子どもの夏休みの自由研究!大人もなつかしく楽しめる実験4選

森山愛美夏の画像

夏休みも気づけばもうすぐ終わり。みなさん、お子さんの自由研究の進行状況、確認できていますか?

我が家は「どう?」と聞いたら、純粋無垢な目で「ん?まだ何も?」と、とぼけられました。「どどど、どうするの?」と親のこちらが軽くパニック。

翌日、長女が図書室で見つけてきた本『かんたん!不思議!100円グッズ実験&マジック』をヒントに、大人にとっては懐かしく、子どもにとっては新しい実験をいくつかやってみることにしました。

夏休みの自由研究のネタに困っている方がいましたら、ぜひご参考にしていただきたいです。

15m糸電話にチャレンジ!

糸でんわの様子

糸電話のつくり方

  1. 紙コップの底にセロハンテープで糸を貼り付ける
  2. もう片方の糸も、もうひとつの紙コップの底に貼り付ける
  3. 2人でコップを1つずつ持ち、糸をピンと張るように離れて立つ
  4. ひとりはコップを耳に当て、もうひとりは口にあてて、しゃべってみよう
  5. 交代して、ちゃんと聞こえるかどうか試してみよう

やってみてどうだったか

15m離れても、紙コップは糸電話として機能します。「音は振動で伝わるから、糸がふるえていれば音は聴こえる」という仕組みです。

でも実験当日はセミの声がうるさく、近くで話していてもドリフでの志村けんのように「何だって?」と聞き返したくなる状態だったので、移動してやっと聞こえるようになりました。

糸電話は、耳元でささやくような声で迫るような音が届くのではなく、少し小さめに聴こえる特徴があります(うるさい場所では使えないので、少し静かな場所を選びましょう)。

お弁当のフタで指輪を作ろう(プラ板工作)

プラ板指輪のつくり方

【1】プラ容器を切り取る

プラ板工作には、お弁当箱のフタの、まっすぐな部分だけを使います。
ここだけを四角く切り取りましょう。

パラバン

【2】下絵を描いて切り取る

四角く切り取ったプラスチックの板に、油性ペンで下絵を描いてその通りに切り取ります。
私たちは「指輪を作ってみよう」ということになったので、長さ10cmくらい太さ2cmくらいに切り取って下絵を描きました。そしてその通りに切り取っていきます。

残したくない下絵の線は、アルコールでふき取るとスッキリ消えますよ。

また、指輪を作るなら事前に「これくらいのサイズかな?」と採寸しておいて、同じくらいの太さのペンなど棒状のものを用意しておいてくださいね。

キーホルダーを作るなら、この下絵を描いて切り取った段階で、1穴パンチで穴を開けておきましょう。

縮んだあとは穴を開けづらい固さになってしまいます。ここで開けておくととてもラクです。

プラバンを仕立てる

【3】オーブンorトースターで加熱する

オーブンにくっつかないタイプのホイルを敷き、160度に予熱します。下絵を描いた面を上にして置いたら、温度を180度に上げて焼きます。

数十秒で丸まったり形が崩れたりしながら縮んでいくのが見えますが、ここで手出しは厳禁です。

すぐに平らに戻り始め、「もう少しで完全に戻るかな」くらいのところで取り出します。危ないので、この時は必ず軍手をしてくださいね。

キーホルダーを作りたい時は、できあがりをすぐにクッキングペーパーで挟んで、そのまま分厚い本に挟んでまっすぐに固定して冷やし固めます。

指輪を作る場合は、先ほど用意しておいた指とサイズの合うペンに、熱いうちに巻きつけて、上からクッキングペーパーでくるんで押さえて冷まします。

すぐに固まってできあがりです。

プラバン、成功したもの

やってみてどうだったか

なお、失敗すると以下のような感じになります。指輪を作る時に、丸めようとして焦ってポキッと折ってしまったもの。

プラバン工作、失敗したもの

丸まった時に耐えられなくて取り出してしまった場合は、もう一度トースターに戻して焼き直せば、修正できる確率が高いです。「失敗した!」と思っても、くじけず試してみてくださいね。

角砂糖で簡単!べっこうあめを作ってみよう

べっこうあめのつくり方

材料・使用する道具はこちらです。

  • アルミカップ
  • グラニュー糖もしくは角砂糖
  • ティースプーン
  • フライパン
  • お椀

お椀には水を張っておきます。

べっこう飴の材料

【1】アルミカップに砂糖と水を入れて加熱する

アルミカップにティースプーン1杯か角砂糖1個を乗せて、水を数滴たらします。

それをフライパンの上に乗せたら、中火で加熱スタート!(角砂糖の場合は水をたらして形がくずれてから加熱してください)

べっこう飴のもとを温める

【2】色づいてきたら火からおろす

写真のように、砂糖水がグツグツ沸いて、色づいてきたら火から下ろします。

べっこう飴づくり途中、沸いてきた

【3】冷ます

水を張ったお椀に3を入れて冷ましたら、お皿に移します。

べっこう飴をお皿にうつす

【4】アルミカップからはずす

お皿に移したべっこう飴たちを、アルミカップから外していくと、べっこう飴のできあがり! アルミカップを周りからゆっくりそらすようにして外すとうまくいきますよ。

べっこう飴を冷ます

できあがったべっこう飴です。パリパリで美味しいです!

やってみてどうだったか

プリンやケーキに飾ったりしても、とても可愛かったです。砂糖は水を加えて熱すると香ばしいカラメル状になり、べっこう飴になるのですね。

手軽につくれてなつかしく、親子で大騒ぎしながら作れて楽しかったです。(火を使うため、必ず保護者が見守れる環境でつくりましょう)

べっこう飴0

あぶり出しをやってみよう

つくり方

A4用紙を1/4に切って、いろいろなもので文字や絵を描いて、あぶってみよう。描いた文字や絵が茶色く浮かび上がってくるかどうか試してみましょう。

試してみたものは以下の通りです。

  • レモン
  • メープルシロップ
  • だしつゆ(希釈済み)
  • 塩水

写真はごく一部ですが、あぶっていくと結果はすぐに出ました。メープルシロップは光りながら茶色くなり、カラメルっぽい色になります。(メープルシロップが加熱により糖化してカラメルになったものと思われます)

だしつゆは、ほんのり薄く色づく程度。(だしつゆの中の糖分が反応したようです)

塩水は白いまま、レモン水はうっすら浮かび上がり、お酢が一番濃く浮かび上がりました。(あまりに急いで描いたので、ボケていて「酢」の字を間違えてしまいました。恥ずかしいです)

塩水は反応せず、レモン水と酢は酸が反応したようです。レモンと酢なら、酢の方がより酸性なので、色も濃く出やすかったのですね。

あぶりだし

やってみてどうだったか

私があぶり出しをやっているのを見て、長女が「私もやる!」と挑戦しました。一番濃く色が出る、お酢を使ってのチャレンジです。「内緒の手紙」と渡してくれたのであぶり出してみたら、可愛いメッセージでした。

案外細かい絵もくっきり浮かび上がりますね。学校のお友達への、秘密の手紙にも使えるかもしれません。(どんな場合も、必ず保護者のもとであぶりましょう)

あぶりだしで絵を描いた

子どもの自由研究は、大人を巻き込んだ家族ゲーム!楽しもう!

子どもの自由研究は、本当に選択肢がありすぎて迷いますよね。自由研究は、学校が「どんな夏休みを過ごしましたか?」「家族の時間をどう過ごしましたか?」と親に問いかけているものでもある気がします。

長女は今まで挙げた自由研究の他に、浅草の『たばこと塩の博物館』へ行った時に学んだことを研究本にまとめたり、群馬県へ蛍を見に行った時が楽しかったらしく『ほたる図鑑』も作ると言っています。(全部できるかどうかはわかりません・・・)

しかし、今回子どもと一緒に実験をしながら、親も楽しませてもらいました。

計算ドリルや漢字の書き取りのように、子どもだけに「やりなさいね」と言えるものではなく、親も意見を出して、一緒に楽しんで、その過程を記録していく方が充実した研究になるかもしれません。

注意したいのは、夏休み最終日に徹夜で泣かないように早いうちに楽しみながら片をつけましょう、ということです。

自由研究のある子どもを持つご両親の、ご健闘を祈ります!

この記事を書いた人

CM音楽、作詞作曲、歌手、翻訳、ライター、料理講師。 卵乳アレルギーの8歳と1歳の母。出産を機に自分も同じアレルギーを持っていたと知り、卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲業、執筆業のかたわら、さまざまな自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期の食事、菜食と肉食ごはんの同時レシピ、アレルギー対応食などを専門としている。