自分で本をデータ化してみるってどう?ScanSnapを使って自炊してみた

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前回、ブックスキャンで50冊をデータ化してもらいましたが、著作権が複数にわたる雑誌やスクラップはデータ化できません。

参考:本の電子化(自炊)で家のスペースを節約できる!自炊代行「BOOKSCAN」プレミアム会員のお得な使い方

「いつか見るかも」と家にストックしていても、本は溜まっていくばかりですよね。

簡単に業者にスキャンしてもらうこともできるけれど、スクラップブッキングしておいた雑誌の記事や、ポイントを書いた講義のノートなどは自分でやるしかありません。

今回はそのためのコスパの高いやり方を考えました。

自炊のための道具

書類を簡単にデータ化するための道具を並べてみました。

スキャナーとカッター二種類です。

ScanSnap

富士通 ScanSnap iX500 (A4/両面)

まずは「自炊といえばこれ!」と言われているのがScanSnapです。

業者でも使っている機種だから、性能も機能も充分。

本を自炊するだけでなく、仕事上の書類をまとめてデータ化してクラウド保存するのもワンタッチ。

子供の学校書類をスキャンすれば家族共有も簡単にできます。

大量の書類もサーッとあっという間にデータ化してくれるので、「今までプリンターに付属してるスキャン機能を使ってたあの手間は何だったんだろう」と呆気にとられました。

カール事務器 裁断機 ペーパーカッター・スリム A4対応 DC-F5100

DC-F5100は約50枚(4.5mm)までの紙を、簡単にカットできる小型裁断機。

薄い本なら、回転式の刃で3往復するくらい滑らせれば、力の弱い女性の手でも簡単に裁断できます。

しかもこれは二つ折りに畳めて幅22cm奥行き52cm高さ8cmくらいに隙間収納できるので、とても便利。

裁断機としては2.6kgの軽さを実現しているので、片手で移動させるのも簡単です。(従来品に比べたら面積約35%省スペース。たしかに裁断機のわりにとても小さいと感じます)

オルファ(OLFA)ロータリーカッターLL型 136B

スキャナーは絶対に必要だとしても、最初は「裁断機はいらないかな」と悩んでいました。

だから「まずはカッターで挑戦してみよう」と思って、評判が良くて比較的安価なこのロータリーカッターLL型を購入してみました。

実際に使ってみると、私が不器用なのか力がないからか、まだうまく使えないまま現在に至ります。

結果的に上のDC-F5100を購入してラクすることができるようになりましたが、その様子はのちほど、また詳しく写真付きでご覧ください。

まずは本を裁断してみよう

スキャンするためには、まず本を裁断しなければなりません。

そのために、本を50枚くらいずつバラバラにしていきましょう。

やり方は簡単。最初の1ページを後ろに反らすようにしてはがして、分解しやすくします。

本を剥がす

そこから30枚くらいから40枚くらいずつに割いていきましょう。

50枚ぐらいはカットできるのですが、厚さは4mmくらいまでが安全ですし少なめにしたほうがカットしやすいです。

本を剥がす

ひと束ずつペーパーカッターF5100にセットして、カットしていきます。

公式サイトでは「2.5往復でカットできる」と書いてありましたが、今回は4往復で切ることができました。

本を裁断

▽実際にカットしたあとは、切れ端がこんな風にきれいに束になります。

ペーパーカッターF5100

▽カットしたあとの紙の断面はこんなにきれい。

ペーパーカッターF5100

これでこのままスキャナーにセットできる形になりました。

かかった時間は8分。意外と速いです。

ロータリーカッターを使用した場合

今回はF5100を使用しましたが、ためしにロータリーカッターでもやってみました。押し当てて、ゴリゴリとカッターで切っていきます。

一度に3枚か4枚くらいまでずつしか切れませんが、なんとか一冊完了!

かかった時間は12分でした。

ロータリーカッター

F5100に比べて手間も力も必要ですし、写真のようにカスもかなり出ます。

それにしても、この切り口はバラバラです。

金属製の定規を当てて、もっと力を入れてまっすぐ何度もカットできれば、少しはマシだったかもしれません。

ロータリーカッターで裁断

バラバラだった切り口を、F5100で揃えていきました。

30枚ずつ押さえて、スライドでカットしていきます。

「不器用だと、結局こうして二度手間になるんだな…」と感じました。

ロータリーカッターで裁断

ここまででかかった時間を合計すると20分くらい。

カッターを使うなら、本を分解するときに補助的に使うのが正しい使い道なのですね。

そしてその使い方だけなら、ロータリーカッターでなくても、普通のカッターで足りそうだと思いました。

力が強い方や、定規を当てた手がズレない自信がある方には、カッターを使った裁断が一番安価なのでおすすめです。

実際にスキャンしてみよう

ScanSnapの電源を入れるには、ただフタを開けるだけなのでとても簡単です。

大きさも「幅29cm奥行き16cm高さ17cm」と、A4までスキャンできる機種にしてはコンパクト!

子供部屋のラックの端っこに設置できてしまうくらいです。

起動も速く、青い光がつけばすぐに準備完了。

一番最初にスキャンしたい表紙を後ろにして、ページの上部を下にセットします。(裏から見ると、本が頭から突っ込んでいるようなイメージです)

スキャン

今回、私はiPhoneのScanSnapアプリから本をスキャンしました。

スキャンするにはまず設定が必要です。

「設定画面」を開き、「SCANSNAPオプション」の「読み取り設定」を開きます。

SCANSNAPオプションの設定

そして「ファイル形式」や「読み取り面」を設定しましょう。

今回は本をスキャンしたかったので`PDFを選びました。

もちろん読み取り面は「両面」に設定します。

絵画作品や写真、子供の絵などを取り込むときは「ファイル形式」を「JPEG形式」に切り替えます。

SCANSNAPオプションの設定

スキャンした書類は、このようにストックされています。

ScanSnapオプションの設定

スキャンするときは、右下の「Scan」ボタンを押すだけ!

子供の学校書類、受けた講義のノート、年賀状や名刺のデータなど、使用用途は本当に幅広いです。

うちではこのScanSnapは、ここ2年くらい『買って正解だった家電』のトップ3に入っているくらい。

読み取っている画面です。

ScanSnap読取画面

両面読み取るのに1枚2秒かかっていないんじゃないでしょうか。体感的にもとても速く、65枚もあっという間にスキャンし終わりました。

読み取りが完了すると、このように一番上に表示されます。

ScanSnap読取画面

ファイルを開いてみると、このように普通に読み取ることができます。

サイズは65ページフルカラーで87Mになりました。

ScanSnap読取画面

これをMacに転送するには、「Evernote経由」「Dropbox経由」「iCloud経由」など、様々な方法があります。

私は普通にiPhoneをMacにつないで、iTunesから転送しました。どの方法もとても簡単です。

ScanSnapのデータ転送

スキャンをしてみてどうだった?

買った本を中古業者に売ることも考えましたが、手放したことを忘れて同じ本を買ってしまうことがこれまで何度もあって、「このほうが無駄じゃない?」とずっと思っていました。

あと、たくさんの人たちが協力して心を込めて作った本を、自宅で分解して裁断するのはちょっとだけ胸が痛みます。

そう思いつつ、家にはスペースの限界というものがあって、そのまま形に残して取っておくのは難しい・・・。

だから今回、「ずっと手元に置いておくためにデータ化しておく」という愛情の形を考えてみました。

スキャンするようになってから、書類整理下手だった私たち家族もだいぶ変わりました。

「一応、取っておきたいな」「家族でデータを共有したいな」と思う書類は3秒でスキャンして、「何度も手に取って読み返したい」と思う書類はそのままの形でファイリングする流れができたのです。

データ化してストックできると確かに家がスッキリしますね。

BookScanなどの自炊業者に比べたら遅いかもしれませんし、「一気に50冊スキャンしよう」というのはむずかしそうです。

でも「毎月5冊くらいスキャンしたいな」という場合には、1時間くらいあればできそうだとわかりました。

機材の購入や自炊方法を検討していた方にとって、何らかの参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

森山あみか

CM音楽、作詞作曲、歌手、翻訳、ライター、料理講師。 卵乳アレルギーの8歳と1歳の母。出産を機に自分も同じアレルギーを持っていたと知り、卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲業、執筆業のかたわら、さまざまな自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期の食事、菜食と肉食ごはんの同時レシピ、アレルギー対応食などを専門としている。

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