格安SIMの選び方に役立つポイントまとめ。仕組みや気になる疑問、オススメ格安SIMまで一挙に紹介

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SIMカード

こんにちは、スマートフォンなどモバイル関連のサイトでもライターとして仕事をしているまきはらです。

毎月の携帯料金を賢く安く抑えられる方法のひとつとして注目の高い“格安SIM”。

最近ではインターネットだけでなく、量販店の携帯コーナー、あるいは街中やショッピングモール内に出店された店舗なども増えてきており、「格安SIM」という言葉を目にする・耳にする機会もかなり多くなりました。

ただ一方で「格安」という言葉だけが独り歩きしているようにも感じます。

例えば安くなることにばかり目を引かれ「なぜ安くなるのか?」という仕組みを理解しないまま契約し、あとから使い勝手が悪くて困るといったケースも多くでているようです。

また「よし、私も格安SIMへの乗り換えを考えてみよう!」と思ったものの、調べてみると種類がたくさんあってどれを選べばよいのか……と悩んで選びきれないこともあるでしょう。

そこで今回は格安SIMの仕組みから選び方、さらには私自身がこれまでに使ったことのある格安SIMの中でのオススメまで、一挙にまとめて紹介していきます。

この記事1本を読んでもらえれば、格安SIMを契約するにあたり、押さえておきたい最低限のポイントはOK。

毎月の携帯料金を賢く抑え、効果的な節約ができるよう、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの格安SIM

格安SIMとは?なぜ安いの?

はじめに「そもそも格安SIMってなに?」「なぜ安いの?」という基本から。

スマホもガラケーも含め、携帯電話には通信するために必要な情報を記録したカード「SIMカード」が入っています。

SIMカードは少し前まで、ドコモやau、ソフトバンクといった“キャリア”と契約して発行してもらうものでした。

しかし最近では、キャリアから借りた設備とネットワークにて回線サービスを提供する事業者を通じて発行してもらうことも可能に。

こうしたキャリアから設備とネットワークを借りてサービスを提供する回線事業者を「MVNO」と呼びます。

そしてMVNOで回線を契約すると、キャリアで同じ内容で回線を契約した場合に比べ毎月の料金を安く抑えられるケースが多いことから、通称として“格安SIM”と呼ばれるようになりました。

なおこの記事でも以降、「MVNO」のことは「格安SIM」と置き換えてして書き進めていきますね。

格安SIMのいちばんの特徴は、名前のとおり「格安で通信サービスが利用できる」こと。

でもなぜ安くサービスが提供できるのか?という点については、大きく2つの理由が挙げられます。

  • 既存設備を借りて運用するので、設備の新設・保守費用を安く抑えられる
  • キャリアと比べてサービス内容を厳選しており、人件費などを安く抑えられる

メンテナンス費用と人件費を安く抑えることで浮いた費用が、契約者が支払う毎月の料金に反映されている、と理解すればOKです。

格安SIMではキャリアの既存設備を借りてサービスを提供するため、通信が利用できる“エリア(範囲)”はキャリアとほぼ同じと考えて大丈夫。

一方で、同時にどのくらいのデータを流すことができるかという通信の速さ、すなわち “道路の太さ”はキャリアと格安SIMで異なります。

一般的に、通信速度は格安SIMよりキャリアのほうが速い傾向にありますよ。

また通信接続の安定性についても、キャリアと格安SIMでは管理が異なるため、格安SIM事業者だけにネットワーク障害が発生して一時的に使えなくなる可能性もあります。

逆にキャリアで通信障害が発生した場合は、その設備・ネットワークを借りている格安SIMも通信障害に巻き込まれます。

格安SIMの中には「ドコモと同じネットワークなので安心」「auの高速なネットワークを利用」といったようにアピールするものもありますよね。

しかし通信エリア・速度・安定性といった “すべての通信品質”がキャリアと同じではない、ということをまずは理解しておきましょう。

またサービス内容についても「内容を厳選している」という点で違いがあります。

例えばキャリアで契約した携帯電話は、設定方法や使い方がわからなければ、その方法をお店で手取り足取り教えてもらうことができますよね?

さらに万が一壊れてしまった場合にも、修理中に出している期間は代わりとなる機種を貸してもらえるはずです。

しかし格安SIMのほとんどでは、こういったサービスは提供していません。

使っていてわからないことが出てきても、基本は格安SIM事業者のサイトにあるQ&Aをチェックして自己解決する。

どうしても解決できない場合の問い合わせ手段もEメールのみ、ということが珍しくないのです。

そしてスマホの修理を依頼した際にも、修理中に代わりの携帯電話を貸し出してくれる格安SIM事業者はごく一部に限られます。

格安SIMが毎月の料金を安くできる理由として、こうした「通信品質」「通信以外のサービス」に違いがある、ということをまずは理解しておいてくださいね。

なお格安SIMには料金が安くなる以外にもメリットはある一方、これまでキャリアでの契約になれている場合にはデメリットと感じるポイントも多くあります。

思いつく範囲で列挙しますので、もしこれらの中に「これは困る!」というものがあれば、格安SIMにのりかえず、キャリアと契約して使い続けるほうが賢いですよ。

  • 完全な通話定額プランがない
  • キャリアメールが使えない(~@docomo.ne.jpなど)
  • 一部を除きLINEの年齢認証・ID検索が利用できない

この中で特に気をつけたいのは1番目にあげた「完全な通話定額プランがない」ということ。

最近では格安SIMでも「1回◯分前の音声通話がかけ放題」といったオプションサービスが登場していますが、キャリアのような定額払いきりでほぼ完全に音声通話が無料といったプランは存在しません(2017年7月時点)。

とくに仕事をはじめ、長時間の通話(発信)をする場合は、キャリアで音声通話定額サービスを契約して使うほうが、結果的に月々の携帯料金を安く抑えられる可能性大ですよ。

キャリアから格安SIMに変えるとどのくらい安くなる?

格安SIMのしくみについて說明したところで、次は実際にキャリアから格安SIMへとのりかえた際にどのくらい安くなったのか、私自身の過去の体験を紹介します。

今回紹介する事例は2016年4月のもので、NTTドコモから格安SIM「DTI SIM」へののりかえた際の内容です。

時期が少し前なので、この記事を書いている2017年7月時点とは料金設定の異なる箇所もありますし、あくまでひとつの事例(参考)として考えてみてくださいね。

まずはNTTドコモにて契約していた、のりかえ前のプラン内容がこちら。

  • 基本プラン:カケホーダイライトプラン(スマホ)1,836円(税込)
  • データ容量:データMパック(5GB)5,400円(税込)
  • ISP:SPモード324円(税込)
  • そのほか:ユニバーサルサービス利用料3円(税なし)

これで毎月最低限発生する基本料金は7,562円(税込)でした。

契約は私1人分で、毎月の音声通話も、カケホーダイライトプランで無料となる1回あたり5分以内のものがほとんど。

データ通信は使う頻度が多かったものの、こちらもWi-Fiなどを活用して節約していたため、当時カケホーダイライトプランに組み合わせられたもっともデータ容量の少ないプラン「データMパック(5GB)」を契約していました。

とはいえWi-Fi活用でこの5GBも余ることが多く、余ったデータ容量を翌月に繰り越すのが当たり前になっていましたね。

ときには「なくなってしまうのももったいないから、贅沢してしまえ!」とWi-Fiを気にせず、データ通信を無駄遣いしていたこともありました(笑)

実はこのときすでに格安SIMの存在は知っており、データ通信専用のSIMカードは何社か契約して使った経験もありました。

ただし先にかいた「通信品質はキャリアとまったく同じではない」という点を実際に使う中でも体感していたため、音声通話付きのSIMカードだけはなかなかキャリアからのりかえを決断できずにいましたね。

そうこう悩む中に見つけたのが、このあと契約することになるDTI SIMの「6ヶ月間、基本料金が無料で使える」という内容の太っ腹なキャンペーン。

ドコモの契約はまだ更新期間前でしたが、約1万円の解約金も毎月の料金が安くなることですぐに相殺できる計算だったため、思い切ってのりかえたことを覚えています。

DTI SIMで契約した、のりかえ後のプラン内容は次のとおり。

  • 音声通話付きプラン(3GB)1,827円(税込)
  • ユニバーサルサービス料3円(税なし)

これで毎月最低限発生する基本料金は1,830円(税込)に。

ただし音声通話に対しての割引がなくなったので、毎月わずかですが音声通話料の支払いが発生するようになりました。

頻度としては月に4回前後、1回につき3分ほど通話を使ったので、1ヶ月でプラス520円(税込)。これも含めた毎月の平均支払額は2,350円(税込)くらいに。

ですがそれでものりかえ前後の差額は5,212円(税込)もありますので、圧倒的に安くなったことに変わりはありません。

大丈夫と思いつつ、実は少し不安でもあったデータ容量の変更(5GB→3GB)は、3GBになって毎月月末に意識する場面が出てきたくらい。

結果としてのりかえ前後で大きなストレスは感じることがありませんでした。

ちなみに両方のプランを12ヶ月間使い続けた場合として掛け算してみると次のようになります。

  • ドコモ:7,562円(税込)×12ヶ月=90,744円(税込)
  • DTI SIM:2,350円(税込)×12ヶ月=28,200円(税込)

1年間での差額は62,544円(税込)と、かなり大きな差になることがわかりますよね。

なおこの時はさきほども触れた「6カ月間基本料金が無料で使える」キャンペーン中。この分をさらに差し引いてみると……。

  • DTI SIM:[523円(税込)×6ヶ月]+[2,350円(税込)×6ヶ月]=17,238円(税込)

1年間での差額は73,506円(税込)となり、10,962円(税込)がさらに浮く形に。

今回の計算に含んだような大きな割引が適用されるキャンペーンは稀ですが、それでも格安SIM業者はそれぞれが定期的に新規契約者・契約中のユーザーを対象とする割引キャンペーンを実施しています。

上手にタイミングを見計らうことで、毎月の使用料金を安くするだけでなく、契約時の料金も安くできます。

ここまで差額が発生することも見越せば、キャリアでの契約更新時期以外でものりかえを検討してみる価値は十分にありますよね。

なお家族で利用するといった場合でも、格安SIMによっては1つの契約で複数枚の音声通話付きSIMカードを発行できるオプションなども用意しています。

キャリアにて1人で音声通話付きプランを契約すると最低でも7,000円前後はかかりますが、この金額で3人分の音声通話付きプランをまかなうといったことも可能ですよ。

格安SIMの選び方。気になる点をQ&A

格安SIMはそれぞれ料金、サービス、特徴が異なります。ただしほとんどの格安SIMでは、比べる際にまず気にすべきポイントは次の2点から、と考えてOKです。

  • SIMカードの機能(音声通話機能付き?SMS機能付き?データ通信のみ?)
  • データ容量の内容(毎月決まった量?使った分だけ?使い放題?)

契約するSIMカードの種類とプランを決めたら、あとはSIMカードの大きさをチェック。

SIMカードにはサイズの異なる3つの種類があり、下の写真では左から標準SIM、microSIM(マイクロシム)、nanoSIM(ナノシム)となっていますよ。

SIMカードの種類

大きさが合わないとうまく差し込むことができませんので、格安SIMを差して使おうと思っている携帯電話がどれに対応しているのかは、まず事前に確認が必要です。

さてここからはこれら共通する基本事項以外の部分で、格安SIMの契約を考える際に気になるポイントをひとつずつ、Q&Aで整理していきます。

ひととおり読めば、契約前の心配はほとんど解消できるのではないでしょうか。

気になるポイントをかいつまんで、あるいは念のためひととおり、ぜひ目を通して理解に役立ててみてください。

今使っている機種をそのまま使いたい

今使っている機種が格安SIMでも使えるかどうかは、機種とこれから契約する格安SIMの種類により、判断がわかれます。

それぞれの格安SIMでは「この機種ではうちのSIMのカードが使えます/使えません」といった動作確認機種を公式サイト上で公開していることがほとんどなので、まずはそこをチェックしましょう。

もし自分の使っている機種が書かれていなければ、問い合わせ窓口等に直接聞いてみるのが間違いないですね。

なおこの問い合わせの際、以下の情報をできる範囲で事前にチェックしておくと、よりスムーズに使えるかどうかを確認してもらえますよ。

  • 販売元(ドコモ?au?Softbank?SIMフリー製品?)
  • メーカー(Apple、Samsung、Sony、Huaweiなど)
  • 機種名(iPhone 7、Galaxy S7 edge、Xperia XZなど)
  • 型番(SCV33、SO-01J、304SHなど)※販売元がキャリアの場合
  • SIMロックの有無

キャリアで購入した機種の場合、購入時のパッケージ(外箱)にこれらの情報が一式記載されていることがほとんど。

箱が取ってある場合はまず、そこからチェックしてみましょう。

SIMロックのかかったスマホが使いたい

キャリアで購入したスマホは、条件があえばSIMロックがかかったままでも格安SIMを差して使えます。

まずもっとも判断が簡単なのはドコモで購入したスマホ。

ドコモで購入したスマホは、ドコモの設備・ネットワークを借りてサービスを提供している“ドコモ系の格安SIM”であれば、通話も含めてとくに制限なく使うことが可能です。

次に少し選択肢が少ないのがSoftbankで購入したスマホ。

2017年7月時点ではそもそもSoftbank系格安SIMとしてサービスを提供する事業者が限られており、いずれも「データ通信専用プラン」のみ対応しています。

つまり音声通話も含めて、SIMロックがかかったSoftbankスマホを格安SIMで使うことはできません。

最後に少しややこしいのがau。

auが販売するスマホには、音声通話に3G通信を使う機種と、4G通信(VoLTE。ボルテ)を使う機種、大きくわけて2種類があります。

このうち3G通信を使う機種であれば、au系の格安SIMを選べばSIMロック解除がかかった状態でも格安SIMが使えます。

一方で4G通信によるVoLTEを使う機種の場合は、SIMロックがかかった状態で使用できる格安SIMはありません。

格安SIM契約とあわせて新しい機種が欲しいのだけど?

大半の格安SIMでは、SIMカードの契約時に端末もセットで購入できます。

キャリアと比べると取扱う商品ラインナップは大きく異なりますが「セット販売している機種=契約する格安SIMと相性が合う機種」ということになるため、新しい機種を購入する場合はセット購入が一番ラクですね。

格安SIMによっては、SIMカードとセットで購入すると、機種単体を量販店などで購入する場合と比べて、機種代金を割り引いてくれるケースもあります。

ずばりiPhoneを使いたい場合は?

格安SIMでiPhoneを使うこともできます。

どこで購入したiPhoneかで条件が異なるので、ひとつずつ整理。

まずApple Storeなどで購入したSIMロックフリーのiPhone、およびキャリアで購入したけどSIMロック解除済みのiPhoneは、おおむねどの格安SIMでも使えます。

つぎにキャリアで購入したSIMロック付きのiPhoneの場合ですが、これは2つ前のQ&Aで触れた内容に準じます。

ドコモのiPhoneならドコモ系格安SIMで使用可能、SoftbankのiPhoneはデータ通信専用SIMカードに限れば、Softbank系格安SIMで使用可能。

auのiPhoneはVoLTEに対応しないiPhone 6/6 Plus以前に限り、SIMロックがかかった状態でもau系格安SIMで使うことができます。

そのほかY!mobileUQ mobileに限られるものの、この2つの格安SIMではSIMカードとセットでiPhoneを購入することもできます。

取扱うモデルは少し前に発売されたモデルですが、格安SIMで使えるiPhoneという意味では確実かつ選びやすいですね。

実際にそれぞれの格安SIMで、かなり人気のモデルとなっているようです。

とにかく通信速度の速いSIMがよい

通信速度は契約者が増えたときに適時メンテナンスが行われないと、遅くなってしまう可能性がある “なまもの”であり、“絶対にずっと速い”の断言はできません。

そのことを承知の上で「やはり速度が速いのがいい」という欲張りさんには、2017年7月時点においては、ドコモ系格安SIMだとLINEモバイルが、au系格安SIMだとUQ mobileがおすすめです。

またこの他、ドコモ系でもau系でもない格安SIMとして、Y!mobileも通信速度ではオススメしやすいですよ。

余ったデータ容量を翌月に繰り越したい

格安SIMの中には、当月に余ったデータ容量を翌月に繰り越して使えるプランも用意されています。

具体的な例としては、ドコモ系格安SIMだとIIJmiomineo(マイネオ)NifMo(ニフモ)BIGLOBE SIMなど。

au系格安SIMでもUQ mobileやmineoで契約できます。

毎月使うデータ通信量が3GB前後といった場合は、3GB定額プランを契約すると、繰越も含めてうまく使える可能性が高いと思いますよ。

月ごとに使った分だけ請求されるSIMがあるって聞いたけど本当?

音声通話の料金だけでなく、データ通信においても、使ったデータ通信の量に応じて請求額が決まるプラン(従量課金プラン)を提供する格安SIMがいくつかあります。

具体的な例としては、ドコモ系格安SIMのFREETEL(フリーテル)やエキサイトモバイルといったあたりですね。

月によってデータ通信を使う量に大きなバラツキがある場合は、従量課金プランは節約にも向いており、オススメです。

無制限にデータ通信が利用できるもの

格安SIMには当月あたりのデータ通信“量”を無制限とするプランも存在します。

具体的な例としてはドコモ系格安SIMであるU-mobileの「LTE使い放題」プランが挙げられます。

なお通信“速度”についてはプランごとに速度制限をうたうものがあるほか、速度制限を特にうたっていなくても、実際には速度があまり出ないといったプランも。

「高速データ通信使い放題」「LTE通信使い放題」といったフレーズをうたう格安SIMのプランでも、ずっと高速で無制限に使い続けられるプランは現実的に存在しないので注意してください。

Wi-Fiを活用して安くできたりする?

格安SIMでも街中に設置された無料のWi-Fiスポットは利用できます。

また格安SIMによっては通常だと月額300円などを支払って契約するWi-Fiスポット利用プランを特典として無料で付帯するものも。

筆頭例となるのはIIJmioのサービスに特典がついた、量販店ビックカメラが販売するBIC SIMが挙げられますね。

Wi-Fiを上手に活用すれば、毎月のデータ通信量をおさえ、より節約することも可能なので、ストレスなくできそうであれば、ぜひそういった格安SIMをチェックしてみましょう。

家族でまとめて安く使えるプランは

最近では家族で一緒に契約すると、キャリアの家族割に近い割引が受けられる格安SIMもでてきています。

キャリアに近いサービスを提供する格安SIMとしては、au系格安SIMのUQ mobileが筆頭になりますね。

また格安SIMの多くにはシェアプランと呼ばれる、一つの契約で複数枚のSIMカードを発行し、データ容量はみんなで分け合って使えるものもありますよ。

こちらはドコモ系格安SIMのIIJmioNifMoBIGLOBE SIMなどで契約できます。

音声通話を頻繁に使いたい

冒頭でも触れたとおり、自分から発信する音声通話をたくさん使う場合には、そもそも格安SIMの契約はオススメしません。

ですが例えば「1回あたりの通話時間が短い」という条件付きの通話し放題のプラン(あるいはオプションサービス)であれば、格安SIMでも契約が可能です。

筆頭となるのはドコモ系だとBIGLOBE SIM、au系だとUQ mobile、そのほかY!mobileといったところになります。

SNSをたくさん使いたい

SNSを使う頻度が高い場合は、SNSでの通信をカウントしない設定とする格安SIMがオススメです。

ドコモ系格安SIMのFREETELやLINEモバイルがこういった特徴のプランを提供しています。

音楽をたくさん聴きたい

基本プランに指定の音楽サービス聴き放題がついた格安SIM、あるいはオプション契約で指定の音楽サービスが聴き放題となる格安SIMがあります。

前者の代表例はU-mobileの「USEN MUSIC SIM」やLINEモバイルの「MUSIC+プラン」で、後者の代表例はBIGLOBE SIMの「エンタメフリー・オプション」が挙げられますね。

とくにBIGLOBE SIMのエンタメフリー・オプションは、複数の音楽サービス、あるいは動画再生サービスにも対応しており、幅広く選びやすい内容となっています。

Youtubeをたくさん見たい

Youtubeについても、基本プランで見放題とする格安SIMはありませんが、音楽同様オプションを契約することでノーカウントとするプランがあります。

筆頭はBIGLOBE SIMの「エンタメフリー・オプション」ですね。

ゲームをストレスなく楽しみたい

格安SIMの中には、特定のゲームアプリを遊ぶ際に発生するデータ通信量をノーカウントとするものも存在します。

中でもとくにオススメなのはドコモ系格安SIMのLinksMate(リンクスメイト)。

“ゲームプレイヤーのためのSIMカード”のコンセプトどおり、(指定の)幅広いゲームアプリで発生するデータ通信をカウントしない「カウントフリーオプション」を提供しています。

テザリングを使いたい

格安SIMにはテザイングが使える場合と使えない場合があり、おもには使用する機種と格安SIMの種類で使える・使えないが決まります。

それぞれの格安SIMでは「この機種ではうちのSIMのカードが使えます/使えません」といった動作確認機種を公式サイト上で公開していることがほとんどなので、まずはそこをチェックしましょう。

もし自分の使っている機種が書かれていなければ、これに関しては問い合わせ窓口等に直接聞いてみるのが間違いないでしょう。

なおこの問い合わせの際、以下の情報をできる範囲で事前にチェックしておくと、よりスムーズに使えるかどうかを確認してもらえますよ。

  • 販売元(ドコモ?au?Softbank?SIMフリー製品?)
  • メーカー(Apple、Samsung、Sony、Huaweiなど)
  • 機種名(iPhone 7、Galaxy S7 edge、Xperia XZなど)
  • 型番(SCV33、SO-01J、304SHなど)※販売元がキャリアの場合
  • SIMロックの有無

キャリアで購入した機種の場合、購入時のパッケージ(外箱)にこれらの情報が一式記載されていることがほとんど。箱が取ってある場合はまず、そこからチェックしてみましょう。

LINEのID検索が使いたい

2017年7月時点においては、ほとんどの格安SIMがLINEのID検索(をするための年齢認証)に対応していません。

非常に限られた、ID検索に対応する格安SIMがドコモ系格安SIMのLINEモバイル、そしてその他にY!mobileです。

ちなみにID検索が使えない他の格安SIMでも、QRコードの読み取りや「ふるふる」を使えば友だち追加は可能なので、こういった機能も活用しましょう。

クレジットカード以外の支払方法を選びたい

格安SIMの中には一部ですが、クレジットカード以外の支払方法として銀行振替に対応するところもあります。

例としては、OCNモバイルONE楽天モバイル、レキオスモバイル、QTmobile、Y!mobileといったところになりますね。

またBIGLOBE SIMやmineoでは、指定のインターネット光回線サービスを契約していれば、そのサービスの料金支払いに使っている方法で格安SIMの料金も支払うことができるようになっています。

そのほか、LINEモバイルについてはクレジットカード払い以外にLINE PayやLINE Payカードでの支払いにも対応します。

回線の切り替えをスムーズに行いたい

格安SIMはキャリアと比べて実店舗の数がかなり限られていますが、その限られた実店舗、あるいは量販店内の契約カウンター、公式オンラインストア利用での通販でも即日の回線開通に対応するものが多くあります。

例えばUQ mobileの場合、通販で他社からののりかえ(MNP)をおこなう場合も、手元に新しいSIMカードが届いてから切り替えて続きを申請し、30分ほどで作業が完了します。

わからないことはサポートしてほしい

多くの格安SIMではチャットやメールによるサポートに対応します。

ただしキャリアのように「困ったら近くのお店に駆け込んで教えてもらう」ということができるところはほぼありません。

先ほど書いているとおり、格安SIMの料金が安い理由のひとつがサポート内容をシンプルにして人件費を抑えているからですので、サポートを格安SIMに期待するのは禁物です。

ただそれでも「少しでもよいから安くして、でもサポートもほしい」ということであれば、おすすめしたいのはY!mobileですね。

この記事ではY!mobileも格安SIMとして扱っていますが、細かく分類すると少し異なる存在。

以前はキャリアのひとつであったこともあり、多くの実店舗を構え、またその店舗でキャリアと同じようにサービスを受けることが可能できますよ。

迷ったらここからチェック!格安SIMおすすめランキング

Q&Aにひととおり目を通すと、格安SIMに対する疑問が解けるとともに、自分の希望に合いそうな格安SIMがある程度定まってきているのではないでしょうか。

この記事では最後に、私自身が過去に契約歴のある格安SIMの中から「日常で使う格安SIMとしてオススメのもの」をランキングにしてみました。

「音楽をとにかくお得に聴きたい」など用途をごく一部に限定すれば順位はまた変わりますので、あくまで「普段使用するスマホに差す格安SIMとして」と考えてもらえばよいでしょう。

ちなみに契約歴のある格安SIMは次のとおりで、この中から5個(+α)をランキング形式で紹介します。

「なぜオススメなのか」というポイントもまとめておきますので、ぜひ格安SIMを選ぶ際の参考にしてみてください。

なお今後も、ここに挙げていない格安SIMを契約・使用しながら、定期的に情報を更新していきます。

1位:mineo

もっともオススメしやすい1位はmineo(マイネオ)

関西電力グループのケイ・オプティコムがサービス提供する格安SIMで、特に関西圏に住んだ経験があれば、mineoやケイ・オプティコムの名前は聞いたことがなくとも、ケイ・オプティコム提供のインターネット光回線サービス「eo光」の名は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

mineoでは基本データ容量を7種類ラインナップ。

回線もドコモ系(Dプラン)とau系(Aプラン)から選べるため、機種選びの幅が広がります。

またデータ通信の速度も格安SIMの中ではわりと安定しているほうで、日常でもさほどストレスを感じず使える可能性が高いです。

余ったデータ容量は翌月に繰り越せますし、「パケットシェア」に申し込めば、家族が繰り越した分を分け合うことも。

ほかにも全国のmineoユーザー、あるいはmineoの中のひとと交流を図れるファンサイト「マイネ王」、余ったデータ容量を全国のmineoユーザーと共有・活用できる「フリータンク」といった仕組みも。

最近では「mineoファンの集い」といったユーザーイベントにも力を入れるなど、ユーザー目線のサービス提供も魅力的です。

2位:UQ mobile

2位はUQ mobile

UQ WiMAXで知られるUQコミュニケーションズがサービス提供するau系の格安SIMです。

最近ではPR活動にも力をいれており、ピンクやブルーのガチャピン・ムック、あるいは人気タレント出演のテレビコマーシャルや該当広告もよく見かけます。

こういったイメージキャラクターのイメージだけでなく、格安SIMとしてのサービス内容も非常に優れている点がUQ mobileの魅力。

例えば通信速度については、他の格安SIMから頭ひとつ抜け出す速さ、そして安定さを持っています。

また料金プランの中に無料通話を含む「ぴったりプラン」、5分以内の国内通話が何度でも無料となる「おしゃべりプラン」など、音声通話もわりとよく使う方にとってうれしいプランが用意されている点もグッド。

1位のmineoでもau系の回線を提供していますが、正直au系の回線に決めて探すのであれば、2017年7月時点ではUQ mobile一択といってもよいでしょう。

iPhoneの取扱いもあるので、iPhoneを使いたい人にもオススメです。

なお今回2位とした理由は、ドコモ系に比べるとau系の回線が使える機種が少ないから。

それだけに契約する際は事前に「使おうと思っているスマホがUQ mobileで使えるのか」「使える場合はどの種類のSIMカードを用意すればよいのか」をよりしっかり確認しましょう。

3位:Y!mobile

3位はY!mobile

こちらも人気タレントやお笑い芸人出演のテレビコマーシャル、あるいは全国各地に構える多くの実店舗を目にする機会が多いのでは?と思います。

Y!mobileは他の格安SIMとは立場が異なり、キャリアから回線を借りるMVNOではなく、Softbank提供のサブブランドです。

このため全国に多数ある実店舗にて、キャリアと同様にサポートを受けられる“安心さ”が強い魅力となっています。

スマホ向けプランはデータ容量の異なる3種類とシンプルで、いずれも10分以内の音声通話が何度でも無料。

またデータ通信もUQ mobile同様に、他の格安SIMから頭ひとつ抜ける速さと安定さも持っています。

格安SIMの中では珍しいLINEの年齢認証ができる点も魅力ですよ。

機種としてiPhoneの取扱いもありますし、家電量販店などで購入できるSIMフリースマホとも比較的相性よく使える点でも、オススメはしやすい格安SIMとなっています。

4位:BIGLOBE SIM

4位はBIGLOBE SIM

インターネット回線のプロバイダとしてよく知られるBIGLOBE(ビッグローブ)がサービス提供するドコモ系の格安SIMです。

BIGLOBE SIMではデータ容量の異なる6種類のプランをラインナップ。

データ通信速度も格安SIMの中では比較的安定している印象があり、音声通話についても利用状況に応じて「毎月最大60分の無料通話つき」「3分以内の通話が何度でも無料」といったオプションをつけることも可能。

複数枚のSIMカードを発行してデータ容量を家族で分け合うこともできます。

また対象の音楽サービスの再生・動画サービスの視聴によるデータ通信をカウントしない「エンタメフリー・オプション」といったものも用意されています。

必要なものだけを選び契約できる“小回りのよさ”が大きな魅力の格安SIMです。

5位:NifMo

5位はNifMo

こちらもインターネット回線のプロバイダとして知られるNifty(ニフティ)がサービス提供するドコモ系の格安SIMです。

NifMoが用意するプランはデータ容量の異なる3種類。

データ通信速度も格安SIMとして比較的安定している印象であり、発進時に電話番号の先頭にプレフィックス番号を付けることで通話料を半額にできるサービス「NifMo 半額ダイヤル通話料」といったサービスも用意します。

NifMoのよいところはなんといってもプラン内容がシンプルであること。

格安SIMは私が調べただけでも全国で50近い事業者が存在しており、比べる中で「何が違うの……?」と頭が痛くなることも。

そんな中でもNifMoのシンプルさは抜きん出ています。

もちろんサービスがしっかり使えることが前提にあり、ですよ。

番外:LINEモバイル

さいごにひとつ、番外編として私個人ではまだ契約したことがありませんが、非常に評判のよい格安SIMとしてLINEモバイルも紹介。

LINEがサービス提供するドコモ系格安SIMです。

データ容量は5種類から選べ、音声通話付きプランでも最安1,296円(税込)という安さから契約できる点がまずポイント。

ちなみにこのプランにはLINEを使う際に発生するデータ通信をカウントしない特典がついています。

スマホをライトに使う場合にマッチするプランですね。

またデータ容量がもう少し多い「コミュニケーションフリープラン」では、LINEだけでなく、TwitterやFacebook、Instagramといった他のSNSサービスもデータ通信のカウントなしで使用可能という太っ腹さ。

さらに格安SIMではLINEモバイルとY!mobileだけという魅力として、LINEの年齢認証ができる点も大きいですね。

こういった選べるプラン+特典がありつつ、データ通信も速く安定、とトータルでもかなり魅力ある格安SIMです。

さいごに

格安SIMの基本、契約してどのくらい安くなるか?という実例、契約にあたって気になるポイントのQ&A、そしてオススメの格安SIMと、一挙に紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

複数の格安SIMで料金を見比べる際は、プランに付くデータ容量が同じであれば、月額基本料はそれほど大きく変わりません。

ですので「使いたい機種があるのか」「使いたい回線が決まっているのか」「スマホの普段の使いみちは何なのか」を考え、その条件に合うところから目星を付けてみることをオススメします。

おすすめランキングについては、今後新たに格安SIMを試しながら随時更新していければと思いますので、じっくり長い目で検討したいといった場合は、ぜひ定期的にチェックもしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

まきはら とよかず

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。

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