三軒茶屋から下北沢への移動は電車と自転車移動どちらが早い?下北沢オープンソースカフェで仕事もできる!

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こんにちは、フリーライターの阿部光平(@Fu_HEY)です。

東京で暮らしていると、通勤ラッシュや遅延など、電車移動にストレスを感じませんか?

オススメは、自転車移動!
都内の移動には、意外と自転車が便利なんです。

ということで、前回の「新宿から三軒茶屋」に引き続き、都内における自転車移動の有効性を検証してみたいと思います。

今回は、前回のゴール地点である三軒茶屋から、芝居、音楽、ファッションなど様々なカルチャーが入り混じる街として知られる下北沢までの道のりを走行。

移動時間や交通費、消費カロリーなどを算出した上で、電車移動との比較・検証結果をレポートします。

記事の後半には〝東京で2番目に作られたというコワーキングスペースの紹介もあるので、そちらもお見逃しなく!

直線距離だと、たったの2キロ!? 三軒茶屋から下北沢へ、自転車に乗って行ってみよう!

電車で三軒茶屋から下北沢へ行こうとした場合、東急田園都市線で渋谷に出て、そこから京王井の頭線に乗り換えるのが最短のルートとなります。

ここでの乗り換えは、田園都市線の改札を出た後、地上へ上がり、そこから渋谷マークシティの2階にある井の頭線の乗り場まで移動しなければなりません。

普通のペースで歩いて7、8分は必要です。

これを含めると、三軒茶屋駅から下北沢駅までの所要時間は17分ほど。

電車の乗換時間によっては、23分かかることもあります。

このことを踏まえた上で、自転車移動との比較・検証をおこないましょう。

スタート地点は東急電鉄の三軒茶屋駅

今回のスタート地点はコチラ。

東急電鉄の三軒茶屋(さんげんぢゃや)駅です。

三軒茶屋駅

洗練されたカフェや、個性的な飲食店が多く立ち並び、今では〝住みたい街ランキング〟の常連にもなっている三軒茶屋。

ですが、かつては小さな田舎町のひとつにすぎませんでした。

人々の往来が増え始めたのは江戸時代中期のこと。

丹沢にある大山阿夫利神社への参拝者が増加するにつれ、この地域一帯は徐々に賑わいをみせるようになったといいます。

ちなみに、「三軒茶屋」という一風変変わった地名は、江戸時代に信楽、角屋、田中屋という三軒の茶屋があったことに由来しているそうです。

[あと1.7キロで到着]三軒茶屋と下北沢を一直線に結ぶ道「茶沢通り」へ

まずは、駅を出てすぐの「茶沢(ちゃざわ)通り」に入りましょう。

この道は、その名の通り〝三軒茶屋〟と〝下北沢〟を一直線に結ぶ道です。

茶沢通り

真っ直ぐ北上していけば、下北沢に着くというシンプルな行程なので、迷子の心配はありません。

[あと1.3キロで到着]代沢十字路の信号を直進しよう

少し進むと「淡島(あわしま)通り」と交差する、「代沢十字路(だいざわじゅうじろ)」の信号にぶつかります。

交差点

ここも、ひたすら直進です。

道幅は決して広くないので、車や他の自転車に注意して走行しましょう。

さらに進んでいくと、「北沢川緑道」が見えてきます。

ここは、桜や紫陽花など、季節によって様々な花が咲き誇る場所で、まさに都会のオアシスといった雰囲気。

北沢川緑道

ベンチや遊歩道がしっかりと整備され、地域の人々の憩いの場にもなっています。

[あと500mで到着]初めての分かれ道は、左へ。

間もなくすると、「代沢三叉路(だいざわさんさろ)」に差し掛かります。

今回の行程における初めての分かれ道ですが、ここは左に進みましょう。

代沢三叉路

しばらく進むと、再び分かれ道がありますが、ここも左へ。

交差点

2箇所ある分かれ道は、いずれも左だと覚えておけば、いちいち地図を確認する手間もいりません。

正面に見えているのは、古くからこの地に鎮座する庚申堂(こうしんどう)。

旅人の安泰を祈願して建立されたものであるのと同時に、道標の役割も果たしていたそうです。

ここから駅までは、もう目と鼻の先ですが、人の往来が多い通りなので、曜日や時間帯によっては自転車で走行するのが困難です。

混雑している場合には、歩行者との接触を回避するためにも、自転車を押して通行するようにしましょう。

自転車も「安全第一」が基本です!

商店街

[駅は目の前!]下北沢南口商店街のアーチを抜けると……

「下北沢南口商店街」と書かれたアーチを抜けたら、駅はもう目の前。

高架の上には、井の頭線の車両が見えています。

下北沢南口商店街と書かれたアーチ

そして、無事、下北沢駅南口に到着。

この日は、人通りが非常に多かったため、最後は自転車を押して歩くことになりましたが、それ以外はとてもスムーズな移動でした。

道がシンプルで、ストレスなく走れるのも嬉しいポイントですね。

下北沢駅南口に到着

結果はいかに?所要時間を計測!

さて、気になる所要時間はコチラ!

交通時間・距離・カロリーの記録

最後は自転車を降りて徒歩でのゴールとなりましたが、それでも所要時間は12分。

電車の最短時間よりも5分ほど速く到着することができました。

距離でいえば、わずか2キロの道のり。

電車だと大回りしなければなりませんが、自転車だと最短距離で、直接行けるので移動時間を大きく短縮できます。

電車の運賃は270円分も節約できました。消費カロリーは45kcal。

みかん1個分程度ですが、移動のついでに消費できたと思えば儲けものですよね。

三茶から下北への自転車移動は、結果的に有効なのか?

検証の結果として、三軒茶屋駅から下北沢駅への自転車移動は…

  1. 電車移動よりも5分は短縮できる
  2. 経済的には270円の節約になる
  3. およそみかん1個分のカロリーが消費できる

ということで、時間、お金、運動という3つの点において、電車移動よりもメリットがあるといえそうです。

直線距離が近い移動だったので、「目的地へ直接行くことができる」という自転車の強みが発揮されたかたちでしたね。

天気さえ良ければ、三軒茶屋〜下北沢間の移動は自転車がオススメです!

東京で2番目にできたという、快適で個性的なコワーキングスペース

下北沢には、快適に仕事できるカフェがたくさんありますが、自転車で行く場合にオススメなのが「下北沢オープンソースCafe」(英名:OpenSource Cafe, Shimokitazawa)です!

Open Source Cafe

こちらは駅から歩くと10分ほどの距離にあるコワーキングスペースですが、自転車だと2分ほどで到着します。

下北沢の中心街と違って、とても静かな環境なので、思う存分仕事に集中できます。

また駐輪場もあるので、自転車の置き場に困ることもありません。

まさに自転車利用者にはメリットばかりの環境なんです。

利用料金は1ドリンク込みで、1日(10時〜20時)1,000円。

Open Source Cafeのメニュー

電源、Wi-Fiが完備されているほか、利用前に申告したタスクが完了すると追加ドリンクが割引になる「DONE割」というユニークなサービスもあります。

Open Source Cafeのオーナーさん
写真右:河村奨さん

確かに、コンクリート打ちっ放しの壁といい、入り口の傾斜といい、言われてみればガレージの面影が残ってますね。

隣の部屋にはプログラミングの専門書をはじめとする書籍がズラリ。

Open Source Cafeの本

最初は河村さんの蔵書を置いていたそうですが、今では寄贈された本も多く、利用者は自由に閲覧できます。

さらに、ここは図書館としても機能しており、貸し出しも可能とのこと。

図書の返却予定日を示している

所蔵している本を図書として貸し出す「リブライズ」というサービスは、河村さんと同志が「下北沢オープンソースCafe」のために開発したシステム。

今では各地で利用されており、全国で1,100箇所もの小さな図書館が生まれているといいます。

まさに”オープンソース的”な精神が感じられる活動ですね。

オーナーが現役のプログラマーというだけあって、「新しいことをどんどんやっていこう!」という挑戦的な雰囲気が溢れています。

Open Source Cafe

2011年の3月にオープンした「下北沢オープンソースCafe」は、経堂にある「PAX Coworking」に次いで、都内で2番目にできたコワーキングスペース。

今でこそ一般的になってきたコワーキングスペースですが、当時は近所の人から「昼間っから大人が集まって何してるんだろう?」と訝しげな目で見られることもあったとか。

しかし、今では小中学生を対象にしたプログラミング教室が開かれたり、近所の人々がベンチでおしゃべりを楽しんだりしていくなど、地域に根付いた場所になっています。

都内でありながら、東京とは思えない穏やかな空気が流れる「下北沢オープンソースCafe」

自転車で下北沢を訪れるならば、ぜひとも活用したいコワーキングスペースです。

Open Source Cafe

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

『IN&OUT -ハコダテとヒト- 』代表、ライター。1981年、北海道函館市生まれ。大学で社会学を学び、卒業を機に、5大陸を巡る地球一周の旅に出発。帰国後、フリーライターとして旅行誌等で執筆活動を始める。現在は雑誌やウェブ媒体で、旅行ガイドやライブレポート、原発問題など様々なジャンルの取材・執筆を行っている。東京で子育てをする中で、移住について真剣に考えるようになり、仲間と共に地元函館のローカルメディア『IN&OUT -ハコダテとヒト- 』を立ち上げた。