日本通信「b-mobile S 開幕SIM」を試してみた!ソフトバンクiPhoneで使える格安SIMの申込手続きや速度テストの結果を紹介

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b-mobile S 開幕SIM

こんにちは、ライターのまきはらです。

毎月の携帯料金を安く抑えることもできることから“格安SIM”などとも呼ばれるMVNO

これまでサービスに使われる回線はドコモかau、いずれかから回線設備を借りて運営されており、ソフトバンク系のサービスは存在していませんでした。

ですが2017年3月から、ついにソフトバンクの回線を使った回線事業者が登場。

スマホが大好きな筆者ももちろん興味アリ!ということで、さっそく日本通信のMVNOブランド・b-mobile(ビーモバイル)が提供する「b-mobile S 開幕SIM」(以下、開幕SIM)を契約。

すでに数週間使ってみています。

今回はこの気になるソフトバンク系MVNOサービス「開幕SIM」について、サービスの概要、契約の手順、数週間使ってみての感想を紹介しますね。

日本通信「b-mobile S 開幕SIM」を試してみた!ソフトバンクiPhoneで使える格安SIMの申込手続きや速度テストの結果を紹介

開幕SIMのサービス概要

b-mobile提供の「開幕SIM」はソフトバンク回線を用いたMVNOサービスで、ソフトバンクのSIMロックがかかったiPhoneおよびiPad(セルラーモデル)をSIMロック解除せずに使えるサービスです。

参考:スマホのSIMロックとは何?毎月の固定費を抑えるために知りたいSIMロックのメリットとデメリット

対応機種となるのはLTE通信に対応する以降のモデル。

対応機種は大きく「Nano SIMを使うiPhone」「Nano SIMを使うiPad」「Micro SIMを使うiPad」の3グループに分類できます。

Nano SIMカード(iPhone)

  • iPhone 7/7 Plus
  • iPhone 6s/6s Plus
  • iPhone 6/6 Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 5s/5c/5

Nano SIMカード(iPad)

  • iPad(第5世代)
  • iPad Pro
  • iPad Airシリーズ
  • iPad miniシリーズ

Micro SIM(iPad)

  • iPad(第4世代)
  • iPad(第3世代)
  • iPad 2
  • iPad

▼パッケージにもSIMカードの種類(対応機種とサイズ)が書かれている
b-mobile S 開幕SIM

iPhoneだと、iPhone 5以降のモデルであれば、開幕SIMが使えるということですね。

2017年4月時点で提供されているのはデータ通信専用SIMのみで、音声通話機能付きSIM、SMS機能付きSIMの取扱いはありません。

プランは料金は1ヶ月あたりに使える高速データ通信容量別に4つから選べます。

  • 1GB:税別880円/月
  • 3GB:税別1,580円/月
  • 7GB:税別2,980円/月
  • 30GB:税別4,980円/月

現在もっとも種類の多いドコモ系MVNOだと、おおよそ1,000円で3GB分の高速データ通信付きプランが契約できます。

そう考えると、おおよそ1,000円で契約できるのは1GBの高速データ通信付きプランである開幕SIMの価格設定は、やや高めといえますね。

ちなみに一番容量の大きいもので30GBのプランが用意されていますが、開幕SIMはテザリングが使えない点には要注意。

利用に際しては、上記料金とは別に、契約時のみ初回事務手数料(パッケージ代)として税別3,000円が必要です。

なお契約期間や解約金の設定はなく、契約後にプランを変更することは可能。

そのためまずはじめの1ヶ月はもっとも安い1GBプランで契約し、きちんと使えることを確認した上で容量の大きなプランに変更するといった使い方はOKです。

気軽に試しやすい条件になっている点は、とりあえずどんなものか試してみたいといった場合にもうれしいですね。

開通までの流れを紹介

ここからは実際に開幕SIMのパッケージを購入してからスマートフォンで使えるようにする「回線の開通手続き」を見ていきましょう。

今回はヨドバシカメラで契約パッケージを購入したので、その場合の流れとなります。

▼中身はパッケージ用紙とSIMカード
b-mobile S 開幕SIM

▼パッケージ用紙裏には利用するための手順が書かれている
b-mobile S 開幕SIM

▼SIMカードの台紙にはソフトバンクの文字が
b-mobile S 開幕SIM

中身はSIMカードと利用開始までの手順が裏に書かれたパッケージ台紙のみとかなりシンプル。

店舗で購入した契約パッケージにて開通手続きをする場合に必要とな準備物は5つ。

  • スマートフォン本体
  • メールアドレス
  • クレジットカード
  • 電話番号(090・080・070から始まる携帯電話・PHSのもの)
  • Wi-Fi環境

メールアドレスは契約内容や毎月の利用状況を確認するための会員サービス「My b-mobile」に登録するために必要となります。

クレジットカードは支払い方法の設定用です。

開幕SIMではデビットカードも含め、クレジットカード以外の支払い方法に対応していない点には気をつけましょう。

また電話番号は契約情報登録後の開通確認作業にて、Wi-Fi環境はスマホの通信設定に必要な「APNプロファイル」をダウンロードする際に用います。

今回スマートフォンはソフトバンクのSIMロックがかかったiPhone 5cを使うことに。

b-mobile S 開幕SIM

以降の説明画面はすべて、スマートフォンの画面で表示したものです。

▼開幕SIMの利用開始手続き画面を開く
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

▼b-mobile IDを持っている場合は上のボタンからログイン、持っていない場合は下のボタンから新規登録を行なう
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

今回は過去にb-mobile IDを作成したことがあったので、それを使って進めることに。

▼b-mobile ID(Eメールアドレス)とパスワードを入力してログイン
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

b-mobile IDを新規登録する場合は、IDとして使用するメールアドレス、パスワード(任意)を入力します。

今回は詳しい説明は割愛しますが、表示される指示内容に従えば、新規登録自体にそれほど手間取る心配は不要なので安心してください。

ここからはSIMカードに割り当てられた情報を登録していきます。

▼「SIM電話番号」「USIM No」の欄に情報を登録
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

▼SIM電話番号はカード台紙裏面にかかれた11桁の数字
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

▼USIM NoはSIMカード本体に書かれた文字の頭8文字目以降(13桁)です
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

▼登録したら【次へ】をタップ
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

▼契約するプラン、SIMカードのサイズを選び、【次へ】を選ぶ
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

▼注意事項を確認したら2箇所チェックをつけて【次へ】を選択
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

続いて契約者情報(本人確認情報)として次の項目を入力していきます。

  • 名前
  • フリガナ
  • 性別
  • 郵便番号
  • 住所
  • 連絡先電話番号
  • 生年月日

▼「契約書類が書面(紙)でも必要か」も忘れず選び、次の画面へ
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

今度は毎月の料金支払いに使う決済情報として5項目を登録します。

  • カードの種類
  • カード番号
  • セキュリティコード
  • 有効期限
  • 名義人名

ちなみに入力欄をタップするとキーボードの上に現れる「クレジットカードを読み取る」という文字が出ますが、これを選ぶとカメラを使用してクレジットカード情報が入力できますよ。

▼キーボードの上に出た文字をタップすると……
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

▼カメラでカード表面に記載された情報が読み取れる
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

▼すべて入力できたら次の画面へ。
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

最後にここまでに入力した契約プラン、SIMカード情報、契約者情報、決済情報を確認します。

▼問題なければ【申し込む】を選ぶ
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

これでネット上から行なう手続きは完了です。

▼この画面が出ればOK
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

最後にこのまま画面を下へスクロールして現れる開通手続きダイヤルに電話をかけ、パッケージ内に記載された番号をボタンプッシュで登録すれば手続きは一通り終わりです。

▼この番号に電話する。手続きは期限内に行なう必要があるので要注意
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

回線が開通するタイミングは、パッケージの購入をb-mobileの公式オンラインストア「b-market」から行なったか、それともAmazonや家電量販店から購入したかで異なります。

今回はヨドバシカメラで購入したので後者ですが、この場合は手続きを済ませた時間帯により、開通のタイミングは異なります。

  • 10:00~20:00までの手続き:手続きから1時間以内に開通
  • 20:00~翌日10:00までの手続き:翌日11:00頃までに開通

私の場合、手続きを済ませたのが午前7:00ごろで、回線が開通したのは同じ日の10時20分ごろでした。

▼回線が開通した時点で通知メールが届く
b-mobile S 開幕SIMの開通手続き

ちなみにパッケージをb-marketで購入した場合は、SIMカードが発送された2日後に回線が開通し、使い始めることができますよ。

スマホにAPNプロファイルをダウンロードする

回線の開通とは別に、iPhone/iPadをMVNOのSIMカードで使うために必要な設定情報「APNプロファイル」もダウンロードします。

手順はこちらの記事で紹介しているものと基本的に同じです。

今回はおさらいも含めて、紹介していきます。

まずは台紙からSIMカードを切り取り、スマホへ差します。

▼SIMカードをiPhoneに差し込む
b-mobile S 開幕SIM APNプロファイルのインストール

スマホをWi-Fiに接続してSafariを起動。

URL欄にAPNプロファイルのダウンロードURL(http://www.bmobile.ne.jp/sbpd)を入力すると、プロファイルのインストール画面に切り替わります。

▼「b-mobile S Profile」となっているのを確認し【インストール】を選択
b-mobile S 開幕SIM APNプロファイルのインストール

▼端末に設定してあるパスコードを入力する
b-mobile S 開幕SIM APNプロファイルのインストール

▼【インストール】をタップ
b-mobile S 開幕SIM APNプロファイルのインストール

▼あらためて【インストール】を選びます
b-mobile S 開幕SIM APNプロファイルのインストール

▼これでAPNプロファイルがインストールできました
b-mobile S 開幕SIM APNプロファイルのインストール

▼【設定】→【一般】→【プロファイル】の項目に「b-mobile S profile」と書かれていることも確認しておきましょう
b-mobile S 開幕SIM APNプロファイルのインストール

回線が開通し、APNプロファイルもインストールすれば、あとはモバイルデータ通信の機能をオンにすれば、アンテナピクトと「4G」などの文字が出てきます。

▼通信ができるようになった!
b-mobile S 開幕SIM APNプロファイルのインストール

あとはもう普通に使うことができますよ。

通信速度をチェック

MVNOでSIMカードを契約する際、もっとも気になることといえば、なんといっても通信速度ですよね。

契約期間や解約金が設定されていないプランであっても、初期費用など出費はあります。

期待して契約したのに、使ってみたら思いの外速度が出なかった……なんて悲しい自体はできるだけ避けたいものです。

そこで今回は参考情報として、スピードテストを中心に、開幕SIMの通信速度もチェックしてみました。

b-mobile S 開幕SIM スピードテスト

以降はすべて平日において、同じタイミングで3回ずつ測定したスピードテストの結果です。

使用する場所や状況で結果は異なるので、一例としては参考にしてみてください。

▼回線開通直後:MVNOと考えれば下りはまずまず。上りは不安を抱いた
b-mobile S 開幕SIM スピードテスト

▼朝:7時30分→8時00分になり速度は落ちたが、それでも20Mbps前後をキープ
b-mobile S 開幕SIM スピードテスト

▼昼①:もっとも回線が混雑する平日のお昼。ほぼ10Mbps以上と十分な数値
b-mobile S 開幕SIM スピードテスト

▼昼②:日をあらためて再測定。さきほどと比べると、測定回ごとにバラつきが目立つ
b-mobile S 開幕SIM スピードテスト

▼夕方~夜:回線が混雑する22時以降は正直かなり速い
b-mobile S 開幕SIM スピードテスト

通信速度に抱いた印象は「結構速度が出る」ということ。

バラつき、あるいはサービスがスタートしてまだ間もないという状況もありますが、スピードテストで確認するかぎり、通信速度はMVNOとして見るとそれなりに立派な結果になりました。

今回測定して一番数値が低かったお昼の時間帯については、Youtubeでの動画ストリーミング再生も試しましたが、こちらも止まることなく見ることができましたよ。

b-mobile S 開幕SIM スピードテスト

今後契約者が増えてくると状況が変わる可能性はもちろんありますが、2017年4月の時点では、ネット閲覧やSNSといった使い方も含め、回線速度にはさほどストレスも感じず使うことができるはずです。

通信速度の点で補足しておくと、開幕SIMは高速データ通信容量が残っている間は、速度制限をかけられることがありません。

高速データ通信容量が切れた後は最高で200kbpsに制限されるとともに、当日を含む直近3日間で360MB以上の通信を行なうと、速度制限がかせられる場合があるとのこと。

なお余ったデータ容量の翌月への繰越、あるいは高速データ通信のオン・オフ切り替え機能はありません。

さいごに

ついに登場したソフトバンク系のMVNOサービス「開幕SIM」。

契約できるSIMカードが限定されている、基本的にはiPhone/iPad向けの設定となっているなど制限は多いですが、登場直後の現時点ではストレスも感じず使うことができています。

最近ではソフトバンクのサブブランドであるY!mobile(ワイモバイル)、あるいはKDDIのグループ会社UQコミュニケーションズがMVNOとして運営するUQ mobileなどにおいて、iPhoneが安い価格で利用できる状況になってきました。

こういった事業者は契約後のアフターサポートにも強みがあり、安心して使い続けられるという点ではまだ、Y!mobileやUQmobileに分があるというのが個人的な感想です。

とはいえ、もし自宅に使っていないソフトバンクのiPhoneが残っているのであれば、それを有効に活用できる方法として開幕SIMはおもしろい存在だと思います。

1ヶ月からでも気軽に試せる開幕SIMですので、今回紹介した内容も参考にしてもらいつつ、活用できるシーンがあれば利用も検討してみてください。

参考:b-mobile

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この記事を書いた人

まきはら とよかず

スマホをはじめとする「ガジェット」に関心があるフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品。個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。

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