結婚して子供ができると、毎年カレンダーがお祝いイベントで埋め尽くされます。
「誕生日」「結婚記念日」「バレンタイン」「ホワイトデー」「両親と義両親それぞれの誕生日」「敬老の日」「クリスマス」「お正月」「母の日」「父の日」…。
お祝いムードを盛り上げようとがんばり過ぎると、疲れてしまいますよね。
そんな時は肩の力を抜いて、子供と一緒に楽しみながら作れるプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか?
無印良品が販売している「布描きクレヨン」と「おえかきペン・陶磁器用」を使ったプレゼント、そしてお金がかからないラッピングのアイデアをご紹介します。
家族へのプレゼントに
無印良品の「布描きクレヨン」で作る世界で一枚のTシャツ
毎年「実家の母の誕生日プレゼントは何にしようか」と半年前くらいから悩みます。
というのも、何をあげても「欲しいものじゃない」と返されるか捨てられるかのどちらかだったのです。
今回も「次は何を贈れば…」と途方に暮れていました。その時思い付いたのがこちら。
↑無印良品の「布描きクレヨン」↑
無印良品で販売されている「布描きクレヨン16色」税込590円です。
絵を描いたらキッチンペーパーなどで裏表を挟んで、アイロンをかければできあがり。
気軽に普段から着てもらえるTシャツができあがります。
実家の母に合いそうなTシャツを買ってきました。
孫からのメッセージ入りの服を外に着ていくのは恥ずかしいだろうと思ったので、パジャマになりそうなしっかりした綿素材のTシャツを選びました。
そして描きあがった絵がこちら。
レジャーシートを敷いた上にTシャツを置いて、子供たちに手を置いてもらって周りをなぞるだけ。
長女が「ありがとう」と描きました。
描いたらキッチンペーパーで挟んで、ゆっくりアイロンをかけます。
この時、キッチンペーパー1枚をずらしながらアイロンをかけると、色が他のところに移ってしまいます。
無理して全域をカバーしようとせず、絵の範囲をキッチンペーパーでカバーしてアイロンをかけましょう。
染色しやすい布は綿と麻と絹。
ウールには使えないようです。
レーヨンやポリエステルや混合のものは、端の方で試し描きして確かめてくださいね。
洗う時は優しく手洗いがおすすめです。
「おえかきペン・陶磁器用」で作る家族のお皿
↑無印良品の「おえかきペン・陶磁器用」↑
無印良品の「おえかきペン・陶磁器用」税込990円です。
このペンは、陶磁器に絵を描いてオーブンで焼くだけで色が定着します。
耐熱食器、磁器、白磁に使えるそう。
1本のペンに2色のインクが入っていて、合計10色で絵が描けます。
特殊なインクを使用しているため、かならず横向きで保管する必要があります。注意しましょう。
北欧系のブランドのお皿の柄に似せて描いたり、子供の力作を焼き付けたりと家族で楽しめますよ。
デザインセンスに自信がなくても、水玉模様や格子状に線を引くだけでも「あー、たまにこういうお皿売ってる!」と思えるお皿が作れます。
早速百均で子供たちにお皿を選んでもらい、おえかきペンを使って絵を描いてもらいました。
下書きなしで、食器に好きな絵を好きなだけ描けます。
もし失敗しても、焼く前ならば何度でも水を含んだティッシュで拭いて描き直せますよ。
描き上がったら、まず230度のオーブンで20分焼きます。
そしてそのまま庫内で1時間放置し、取り出してからまたさらに1時間放置。
合計2時間20分で絵がお皿に定着します。
欠点としては「絵付けしたあとのお皿は、熱い食べ物や飲み物には使用できない」ということ。
常温以下の食品のみで使用した方が良いそうです。
なお、直接口に触れる部分へは描かない方が良さそうなので、今回はお皿の周りに絵を描いてみました。
もう一枚、長女が描いたものです。真ん中にあるのは紙粘土で作った焼き芋なのだそう。
おまけ情報ですが、焼き芋は薄い黄色の紙粘土をさつまいもっぽい丸型の長方形に丸めて、紫色の絵の具で塗っただけでできあがり。
簡単ですがなかなか美味しそうなビジュアルです。
手作りプレゼントのラッピングは布で!
「お友達へあげるプレゼント」には普通の包装紙を使います。ですが、パパママおじいちゃんおばあちゃんに手作りプレゼントをあげる時は、家にある布や紙袋をバラした紙に絵を描いて、ラッピングを作ることが多いです。
これはバッグの裏地に使った余り布でぐるぐる巻きにしてリボンをかけただけ。
子供がまだ小さいからか、これでも「うわ〜!」と喜びながら作ってくれます。
開いた時にパッと見える場所に、手作りの飛び出す絵手紙を仕込みました。
手作りプレゼントならとことん楽しめる!
無印良品クレヨンとペンで合計1,580円でしたが、一度買ってしまえば何度も使えるので、結果的に良い買物をした気がします。
昨年は義父の誕生日にも布描きクレヨンでTシャツを贈りました。
上京の際に着て来てくれて、長女も「おじいちゃん!着てくれてるんだね!」と感激していたことを思い出します。
さらに父の日にはパパにTシャツを作って手渡し、パパは今もお気に入りのパジャマとして着続けています。
色は薄くなってきてしまいましたが、やさしく手洗いすれば来年も着られそうです。
これからもたとえば、子供の友達が遊びに来た時にみんなで百均のお皿に絵を焼き付けたり、ショッピングバッグに絵を描いたり…。
そう考えたら他にも使い道がたくさんありそうですね。
子供がもう少し大きくなったら状況が変わってくるかもしれませんが、小さいうちはできるだけたくさん一緒に手作りを楽しんで、思い出を増やしましょう。