ユーネクスト「U-moible S」を試してみた!ソフトバンク系格安SIM「U-moible S」の利用登録手順や速度テスト結果を紹介

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U-mobile Sのパッケージ

こんにちは、ライターのまきはらです。

上手に使えば毎月の携帯料金を安く抑えることもできるため“格安SIM”などと呼ばれることが多いMVNO

2017年のはじめまで、MVNOがサービス提供にあたり利用する回線はドコモauのいずれかでした。

しかし2017年3月に残るひとつのキャリア、ソフトバンクの回線を利用したMVNOサービスが登場。

そのひとつとしてU-NEXT(ユーネクスト)のMVNOブランド、U-mobile(ユーモバイル)から提供されている「U-mobile S」を契約して試しています。

この記事ではソフトバンク系MVNOサービス「U-moible S」について、サービスの概要、利用開始までの手続きのながれ、数日使ってみてのの感想を紹介しますね。

ユーネクスト「U-moible S」を試してみた!ソフトバンク系格安SIM「U-moible S」の利用登録手順や速度テスト結果を紹介

U-mobile Sのサービス概要

U-mobile S」はソフトバンク回線を用いたMVNOサービスで、2017年4月現在はAppleのiPhoneおよびiPadを対象としてサービスが提供されています。

SIMフリーモデルはもちろん、ソフトバンクのSIMロックがかけられた端末でも、SIMロックを解除せずに使えることがいちばんの特徴です。

U-mobile SのSIMカードは「iPhone用nano SIM」「iPad用nano SIM」「iPad用microSIM」の3種類が用意されており、それぞれで動作確認済みとなっている機種は次のとおり。

iPhone用nano SIM

  • iPhone 7/7 Plus
  • iPhone 6s/6s Plus
  • iPhone 6/6 Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 5s/5c/5

iPad用nano SIM

  • iPad Proシリーズ
  • iPad Airシリーズ
  • iPad miniシリーズ

iPad用micro SIM

  • iPad 4
  • iPad 3
  • iPad 2
  • iPad

契約はU-moibleのWebサイトから申込む、量販店などで購入できるパッケージを使う、のいずれかで行います。

このとき、パッケージ版でははじめから上で触れた3種類のSIMカードに分類して販売されているため、間違ったものを購入しないよう注意が必要です。

▼パッケージに種類が記載されている
U-mobile Sのパッケージ

iPhoneに関していうと、iPhone 5以降のモデルはすべて「iPhone用nano SIM」のパッケージを用意すればOKですよ。

ちなみに2017年4月現在、U-mobile Sで契約できるSIMカードはいずれもデータ通信専用SIMのみ

電話番号宛てにメッセージが送れるSMS(ショートメッセージサービス)対応SIM、あるいは電話が使える音声通話SIMは取扱いがないため、通話機能付きの回線から本格的にのりかえることには向きません。

料金プランは4種類から選びます。

  • 1GB:税別880円
  • 3GB:税別1,580円
  • 7GB:税別2,980円
  • 30GB:税別4,980円

ドコモ系、あるいはau系のMVNOでは一般的に3GBで税別1,000円程度の料金設定なので、U-mobile Sは少し高めの内容であるとわかりますね。

ちなみに料金プランに設定されたデータ通信容量が一番大きいものは30GBですが、U-mobile SのSIMカードはテザリング機能に非対応です。

SIMカードを挿したiPhone単体でたくさんデータ通信をする場合はよいですが、パソコンをインターネットに接続する手段としても使いたいという場合は、他社MVNOも含めて別の方法を検討しましょう。

料金については、毎月支払うものとして他にユニバーサルサービス料(2017年4月時点では2円/月)があります。

また契約時の初期費用としては、登録事務手数料(パッケージ代金)が3,000円SIM発行手数料が384円(いずれも税別)かかります。

SIM発行手数料は契約初月分の使用料に上乗せして請求されてきますよ。

携帯回線についてお金の面で最も気になる契約期間や解約金は設定されておらず、万が一使わなくなってしまった場合も、解約はいつだって無料で行なえます。

それとメールアドレスは提供されないため、Gmailなど、無料で使えるフリーメールアドレスを自分で用意して置く必要がありますね。

利用開始までの手続きを紹介

ではさっそく、U-mobile Sを使い始めるにあたり必要な、手続きの流れを見ていきましょう。

今回はヨドバシカメラでパッケージ版を購入してきました。

手続きやSIMの動作確認には、ソフトバンクのSIMロックがかかっているiPhone 5cを使います。

▼パッケージの中身。表紙を含めて紙が2枚入っている
U-mobile Sのパッケージ

▼表紙の内側には利用開始手続きのながれが記載
U-mobile Sのパッケージ

▼SIMカード台紙が貼られた紙の裏面にはAPNプロファイルの設定手順
U-mobile Sのパッケージ

▼今回使っていくiPhone 5c。ソフトバンクのSIMロック付き
Apple iPhone 5c

パッケージを店舗で購入した場合、利用開始の手続きをするために用意するものは6つ。

  • スマートフォン本体
  • 日本国内で契約した携帯電話またはPHS
  • 有効なEメールアドレス
  • 契約者と同名義のクレジットカード情報
  • U-mobile ID
  • Wi-Fi環境

U-mobiile Sではデビットカードも含め、クレジットカード以外での支払いには対応していません。

電話番号は契約情報をWebサイトから登録した後の開通作業の申込みに、Wi-Fi環境はスマートフォン本体に「APNプロファイル」と呼ばれる設定ファイルをインストールするために必要です。

ここから先の説明画面はすべて、スマートフォンで手続きを行なったものを使い説明していきますね。

U-mobile IDを取得する

まずはU-mobileの会員専用ページなどにアクセスするために必要となる、U-mobile IDを取得します。

▼Wi-Fiに接続したiPhoneでU-mobile IDの登録画面を開く
U-mobile IDの登録

▼IDとして使用するEメールアドレスとパスワードをそれぞれ2回入力
U-mobile IDの登録

▼入力できたら【送信】をタップします
U-mobile IDの登録

▼登録受付中と表示された画面に。この後、本登録用のEメールが送られてきますよ
U-mobile IDの登録

▼メール内にあるURLをタップすればIDの登録は完了です
U-mobile IDの登録

▼きちんと登録できていれば、登録完了のメールも届きます
U-mobile IDの登録

利用登録を行う

続いては契約者情報や支払い情報を登録していきます。

▼さきほど設定したIDとパスワードで会員専用ページ・My U-mobileにログイン
U-mobile Sの利用登録

▼「U-mobile Sの商品パッケージをご購入された方」の項目に従い、登録していきます
U-mobile Sの利用登録

まずはSIMカードに割り当てられた電話番号、そしてUSIM No.を入力。

▼SIMカードの電話番号を①の欄へ、USIM No.を②の欄へ入力する
U-mobile Sの利用登録

▼いずれの情報もSIMカードの台紙で確認できます
U-mobile Sの利用登録

USIM No.はアルファベットを含む先頭の7桁を除き、8桁目以降(全13桁)を入力しますよ。

▼入力したら【次へ】をタップ
U-mobile Sの利用登録

次は料金プランの選択です。

▼料金プランの選択画面が開く
U-mobile Sの利用登録

▼パッケージを購入した場合、端末やSIMカードサイズなどの項目はスキップしてOKです
U-mobile Sの利用登録

▼契約する料金プランだけ選んだら【次へ】をタップします
U-mobile Sの利用登録

申込み前に確認すべき注意事項が表示されるので、あとから「しまった!」とならないためにも、ひととおり目を通しておきましょうね。

▼申込み前の注意事項を確認したら【次へ】をタップ
U-mobile Sの利用登録

続いては契約者の情報として、以下10項目を入力します。

  • 名前
  • フリガナ
  • 性別
  • 郵便番号
  • 都道府県
  • 市区町村
  • それ以降の住所(番地・建物名)
  • 連絡先電話番号
  • 生年月日
  • 契約内容通知書の郵送(希望or不要)

▼ひととおり入力できたら【次へ】を選ぶ
U-mobile Sの利用登録

今度は支払いに使うクレジットカードの情報を5つ入力します。

  • カード種類(VISA、MASTERなど)
  • クレジットカード番号
  • セキュリティコード
  • 有効期限
  • 名義人名

▼入力したら【次へ】を選択
U-mobile Sの利用登録

最後にここまで入力した内容の確認です。

▼料金プラン、契約者情報、支払い情報に誤りがないかチェック
U-mobile Sの利用登録

▼問題なければ【申し込む】を選びます
U-mobile Sの利用登録

▼この画面が表示されたらWeb上での手続きは完了
U-mobile Sの利用登録

ここまで終えれば、Web上での利用登録は完了です。

開通手続きダイヤルへ電話する

U-mobile Sではこの後、指定された期限までに、開通手続きのための専用ダイヤルへ電話が必要です。

開通手続きダイヤルの電話番号および電話の期限はWeb上での利用登録が済んだ後に送られてくるメールに記載されていますよ。

▼電話番号(フリーダイヤル)と期限はメールで確認できる
U-mobile Sの利用登録

開通手続きダイヤルでは、ガイダンスの言語(日本語or英語)を選んだ後、開通手続きを申請するSIMカードの電話番号入力を求められます。

ダイヤルプッシュで番号を入力すれば、これで開通手続きに関して、ユーザー側から行う作業はすべて終了です。

あとの作業はMVNO側に任せて待つことになります。

U-mobile Sで回線が開通するタイミングは、開通手続きを行なった時間帯により、異なります。

  • 11:00~20:00までの手続き:手続きから1時間以内に開通
  • 20:00~翌日11:00までの手続き:翌日12:00ごろまでに開通

参考までに私の場合、手続きを済ませたのが20:10ごろで、実際に回線が開通したのは翌日の9:30ごろでした。

▼回線開通後に届いた通知のメール
U-mobile Sの利用登録

この後は忘れず、iPhoneにSIMカードを差し込んでおきましょうね。

▼SIMカードを差しておく
iPhone 5cとSIMカード

なおパッケージ購入ではなく、U-mobileのWebサイトから契約の申込みをした場合は、申込みが完了した翌日から3日間前後でSIMカードが配達されてきます。

この場合、回線開通のタイミングは、SIMカード出荷日のさらに2日後とやや時間が空くので注意してくださいね。

APNプロファイルをインストールする

MVNOのSIMカードでデータ通信を行うためには、回線の開通手続きの他にもうひとつ、iPhone/iPadにAPNプロファイルと呼ばれる設定ファイルをインストールする作業も必要です。

U-mobile SのAPNプロファイルをインストールするながれも上に紹介した記事で触れている内容と変わりませんが、ここでは一応、このながれも簡単に紹介しておきますね。

▼ブラウザアプリ「Safari(サファリ)」を起動する
APNプロファイルのインストール

▼アドレス欄にU-mobile SのAPNプロファイルダウンロードページのURL(umobile.jp/s_ios)を直接入力
APNプロファイルのインストール

▼プロファイルのインストール画面が表示されたら【インストール】をタップします
APNプロファイルのインストール

▼iPhoneに設定したパスコードを入力
APNプロファイルのインストール

▼右上の【インストール】をタップします
APNプロファイルのインストール

▼画面の下部にでた【インストール】をもう一度タップ
APNプロファイルのインストール

▼「インストール完了」と表示されたら作業は完了ですよ
APNプロファイルのインストール

▼設定画面から一般>プロファイルと進むと「U-mobile Profile」と出ていますね
APNプロファイルのインストール

APNプロファイルのインストールが済み、回線も開通すれば、画面左上に「3G」「4G」といった文字とアンテナピクト(電波強度)がされます。

▼アンテナピクトが表示された!
APNプロファイルのインストール

これでようやく、データ通信ができる状態になりました。

なおもし、開通完了のメールが届いているにも関わらず、APNプロファイルをインストールした後もアンテナピクトが表示されないという場合は、一度フライトモードのオン→オフを試してみましょう。

過去の経験上、この操作で問題を解決できるケースは意外と多いですよ。

通信速度をチェック

MVNOで回線を契約する場合、キャリアとの違いとしてもっとも気をつけたいポイントが通信品質。

なかでもデータ通信を行う場合にもっとも気になるのは通信速度で、朝(通勤通学の時間帯)、昼(昼休みの時間帯)、夜(22時以降)は通信が混み合い、速度が出ないといったケースも珍しくありません。

そこで簡単にですが、U-mobile Sの通信速度についてもチェックしてみましたよ。

ここから紹介する速度の数値はすべて平日に測定したものです。

通信速度は使う場所や時間帯によって変わりますが、それでも一例として参考にはしてもらえるはずです。

▼開通直後:下り/上りとも平均で10Mbps以上でMVNOとしては十分な印象
U-mobile Sの通信速度

▼朝の時間帯:下り速度がかなり出ており快適に使える
U-mobile Sの通信速度

▼昼の時間帯①:速度の低下が顕著にでる平日の昼も大きなストレスは感じない
U-mobile Sの通信速度

▼昼の時間帯②:気になったので日を変えて再測定。数値は前回をはるかに超える内容に
U-mobile Sの通信速度

▼夜の時間帯:夜間も通信速度は大きく落ちず
U-mobile Sの通信速度

結果の数値に幅はあったものの、トータルの印象として、MVNOサービスと考えれば、2017年4月末時点ではかなり優秀な部類であると感じました。

実際にストリーミングでの動画視聴など、一定の通信速度が求められるアプリもいくつかテストしましたが、体感でのストレスはまったくといってよいほどありませんでしたね。

通信がもっとも混雑する時間帯のひとつ、平日・昼間(12:00~13:00)にYoutube動画をストリーミング再生してみても、粗さのないキレイな画質で、なおかつ一度も止まることなく、スムーズに視聴できました。

▼キレイな画質で止まることなく動画が再生できる
U-mobile Sの通信速度

動画視聴ばかりしていればすぐにデータ通信容量がなくなってしまう点には注意が必要ですが、そこを気をつけないといけないと意識する程度には、快適な通信速度が出る状態といえますね。

今後契約者の増加につれて変わっていく可能性は十分考えられますが、2017年4月末時点ではしっかり使えるMVNOサービスといってよいでしょう。

なお通信速度について補足しておくと、データ通信容量が残っている間の速度制限は設定されておらず、使い切った後は最大200kbpsへと速度が制限されます。

また当月分のデータ通信容量が余ったとしても、それを翌月以降に繰り越すことはできません。

さいごに

ソフトバンク系のMVNOサービスのひとつとして注目を集める「U-mobile S」。

2017年4月末時点で契約できるSIMカードはデータ通信専用のもののみと機能は限定的ですが、これまで再利用が難しかったソフトバンクのSIMロックつきiPhone/iPadが活用できるサービスという意味では、おもしろい存在です。

また以前ノマド的節約術で紹介した、同じくソフトバンク系MVNOサービスである、日本通信「b-mobile 開幕SIM」とは今のところ通信速度など大きな差は感じませんでした。

しかし今後ソフトバンク回線を利用するMVNOが増えていけば、新しい機能や特色も少しずつ増えていくかもしれませんね。

自宅に使わず余っているiPhone/iPadの使いみちを考える際にはぜひ、方法のひとつとしてU-mobile Sの利用も検討してみるとよいかもしれません。

U-mobile Sの詳細はこちらから

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この記事を書いた人

まきはら とよかず

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。

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