ESSOの東燃ゼネラル石油「myでんき」の特徴・サービス内容・解約手数料についての完全ガイド

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こんにちは、ミラクリを運営している小林敏徳(@enrique5581)です。

2016年4月から電力自由化が始まります。

電力自由化とは、今までは大手電力会社からしか購入できなかった電気を、一般企業からも買えるようにする新しい制度です。

全国に約3,400のガソリンスタンドを運営する東燃ゼネラル石油からは「myでんき」が発売されます。

myでんきの特徴やサービス内容、解約手数料などについて解説していきます。

東燃ゼネラル石油 myでんき

「電力自由化」の特徴や、メリット・デメリットは以下のページをチェックしてみてください。

「myでんき」のポイントを要約

東燃ゼネラル石油「myでんき」

myでんきは、特徴が多いので忙しい方に向けて特徴を要約してみました。

  • 2016年時点ですでに20年以上の送電実績がある
  • 契約期間は1年:年会費等無料
  • 料金プランがシンプルで分かりやすい
  • 自社サービスの割引特典はない
  • 申し込みはインターネット・電話・代理店で
  • 解約金、違約金等は発生しない

東燃ゼネラル石油の電力事業について

まずは東燃ゼネラル石油について解説していきます。

全国に約3,400のガソリンスタンドを持つ東燃ゼネラルグループ

「東燃ゼネラル石油」とは、以下のガソリンスタンドを運営しているエネルギー企業です。

  • モービル石油
  • エッソ石油(ESSO)
  • 東燃
  • ゼネラル石油

会社名では「聞き覚えがない・・・」かもしれませんが、「ガソリンスタンドのESSOの会社」と聞くとイメージしやすいですよね。

1994年から20年以上も電力を販売している

東燃ゼネラル石油は、1994年から20年以上にわたって電力を販売しています。

  • 1994年:電力の販売開始
  • 2011年:計画停電の際に電力を供給
  • 2015年:特別高圧・高圧の法人向け電力の販売開始
  • 2016年:一般家庭向け電力の販売開始

消費者としては「電気の安定供給に不安はないの?」と思ってしまいますが、大型電力の供給実績が20年以上もあるのは安心材料ですよね。

myでんきが電気代を安くできる理由

myでんきで電気を安く提供できるのは、以下の理由があります。

  • 東燃ゼネラルグループの発電設備からの供給
  • 他社の発電設備の余剰分の買取り
  • 日本卸電力取引所で取引きされている電気の買取り

自社発電と他社発電を組み合わせて、効率的に供給することでコストを下げ、電気を安く供給してくれます。

電力会社と同じ送電網を使って安定供給

電力会社をのり換えるとなると、「大規模な工事をして、新たな設備をいれなきゃいけないの?」と思ってしまいますよね。

myでんきでは大手電力会社の送電設備を使いますので、新しく設備をいれる必要はありません。

「myでんき」のサービス内容

次に「myでんき」のサービス内容を解説していきますね。

サービス対象エリア

myでんきは、以下の地域に住んでいる方であれば契約できます。

  • 茨城県
  • 栃木県
  • 群馬県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 東京都
  • 神奈川県
  • 山梨県
  • 静岡県の一部(富士川以東)

ぼくが住んでいる大阪府は、残念ながらサービス対象外となっています。

ただし時期未定ではありますが、将来的に以下のエリアにも拡大するようです。

  • 関西電力エリア
  • 中部電力エリア

契約期間・年会費・手数料・工事費用

my電気の契約期間と年会費等は、下記の通りです。

  • 契約期間:1年間(自動更新)
  • 年会費:無料
  • 手数料:不要
  • 工事費用:不要

初期費用や工事費用が一切かからないのはうれしいですよね。

月々の利用料金については、金額が確定した時点でメールで知らせてくれるサービスがあります。

もし利用明細書が必要な場合は、「100円(税抜)」で依頼することもできますよ。

「myでんき」の料金プランと支払い方法

それではmyでんきの電気料金プランを見ていきましょう。

myでんきには3つの料金プランがあります。

  • 標準プラン月額(定率割)
  • たっぷりプラン月額(kWh割)
  • まとめてプラン月額(定量割)

そしてそれぞれの料金プランは、下記2つの電力量に分けて提供されています。

  • 従量電灯B:30A以上、60A以下
  • 従量電灯C:6kVA以上、50kVA未満

myでんきの料金プランを解説する前に、わが家が加入している関西電力の料金プランを見てみましょう。

関西電力の料金プランはこんな感じ

一般家庭のほとんどが加入する関西電力のプランは「従量電灯A」になります。

従量電灯Aプランの基本料金と従量料金は以下の通りです。

  • 基本料金:15kWhまで:373.73円
  • 従量料金:15kWhまで:一律373.73円
  • 従量料金:15kWh超過120kWhまで:22.83円/kWh
  • 従量料金:120kWh超過300kWhまで:29.26円/kWh
  • 従量料金:300kWh超過分:33.32円/kWh

関西電力の「従量電灯A」と比較しながら、myでんきの料金を見ていきます。

標準プラン月額(定率割)

まずは「標準プラン」から見ていきましょう。

東燃ゼネラル石油「myでんき」の標準プラン

myでんきの標準プランは、電気の使用量が多くなるほど電気代が高くなる仕組みなので、できるだけ節電した方がお得です。

ここで関西電力とmyでんきの料金を比較してみます。

わが家の12月の電気使用量「290kWh」で計算してみると以下のようになりますよ。

  • 関西電力:290kWh × 29.26円/kWh = 8,454円
  • myでんき(従量電灯B・30A):290kWh × 25.13円/kWh = 7,287円

関西電力よりも約1,200円安くなりそうです!

上記に基本料金を足しても、myでんきの方が電気代節約になります。

たっぷりプラン月額(kWh割)

電気をたくさん使用するご家庭におすすめなのが、「たっぷりプラン」です。

東燃ゼネラル石油「myでんき」のたっぷりプラン

電気使用量「300kWh超過~600kWhまで」の料金が、グッと安くなっていますね。

先ほどと同様に、関西電力の料金と比較してみます。

  • 関西電力:290kWh × 29.26円/kWh = 8,454円
  • myでんき(従量電灯B・30A):290kWh × 26円/kWh = 7,540円

たっぷりプランでも、myでんきの方が約1,000円ほど安くなりました。

まとめてプラン月額(定量割)

月々の電気使用量を細かく把握されている方は、ある水準までの電気代を前もって購入する「まとめてプラン」がお得です。

東燃ゼネラル石油「myでんき」のまとめてプラン
東燃ゼネラル石油「myでんき」のまとめてプラン2

料金だけ見るとお得に感じますが、電気使用量は月によってバラつきますので、逆に損をしてしまう場合もあると思います。

ここで関西電力の料金と比較してみます。

  • 関西電力:290kWh × 29.26円/kWh = 8,454円
  • myでんき(従量電灯B・30A):6,372円

電気代が2,000円ほど安くなりそうですね。

ただし月々の電気使用量を再確認して、損になるか、節約になるかをもう一度チェックした方が良いと思います。

ちなみにわが家は、ファンヒーターをよく使用する12月で「290kWh」の電気を使用します。

それ以外の時期はもっと少なくなりますので、電気使用量が減るシーズンは「まとめてプラン」では割高になってしまいそうです。

自社サービスの割引特典はない

東燃ゼネラル石油の「myでんき」では、自社サービスの割引特典はありません。

例えば、ENEOSでんきのように、ガソリン代が割引になることを予想していましたが、今のところそのような特典はありませんでした。

電気代の節約イメージ

参考までに、myでんきの公式サイトで紹介されている電気代の節約イメージを見てみましょう。

東燃ゼネラル石油「myでんき」の電気代節約イメージ

電気代の節約額は、電気使用量によって変わりますが、少しでも安くなるとうれしいですよね。

関西電力と比較すると電気代が安くなりそうなのに、ぼくが住んでいる大阪府がサービス対象外なのは残念です。

将来的に利用地域が拡大されたときは検討してみようと思います。

支払い方法

myでんきでは、2つの支払い方法に対応しています。

  • クレジットカード
  • 口座引落(振替)

電気代は毎月かかるものですから、できるだけクレジットカードを活用したいですよね。

電気代の支払いでポイントやマイルを貯めることは、家計節約につながりますよ。

「myでんき」の申し込み方法

次にmyでんきの申し込み方法について解説します。

インターネット・電話・代理店で申し込み可能

myでんきは、以下の3つから申し込みできます。

「販売代理店」の詳細は明らかにされていませんが、もしかするとESSOのガソリンスタンドなどでも手続きができるようになるかもしれませんね。

インターネットから申し込む場合は、事前に料金シミュレーションができる設定になっていますので、電気代を比較してみましょう。

電力会社の切り替え手続きは代行してもらえる

myでんきに申し込みするとなると、「いまの電力会社の解約と移行手続きはどうするの?」が気になりますよね。

実は移行手続き等は、すべてmyでんきが代行してくれるんです。

申し込みが完了後に解約と移行手続きが行われ、メールか郵送で切替完了の連絡が届きます。

「myでんき」の解約手数料(途中解約金・違約金等)はかからない

電気代節約を期待して契約してみたものの、「他のサービスを使いたくなったからmyでんきを解約したい・・・」ということになる可能性もありますよね。

myでんきでは、途中解約金や違約金等はかかりません

原則として1年契約であるものの、契約期間中に解約しても途中解約金はありませんよ。

解約の申し出がないかぎり1年契約が自動更新される仕組みですが、更新後に解約しても違約金は発生しません。

違約金が発生する携帯電話などのサービスとは違い、「解約月」を意識しなくてもいいので、気軽に申し込みできそうです。

さいごに

東燃ゼネラル石油myでんき」の最大の特徴は、プランがシンプルであることだと思います。

電力自由化で多くの企業が電力市場に参入しており、自社サービスが割引になる料金プランを発売していますが、人によっては”複雑”に映るかもしれません。

myでんきには自社サービスの割引特典はありませんが、電気代の節約だけに着目する方にとっては、わかりやすいサービスだと思います。

myでんきの詳細ページはこちら

おまけ:他の電力サービスと比較したい方へ

電力市場に参入してきた企業のサービスはまだまだありますよ。
他にもいろいろな企業がありますので、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

小林 敏徳

2013年にうつ病を経験。10分前行動でもキレられる人間から、30分遅刻でも褒められる人間になりました。インタビューされた記事対談記事もどうぞ。

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