北海道札幌の厳選ゲストハウス8選!イケてる宿泊施設が急増中

こんにちは、「灯台もと暮らし」編集部の立花です。

北海道の玄関口といえば札幌ですが、外国人観光客が増えていることもあり、現在札幌市内にはゲストハウスが急増しているといいます。

わたしもよく出張やおやすみの際、ゲストハウスを利用するのですがどこもセンスが抜群で、全部を均等に泊まり歩きたいくらい魅力的なところばかりです。

その上、札幌のゲストハウスは横のつながりもあり、一緒に札幌を盛り上げようという気概があるのだとか。

殺伐としてお客さんを取り合うのではなく、それぞれの個性を尖らせた場づくりは理想的だなと思います。

ということで、今回はわたしが足を運んだことのあるゲストハウスをいくつかご紹介いたします。

(1) UNTAPPED HOSTEL(アンタップトホステル)

Untapped Hostel
公式サイトより ↑

アンタップトとは未開拓、という意味だそうです。

ドミトリーに宿泊したのですが、ゲストハウス初心者の女性でも宿泊しやすい内装でした。

というのも、2段ベッドがずらっと並んでいるのですが、それぞれ個室のように木で仕切られており、小窓がついているので圧迫感もありません。

個人的には、その仕切られた空間とマットレスとの間にスーツケースを一つ置いておけるだけのスペースがあったのが「気が利いておる・・・!」と感動したポイントです。

ドミトリーは、どこもだいたい大きな荷物を自分のベッドの近くに持ち込むのにスペースが少ないんですよね。

そのため、ベッドとベッドの間の通路にあけっぴろげにせざるを得ないことが多いのです。

廊下にどーんと荷物を広げていると、当たり前ですが他の宿泊客の方の邪魔になります。

スーツケースを持って旅をしている女性の場合は、ベッドの上に引っ張りあげるのも大変ですし、何よりあんまり清潔ではありません。

ゲストハウス全体も照明が温かく、壁が濃いグレーが基調になっているため、落ち着いた雰囲気が魅力的です。

このゲストハウスの詳細

  • 住所:〒001-0018 北海道札幌市北区北18条西4丁目1-8
  • 電話番号:011-788-4579
  • ドミトリー1ベッドあたり:3,200円~
  • チェックイン:15:30~22:00
  • チェックアウト:11:00
  • 公式サイトはこちら

(2) SOCIAL HOSTEL 365(ソーシャルホステル365)

SOCIAL HOSTEL 365
公式サイトより ↑

すすきのエリアにあるこちらのゲストハウスは、主要な駅からは少し歩きますが、リピーターの多いゲストハウスの一つです。

また、1階のラウンジは宿泊客の方だけでなく一般のお客さまもご飯を食べたりお酒を飲んだりできる開かれたスペースになっています。

オーナーの大畑さんの奥様が得意だというチョークアートが、ラウンジを中心にあちこちで彩りと遊び心を添えているのも、見ていて楽しいですよ。

ちなみに、このSOCIAL HOSTEL 365さんの姉妹店「IGLOO(イグルー)」も気になるところ。

女性向けの古民家を改装したゲストハウスだそうですが、次回はここにも泊まってみたいですね。

このゲストハウスの詳細

  • 住所:北海道札幌市中央区南5条西9丁目1019-16
  • 電話番号:011-206-8569
  • ドミトリー1ベッドあたり:3,650円~
  • チェックイン:15:30~23:30
  • チェックアウト:11:00
  • 公式サイトはこちら

(3) 雪結(yuyu)

yuyu
公式サイトより ↑

足を踏み入れた時「なんてやわらかい雰囲気だろう、誰かの家みたいだ」と思ったゲストハウスがこちら。

わたしとほぼ同世代のチームが運営していることもあり、わたしが一方的に親近感をいだいている「雪結(yuyu)」さんです。

女性スタッフが中心となり、内装やアメニティのラインナップをディレクションし、準備したという「雪結(yuyu)」。

やわらかい雰囲気は、そういった細部への気配りから醸し出されているのかもしれません。

こちらも市街地からは少し離れたメインの通りから裏手に入ったようなところにあり、札幌に初めて行った時に伺ったのですが、見事に迷いました。

このゲストハウスの詳細

  • 住所:〒060-0053 北海道札幌市中央区南3条東4丁目3-13
  • 電話番号:011-522-7660
  • ドミトリー1ベッドあたり:3,000円~
  • チェックイン:16:00~22:00
  • チェックアウト:11:00
  • 公式サイトはこちら

(4) Waya(ワヤ)

waya
公式サイトより ↑

「雪結(yuyu)」を作った合同会社ステイリンクさんが、最初に作ったゲストハウスが「Waya」。

クラウドファンディングなどを使い仲間たちで手作りした場所で、札幌のゲストハウスの中では先駆け的な存在なのだとか。

「すべての人が心の中で『ただいま』と言える居場所をつくる」というコンセプトのもとオープンし、開業4年目を迎えます。

イベントも毎週のように行われている月もあり、若々しさや活気はもしかしたら札幌のゲストハウスの中でもピカイチです。

バーは宿泊客以外も利用可能ですので、大学生や若いバックパッカー同士の情報交換の場にはぴったりかも。

このゲストハウスの詳細

  • 住所:北海道札幌市豊平区豊平2条4丁目1-43
  • 電話番号:070-6607-0762(予約専用)
  • ドミトリー1ベッドあたり:2,800円~
  • チェックイン:16:00~22:00
  • チェックアウト:11:00
  • 公式サイトはこちら

(5) SappoLodge(サッポロッジ)

SappoLodge
公式サイトより ↑

オーナーの奈良さんは、世界中を旅する冒険家。

そのため、サッポロッジにも旅や冒険好きな人々が集まっている印象です。

予約をすれば、奈良さんがガイドをしてくれるアクティビティにも参加できます。

北海道内の木材を集めて手作りされた内装は、力強い木の質感で満たされ、なんだか秘密基地のよう。

明日の計画を立てるのが楽しくなります。たとえそれが仕事に関わることだったとしても・・・!

また、地域の人や近所の方もふらりと立ち寄る一階のスペースは、道内の食材を使ったこだわりの料理もいただけます。

泊まっているだけでワクワクする、冒険の始まりの場所のようなゲストハウスです。

このゲストハウスの詳細

  • 住所:北海道札幌市中央区南5条東1丁目1-4
  • 電話番号:011-211-4314
  • ドミトリー1ベッドあたり:3,500円~
  • チェックイン:15:00~23:00
  • チェックアウト:10:00
  • 公式サイトはこちら

(6) Wagayado晴-HaLe-(ワガヤドハレ)

Wagayado 晴
公式サイトより ↑

「ただいま」と「おかえり」が似合うゲストハウスがこちら。

民家を改装して作られたゲストハウスで、傘や自転車も無料レンタルでき、札幌駅からも近いのがポイントです。

グループや団体での利用も良いですが、個人的にはひとり旅やペアで利用するのが良さそうだなと思いました。

わいわいしたり交流を目的としたりするよりも、しっぽり自分の時間を楽しみたい方向けかなと。

それからバックパッカーなど一人旅慣れしている方にとっては、洗濯機1回200円(洗剤付)はかなり大きな魅力かと思います。

わたしもひとり旅の最中、洗濯が全然できなくて人生で一番小汚い時期もありました・・・今ではいい思い出です。

そういった細かいサービスも含め、旅人の気持ちをよく分かってくれているゲストハウスです。

このゲストハウスの詳細

  • 住所:〒060-0807 北海道札幌市北区北7条西8丁目3-12
  • 電話番号:011-299-6257
  • ドミトリー1ベッドあたり:2,500円~
  • チェックイン:16:00~21:00
  • チェックアウト:7:00~10:00
  • 公式サイトはこちら

(7) Ten to Ten Nakajima-Koen(テントテン)

Ten to Ten
公式サイトより ↑

知る人ぞ知る情報を持つ、ローカルな人々と世界を歩き回る旅人をつなぐゲストハウスとして誕生した「Ten To Ten Nakajima-Koen」。

その名の通り、点になっている人やモノ、コトを旅を通してつないでいきたいというコンセプトで日々世界中から宿泊客を受け入れています。

共有スペースのラウンジではランチをいただくことも可能。

また、「Hello! Local」と題して、ここでしかできないイベントを数多く開催しているため、札幌初心者でもふらりと立ち寄るだけで楽しめそうです。

このゲストハウスの詳細

  • 住所:〒064-0808 北海道札幌市中央区南8条西5丁目288-5
  • 電話番号:011-211-1777
  • ドミトリー1ベッドあたり:2,600円~
  • チェックイン:16:00~22:00
  • チェックアウト:10:00
  • 公式サイトはこちら

(8) Ten to Ten SAPPORO STATION(テントテンサッポロステーション)

ten to ten sapporo Station
公式サイトより ↑

「Ten To Ten Nakajima-Koen」とはまた違った雰囲気のSAPPORO STATIONは、ホテルのようなクオリティとゲストハウスのアットホームさといういいとこ取りをした宿泊施設。

JR札幌駅西口から徒歩6分のところにあり、アクセスもいいですよ。

2017年7月にオープンしたばかりの、この中では一番新しいゲストハウスです。

開業してすぐの時期に泊まったのですが、マットレスがふかふかでとても寝心地がよかったです。

見た目は普通のビルなのですが、宿泊する階層は色調がモノトーンや紺色で統一されており、土足禁止でスリッパに履き替えます。

こうしたちょっとした工夫も、リラックスできる理由だなあと感じました。

また、「Sunday Market」と題して週1でマルシェも開催中。

宿泊したついでにふらりと立ち寄ってみると良いかも。

ちなみに立地は「Wagayado晴-HaLe-」の真向いですので、Wagayado晴-HaLe-さんに泊まった方もマルシェやイベントに立ち寄ることができますよ。

このゲストハウスの詳細

  • 住所:〒060-0806 北海道札幌市北区北6条西8丁目3-4
  • 電話番号:011-214-1164
  • ドミトリー1ベッドあたり:3,600円~
  • チェックイン:16:00~22:00
  • チェックアウト:8:00~12:00
  • 公式サイトはこちら

観光客が増えている北海道はイケてるゲストハウススポットでもある

訪日外国人観光客が右肩上がりの昨今ですが、北海道もその流れに合わせて旅行客がどんどん増えているといいます。

札幌も、ゲストハウスがここ2〜3年で数件立ち上がり、ますます盛り上がりを見せているエリアです。

今回ご紹介したゲストハウスの宿泊料金は、だいたい2,500〜3,500円くらいで安く泊まりたい人にとってはありがたい価格設定なのではないでしょうか。

ただ、安さだけを求めてゲストハウスを選ぶ人は、だんだん少なくなっているような気もします。

今ではネットカフェでも、ゲストハウスより安く寝泊まりできるお店も、探せばあるからです。

わたしは8つ全てのゲストハウスのオーナーさんにご挨拶させていただいたのですが、どの方もとても魅力的で、ゲストハウスはやっぱり誰が運営しているかがもっとも重要なんだなと体感したのでした。

今回ご紹介しきれなかったゲストハウスもまだまだありますので、札幌へお越しの際はぜひお気に入りのゲストハウスを探してみてくださいね。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

1991年生まれ、静岡県出身の編集者。これからの暮らしを考えるメディア「灯台もと暮らし」の執筆、編集を担当。いつか書道教室をひらくのが夢。