こんにちは!
未経験からwebライターになったなつみとです。
わたしが未経験でもwebライターになれたのは、クラウドソーシングのランサーズを使ったことがきっかけでした。
今では、評価が244あります!
まったくわからないところから、どうやってランサーズの使い方を覚えたのか、どうやって仕事をいただいていたのか気になりませんか?
このページでは、ランサーズで仕事を継続的にいただくための使い方について紹介していきますね。
まずは、夢のあるこちらの記事を読んでから、この記事の続きを読むと、より実践的だと思います!
「ランサーズって何?」「使い方がわからない!」と思っている人にも分かりやすく説明しますよ。
ランサーズの基本的な仕組みとは?
ランサーズとは、クラウドソーシングサービスの1つです。
簡単にいうと、インターネット上で記事作成やデザイン・システム開発などの仕事を個人で請け負うことができる仕組みのことです。
初心者でもできるような簡単なお仕事から、プロ向けの仕事までたくさんの仕事が募集されています。
ランサーズでは仕事の受注だけでなく、クライアントとのメッセージのやりとりや報酬のやりとりまでできるんですよ。
サービスを利用するのは無料ですが、報酬を受け取る際に、一部が手数料として引かれる仕組みになっています。
ランサーズの仕事方式は3つ
ここからはランサーズで仕事をするにはどうすればいいのか紹介していきますね。
ランサーズで仕事を請け負う方法には、以下の3つの種類があります。
- タスク
- コンペ
- プロジェクト
「タスク」は単純作業でプチ稼ぎ
データ入力や体験談、アンケートなど、簡単な「単純作業」的なお仕事が多いのが、タスクです。
1件100円など低単価でのお仕事がメインですが、スキマ時間を利用して気軽に取り組めるのが魅力です。
1日100円分の作業をするだけでも、1か月で3,000円になりますよね。
ちょっとしたお小遣い稼ぎなら、特別なスキルがなくてもできますよ。
「コンペ」はロゴ作成など作品応募
「会社のロゴを考えてください」などの依頼に対して、自分の作品を応募するのがコンペです。
応募された作品の中から依頼者が1つ選び、選ばれた人が報酬をもらえる、という仕組みです。
ロゴ作成のほかにも、ネーミングやwebサイト作成などのお仕事で利用される仕事方式です。
「プロジェクト」はライター向き
webライターのお仕事でメインとなるのが、プロジェクト方式です。
プロジェクトは、一般的な求人応募と同じ仕組みです。
仕事の募集に対して「やりたい!」という人が応募をして、その中から選ばれた人が、仕事をもらえます。
プロジェクトには3タイプある
プロジェクトには、さらに3つの種類があります。
- 一般的なプロジェクト
- 直接依頼-招待
- 直接依頼-直接発注
一般的なプロジェクト
求人募集と同じように、興味を持った人が応募していくやり方です。
ランサーズでは応募のことを「提案」と呼んでいます。
提案文と呼ばれる自己PRの文章を書き、希望報酬や希望納期を入力した上で応募。
普通の求人とは違い面接などはなく、選考もランサーズ内で完結するわけですね。
選ばれたらクライアントが仮入金をします。仮入金のメール通知が来たら、仕事をスタートさせましょう。
記事を納品したらサイト上で「完了報告」というところをクリックします。
クライアントが記事を確認し、問題がなければ支払い確定がされ、サイト内にあるあなたのランサーズ口座に手数料を引いた額が入金されますよ。
ランサーズ口座に入金されたお金は、自分の預金口座に振り込んでもらえるようになります。振り込んでもらうときは、手数料が安い楽天銀行がおすすめです!
直接依頼 – 招待
求人サイトでも、最近は企業から「スカウト」が届くことがありますよね。
これと同じように、ランサーズのプロジェクトでもスカウトに相当する「直接依頼」というやり方があります。
仕事を依頼したい人に対してだけ依頼を出せる方法で、1人だけに出すこともできれば、複数人に出すこともできます。
複数人が招待された場合は、招待された人の中から「やりたい」という人だけが提案します。
その中からさらに1人が選ばれて、その仕事を任せてもらえる、という流れです。
直接依頼 – 直接発注
あらかじめ「この人にぜひ依頼したい」と決まっている場合は、1人だけに発注することもできます。
この場合「提案」はなく、あらかじめ仕事内容・報酬額・納期が決まった状態で依頼が来ます。
依頼を受けた側は、その仕事を請けるかどうかを自分で決めることができますよ。
webライターが踏むべきステップ
ここからは、webライターになりたい初心者におすすめのランサーズの使い方を紹介しますね。
わたしが実践してきた方法ですよ。
- タスクで慣れていく
- プロジェクトに挑戦する
- 直接依頼をもらえるようになる
タスクで慣れていく
タスク方式で募集されているライティング案件は、比較的文字数が少ないのが特徴です。
単価は安いものが多いものの、1記事単位でチャレンジできるというのは魅力。
タスクを1つ1つこなしていくことにより、文章作成に慣れていくのです。
タスクは募集されている内容に沿った記事を作成するだけですが、クライアントから承認してもらえなければ収入になりません。
どんな記事が承認されてどんな記事が承認されないのか、ということが分かってくると、「確実に承認される記事」を書けるようになりますよ。
一般的なプロジェクトに挑戦
タスクによりライティングに慣れてきたら、今度はプロジェクトに挑戦していきます。
はじめは「一般的なプロジェクト」つまり、できそうな仕事を探して提案していくことから始めましょう。
プロジェクトでは10記事や20記事などまとめて依頼を受けることになります。
文章作成だけでなく、スケジュール管理も意識的にやっていく必要があるので、詰め込みすぎに注意してくださいね。
直接依頼・リピーターの獲得
プロジェクトとして請けた仕事のうち、いくらかはリピーターになってもらえるようになっていきます。
というか、リピーターになっていただけるように、きちんとクライアントに満足していただける仕事をしなければならない、ということですね。
また、プロジェクトの実績はランサーズのプロフィールページにも掲載されます。
ライターを探しているクライアントも、実績が多い人に依頼したいと思いますよね。
実績が貯まってくると、新規の依頼でも、直接依頼が来ることが増えてきますよ。
ここまで来れば、安定した収入が得られるようになっているはずです。
わたしの経験では、「ほとんどの仕事がリピーターからの依頼」になった時点で、月収20万円ほどになっていました。
タスク攻略
ここからはさらに、ランサーズでうまく収入を増やすためのコツを紹介いたします。
タスクはあくまでも練習
「練習」と言ってしまうとクライアントに失礼かな、と思いますが、わたし自身は練習のつもりでタスクをこなしていました。
「お小遣いも稼げるし、タッチタイピングの練習にもなるかな」
というぐらいの感覚です。
もちろん、お金をいただく以上は仕事ですから、生半可な気持ちではありません。
きちんと、いただくお金に見合う記事になるように、一生懸命書いていました。
できそうなものからどんどんやっていく
タスクと言っても記事の難易度やジャンル、単価もさまざま。
なるべく簡単で、得意なジャンルで、なおかつ単価が高い案件がいいですよね。
でも、タスク選びに時間をかけるよりも、安くてもいいからどんどん作業していくほうがいいと思っています。
わたしは、できそうなものは手あたり次第書きました。
おかげですぐにタスクのやり方にも慣れましたし、記事の書き方にも慣れました。
いつのまにかタッチタイピングもマスターしてたほど。
約1か月間タスクを続けましたが、今思えばもっと早くにプロジェクトに移行してもよかったかもしれません。
プロジェクト攻略
わたしは1週間ほどタスクをやりこんだ後、徐々にプロジェクトに挑戦するようになりました。
はじめは直接依頼なんてほとんどありませんから、まずは「いかに選ばれやすい提案をするか」が大切です。
提案時のコツ
プロジェクトに提案する際には、しっかりと自分をアピールすることが大切です。
「ぜひこの人に依頼してみたい」と思ってもらいましょう。
ポイントは以下の2点。
- 実績を明確にする
- 納期を明確にする
未経験の初心者webライターには大きな実績はありませんが、何かしらアピールできる点はあるはずです。
わたしは、前職で会社のスタッフブログを書いていたことをアピールしたり、もしくは「このジャンルはタスクで書いたことがあります」などとアピールしていましたよ。
納期はクライアントの希望納期に従うのが基本ですが、早くに納品できるならそれも書いておきましょう。
早ければいいというものではありませんが、ほかにめぼしいアピールポイントがないなら特に、仕事の速さは武器になります。
報酬については指定されていることが多いですが、もし明示されていない場合は自分で希望の報酬を入力します。
はじめのうちは安めの報酬を設定し、1件でも多く受注できるようにするのがおすすめですよ。
プロジェクト終了後のポイント
無事に依頼された分のお仕事が完了し、クライアントからの支払い確定がおこなわれたら、お礼のメッセージを送りましょう。
「このたびはご依頼いただきありがとうございました」と一言あれば印象も良くなります。
さらに、お礼のメッセージの中で、次につながるアピールをするといいですよ。
「こんなジャンルも得意なので、そういった仕事があればぜひお声かけください」などと一言添えるだけでも、依頼が来やすくなります。
はじめのうちは実績を意識するのがおすすめ
クラウドソーシングサービスを使う上で重要なのが、数字としての「実績」です。
ランサーズではこのように、プロフィールページに実績の数が表示されます。
これは、プロジェクトやコンペで選ばれた数を表しています。
この記事を書いた時点(2016年7月)では244でした!
数があると、名前のすぐ横に表示されるので目に入りやすいですよね。
そして、実績の数が多いほど信頼されやすくなります。
だから、とにかく早く、実績の数を増やすことを意識するのが大切です。
低単価・少ない記事の案件がおすすめ
経験が少ないうちは、単価が低くて、記事数も少ない小さなプロジェクト案件がおすすめ。
なぜなら、実績を増やしやすくなるからです!
単価が低い仕事はライバルも少なくなるため、選ばれる確率も高くなりますし、小さな案件のほうが請けるプロジェクトの数も増やしやすくなります。
100記事のプロジェクトを1件やるよりも、10記事のプロジェクトを10件やるほうが、ランサーズ上の実績は格段に増えますよね。
大型案件がとれるとそりゃうれしいですが、こだわりすぎずに安くて小さな案件でも積極的にチャレンジしてみましょう。
クラウドソーシングに高単価の仕事がない理由
ランサーズをはじめとするクラウドソーシングは、稼げないと言われることが多いです。
たしかに、単価が低い仕事が多いですから、20万も30万も稼げる気がしない、というのも無理はありません。
わたしは実際に30万円稼いでいるので全然無理ではないんですけどね。
ランサーズなどクラウドソーシングに高単価の仕事がない理由は簡単です。
経験の浅い発注者もいる
クラウドソーシングは初心者でも気軽にお仕事ができるサービスです。
でも同様に、初心者でも気軽に仕事が依頼できるサービスでもあります。
つまり、クライアントの中にも、報酬の相場が分かっていなかったり、予算が少ない個人事業主などもいるのです。
お試し価格である
あなたが誰かに仕事を頼みたいとき、全然知らない人にいきなり高額な依頼ができますか?
多分、「はじめはお試し価格で頼んで、その記事が良ければ次からはちゃんとした報酬を払いたい」と思いますよね。
プロジェクトで募集されている仕事というのは、そういったクライアントによる「お試し価格案件」もたくさんあるのです。
単価は上がっていく
1,000文字で300円など、クラウドソーシングには単価の低い仕事がたくさんあります。
でも、リピーターになってもらえば単価は上がっていくものです。
相場を知らなそうなクライアントなら、こちらから教えてあげることもできます。
「一般的には、これぐらいの文字数ですと○円ぐらいで募集されている方が多いですし、そのほうが応募も集まりやすいと思いますよ」という感じですね。
また、予算の少ないクライアントの場合、こちらが良い記事を書いていけば、徐々にクライアント自身の売上が増え、ライターに払えるお金も増えていきます。
当然、「お試し価格」として格安な料金を指定していたクライアントなら、気に入ってもらえれば次からは単価は上がっていくのではないでしょうか。
収入アップ&安定させるためのコツ
ここまでご紹介したことを実践していけば、月収20万円ぐらいは不可能ではなくなります。
ここからは、さらに収入を増やしていくため・収入を安定させるためにわたしがしていたことを紹介しますね。
プロジェクトでリピーターを増やそう
まずはリピーターを増やすことに尽きます。
リピーターになって直接依頼をしてくださるクライアントが増えれば、収入は安定してきます。
毎月決まった金額の依頼をもらえる案件が複数確保できれば安心ですよね。
リピーターを増やすためにやることは1つ。
クライアントに満足してもらえる記事を書くこと(仕事をすること)です。
記名記事をやろう
記名記事というのは、自分の名前が入った記事のことです。
ネットニュースの記事なんかを読んでいても、記事のはじめもしくは最後に、執筆した人の名前が明記されている記事と、そうでない記事がありますよね。
本名にしろペンネームにしろ、自分の名前を知ってもらうことで、仕事を増やしやすくなります。
プロジェクトに提案するときでも、記名記事の実績があればそのサイトを見てもらうことができますよね。
クライアントとしても、ただ提案文をもらうだけよりも、実際にその人が書いた記事を見れるほうが安心して依頼できます。
ブログ等自分のメディアを持っておこう
ブログなど自分のメディアを持っていると、そのサイトの「問い合わせ」経由で仕事依頼が来ます。
ランサーズを通さずに、つまり手数料を払わずに、仕事を請けることができるということです。
ただ、ランサーズを通さずに仕事をするということは仮入金などの仕組みもないということですから、クライアントが信頼できる人なのかどうかの見極めは必要です。
不安であれば、ランサーズ経由で依頼してもらうように案内しましょう。
わたしは、長らく自分のメディアを持っていませんでした。
それでも寄稿している媒体経由で仕事をいただいていましたが、もっと早くからブログをやっておけばよかった、と少し後悔しています。
webライターとして生計を立てていきたいと思うなら、自分のブログを持っておくことも考えてみてくださいね。