裁に対して「離婚したので子どももわたしと名字に変更するのを認めてください」と申請するわけですね。

この申立てが認められると、子供の名字を変更することができます。

入籍届

入籍届とは、戸籍を移動させるために必要な手続き。
離婚しただけでは、たとえ母親が親権をもっていても、戸籍は父親のほうに残ったままになります。

なんだかモヤモヤしてしまう古い仕組みですが仕方ありません。

「子の氏の変更」をしてそれが認められたあと、入籍届を提出することになります。
ここまで済めば、子供の名字は母親と同じになり、戸籍も母親と同じ戸籍に変更されますよ。

以上が概要となりますが、ここからはさらに具体的に、手続きの流れを紹介しますね。

子の氏の変更に必要なもの・流れ

京都家庭裁判所

まずは「子の氏の変更」の手続きからしなければいけません。

手続きは役所ではなく家庭裁判所でおこなうものですが、役所の窓口で聞けば必要なものを教えてくれますよ。

▼わたしが行った左京区役所ではこんな書類をくださいました。

子の氏の変更手続きに関する案内
手書きの部分は職員の方に質問してわたしが記入したものです

ただ役所と家庭裁判所はまた別の組織ですし、職員の方も「必ずしもこの通りとは限りませんので、ご自身で問い合わせてから行くほうが確実です」とおっしゃっていました。

家裁に確認したところ、役所の窓口で案内された内容と同じでしたが・・・。
地域によっても違うかもしれませんので、実際に手続きされるときには管轄の家庭裁判所に電話で確認するのがオススメですよ。

ここからは、わたしが手続きをした「京都家庭裁判所」のケースを紹介しますね。

手続きに必要なもの一覧

子の氏の変更に必要なものは以下の通りです。

  • 自分の戸籍謄本
  • 子どもの戸籍謄本
  • 印鑑(実印でなくてOK)
  • 収入印紙800円分
  • 本人確認書類

自分と子どもそれぞれの戸籍謄本は、役所で離婚届を提出したときについでに発行してもらいました。

また収入印紙については、家裁の中に販売所があったためそこで購入することに。

というか、事前に案内された持ち物の中には収入印紙はなかったです・・・。

あらかじめ用意していくのが確実ですが、たいていは裁判所の中で販売しているのではないかと思いました。

申し立てをしたあとに変更を許可する旨の書類が発行されるわけですが、この書類は後日郵送してもらうことも可能です。

郵送を希望する場合はその切手代も必要になりますよ。

ちなみに、切手や収入印紙はコンビニでも入手できます。

手続きの流れ

子の氏の変更をする際の流れを紹介しますね。

手続きの流れは以下のとおりです。

  1. 家庭裁判所の窓口で「子の氏の変更をしたい」と伝える
  2. 渡された書類に記入し、窓口に提出する※収入印紙も一緒に提出
  3. 数分間の確認作業ののち、「引換証」をもらう
  4. 案内された時間以降に窓口に行き許可の書類を受け取る

手続き自体の所要時間は30分もないぐらいでしたが、引換証をもらってから許可の書類を受け取るまでには2時間ほどの空き時間がありました。

※京都家庭裁判所の場合、9時~11時に申し込んだ分が13時半以降、13時~15時に申し込んだ分が17時ごろに受け取れるという仕組みです。

▼実際に受け取った書類がこちら。

子の氏の変更の許可証

子の氏の変更をするための書類には記入見本もついていたので迷うことなく書き進められましたよ。

もしわからないことがあってもその場で聞けばいいので安心です。
役所のように混み合うことはありませんからね。

どんな書類なのか写真を撮りたかったのですが、裁判所内は撮影禁止なので、すみません・・・。

その代わり、裁判所のサイトで書式がダウンロードできることを発見したので、気になる方はこちらから確認してみてください。

参考:氏の変更許可の申立書-裁判所

ただわたしがもらった書類は、リンク先のものとは少し違いました。

リンク先の書式よりももっと詳細な項目があり、項目に沿って書くだけだったので簡単でしたよ。

子の氏の変更に関する許可の書類を受け取ったら、それを持って役所に行き、「入籍届」を提出します。

「入籍届」の手続きの方法

入籍届の書類

わたしは左京区役所で離婚届を提出したのですが、その際にあらかじめ「入籍届」ももらうことができました。

その場合は、あらかじめ記入しておけばスムーズですね。

もちろん、子の氏の変更をしてから役所に行き、それから入籍届をもらうのでも大丈夫です。

記入見本もついていて、こちらも迷うことなく簡単に記入できました。

家庭裁判所で「子の氏の変更」の許可証をもらったら、その書類と一緒に入籍届を提出しましょう。

一応、必要なものをまとめておきますね。

  • 子の氏の変更の許可証
  • 入籍届
  • 印鑑※実印でなくてOK
  • 本人確認書類

▼役所内の「戸籍届出」などと書かれた窓口に提出すればOKですよ。

役所の「戸籍届出」窓口

わたしは午前中に家庭裁判所に行って子の氏の変更申し立てをして、午後に役所で入籍届を提出したので1日で済みました。

余談ですが、印鑑と本人確認書類については、つねに携帯しておくことをオススメします。

離婚後しばらくはさまざまな手続きをしなければならず、印鑑と本人確認書類を求められることが多いです。

印鑑は認印と実印を両方持っておくほうがより安心ですが、今回の手続きでは両方認印だけで大丈夫でした。

さいごに

離婚して母親が親権をもつ場合でも、何もしなければ子どもの名字は元夫のものと同じままです。

戸籍も、元夫の戸籍に入ったままになります。

離婚届だけでこのあたりも一緒に手続きできればいいのに、と思いますが、現行の制度ではどうしようもありません。

もちろんこの手続きをしなくても児童手当の受給等には問題はないのですが、自分と同じ名字に変更したい・自分と同じ戸籍に入れたいという場合は手続きが必要になります。

家庭裁判所に行って役所に行って・・・と面倒ではありますが、手続き自体は難しいものではありません。

家庭裁判所に行く機会なんてそうそう無いので少し気が重いかもしれませんが、子どもの保育園や学校のこともあると思いますので、早めに手続きしておくのがいいと思いますよ。

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この記事を書いた人

なつみと

節約はするけど好きなことにお金を使うのが大好きなWebライター・webライティング講師。節約に関する知識が豊富な反面、必要なものにはどんどんお金を使っていく性格のため「メリハリあるお金の使い方」を発信していきます!

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