地方に移住して週末何しているの?お金がかからない楽しい暮らしの秘密

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こんにちは。「灯台もと暮らし」編集部の立花です。

北海道下川町へ移住したのが、2017年5月ですが、いろいろな方に「週末何しているの? ヒマじゃない?」と聞かれることがあります。

たしかに、東京に比べればお店の数も人の数も少ないですし、映画館や美術館などは町内にはありません。

東京の人が思い浮かべるような「娯楽」はほとんどないと言ってもいいでしょう。

ですが、私はこちらへ移住してきて「ヒマだなぁ」なんて思ったことは、本当に一度もないんですよね。

むしろ「東京にいた時よりも忙しいんじゃないの・・・!?」と思うくらいです。
地域暮らしのお金のかからない週末のリアルを、今日はご紹介したいと思います。

地方に移住して週末何しているの?お金がかからない楽しい暮らしの秘密

地方で過ごす週末は?

私が週末何をしているのかといえば、もっぱらどこかで誰かと会っているか、一人で本を読んだり何かを作ったりして過ごしているか、という感じです。

そして人と会うというのも、日中に関していえば、どこかのおしゃれなカフェでケーキをフォークでつつきながらおしゃべり──という感じではなく、完全に森の中とか公園とか誰かの家であることが多いんです。

森の中でのアクティビティを楽しむ

たとえば、わたしがよく参加している「みくわの日」。

これは地元・下川町のNPO法人「森の生活」さんが主催しているイベントで、森の中を散歩したり森の素材を使って物作りをしたりする子どもたち向けのイベントです。

子どもたち向けではあるけれど、大人のわたしも楽しめる催しで、今までは薪割りをしたり、その割った薪を収納するための小屋を作ったり、バウムクーヘンを焼いたり、山菜採りに行ったりしました。

みくわの日
↑ みくわの日の様子 ↑

ちなみにこれ、下川町在住であれば無料です。

最近は、公式のイベント以外でも「薪割りやらない?」というふうに声をかけていただけることも増えました。

今まで憧れてはいたけれど、自分ではなかなかできないでいた森の中でのアクティビティが、自宅から自転車で5分くらいの森でできてしまうのは、下川暮らしならではの魅力だと思います。

Wi-Fi完備の図書館もあり

また、わたしが住む場所を選ぶ上でとても重視しているのは「本屋さんがあるかどうか」というポイントです。

本だけを取り扱っているお店というのは、残念ながら下川にはないのですが、Amazonで本をポチればすぐに届きますし、中古でも安い本はたくさんあります。

しかも下川町には立派な図書館があって、中も綺麗で本のラインナップも充実しているんですよ。

ですので暇さえあれば図書館へ行って、本を借りて読んでいることが多いです。

しかも館内にはWi-Fiも飛んでいるので、仕事の調べ物にもとてもありがたい場所なのです。

何かとイベントが多い

「灯台もと暮らし」の取材をする中で、地域の方々にお話を伺う際に「週末はイベントに参加したり出店したりします」という話をよく聞いていました。

この「イベント」が、一体どういうものなのか、何故そんなに数がたくさんあるのか不思議だったのですが、実際に自分が下川町へ移住してきて気づきました。

本当にイベントがいっぱいあるんですよね!

しかも、そのイベントのほとんどは、知り合いや友人づてに教えてもらうものばかり。

ポスターやテレビに取り上げられる程大きなものではなくても、地域の人々にとっては「行かなくちゃ!」と思わせるものが毎週のように催されているのです。

この前は公民館で落語の公演がありました。

浅草の噺家さんが数名来て、何演目かやってくださったのですが、2時間ほどの公演で入場料は1,000円とお手頃価格。

さらに、わたしは出席できなかったのですが、町内の人気飲食店「アポロ」と「ゆうづる亭」のコラボで、ワインの試飲会が催されたそう。

ワインに詳しいマスターたちが集めた選りすぐりのワイン30種類近くを飲み比べるという贅沢な会だったといいます。

アポロ

ちなみに、現時点(7月26日)で、わたしが控えている町内のイベントは9月まで毎週のようにあります。

時には主催者側、そして時には参加者として、準備や片付けに勤しんでいると週末もあっという間に過ぎていくのです。

何もしない日もあっていい

ちなみに、週末によっては何も予定がない日があります(そちらの方が珍しいのですが)。

そんな日は、一日中寝ていることもあります。

でも、そういう日があってもいいと、わたしは個人的に思っているので特に気にしません。

一生懸命働く日々が続けば、何も考えず寝こけたい日もあるんです。眠ってエネルギーを充電するのに、お金はかかりませんしね。

お金がかかるのは欲を刺激されるから

下川町へ移ってみて、とても感じるのは、必要以上に欲望を刺激してくるものが少ないということです。

下川町の森
↑ 下川町の森 ↑

例えば広告の数でいっても、通勤は自転車ですし我が家にはテレビがなく、町内にはお店も少ないので過剰に購買意欲をかき立てられることがありません。

「あれも欲しい、これも欲しい」と、いらないものまで衝動買いしがちだったわたしにとっては、今のモノが少ない環境は、とても心が安定できる場だと感じます。

人やモノが多くても我慢して自主規制できるほど意思が強くなかっただけかもしれませんが、少なくとも今なら「あるものを活かす」という言葉の本当の意味が分かるような気がします。

実際、自然がいっぱいでお店が少ない環境でも、ネットで買い物はいつでもできるし、浪費してしまえるのが現代です。

お金がかかる本当の原因は、都会か地域かということ以前に、自分の手元にあるモノの価値に目もくれず、隣の芝を見過ぎるからなのかもしれません。

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この記事を書いた人

立花 実咲

1991年生まれ、静岡県出身の編集者。これからの暮らしを考えるメディア「灯台もと暮らし」の執筆、編集を担当。いつか書道教室をひらくのが夢。

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