鍋帽子の使い方を写真つきのブログ記事で解説。ガス代節約になる

森山愛美夏の画像

じっくり、ことこと煮込んだ料理は、寒い冬にはぴったりの料理です。

けれど、煮込み料理と言うと時間がかかったり、台所で火加減を管理したりと、なかなか手間がかかる印象があります。

時間もガス代ももったいない……そんな時は「鍋帽子」があるととても便利です。

我が家では内側がアルミの布で覆われている「ほっとシェフ」を主に使っているので、今回はこの商品の例でご説明します。

鍋帽子でガス代節約

「鍋帽子」とは?

鍋帽子とは、内側に綿を張った、コロッとした丸いフォルムがかわいらしい、鍋カバーのことを指します。

バスタオルや毛布にくるんだり、発泡スチロールの箱に入れたりして食べ物を保温し、その熱で調理をするというアイデアをより発展させた、れっきとした保温調理器具です。

「公益財団法人全国友の会振興財団の登録商標」にもなっているのです。

鍋帽子は、ただ包んでおくだけなのですが、かなり使えるスグレモノですよ。

  • 火を使う時間が短いからガス代節約になる
  • 長時間煮込み料理に最適な90度から70度の温度を保ってくれる
  • ゆっくり温度が下がっていくから食材に味がしみこみやすい
  • 火のそばにつきっきりでなくても大丈夫
  • 加熱が強すぎないから煮崩れしない
  • 鍋が焦げ付かない
  • 温め直ししなくても長時間ホカホカ

などなど、メリットもいっぱいです。

鍋帽子

使い方はとても簡単!手持ちの鍋を入れてチャックを閉めておくだけ!

鍋帽子は、どんな鍋でも使うことができます。

手持ちの鍋に材料を入れ、短時間沸騰させてから鍋帽子の中に入れておくだけで、放っておけば料理が完成します。

加熱・沸騰させる時間は、土鍋でごはんを炊くならたった3分、煮込み料理なら10分くらいが適当です。

ずっと弱火にかけているかのような保温力で、旨味をじっくり引き出し長時間芯まで煮込んだような美味しい料理ができあがります。

鍋帽子に包んでいる間は火を使っていないので、空いたコンロでもう一品サッと作ることができ、火の心配がないため他の家事を片付けることもできます。

小さなお子さんがいらっしゃる家庭でも安心ですね。

短時間しか火を使わないからガス代の節約にもなり、夏の蒸し暑い季節も火を使うのが短時間で済むので涼しくエコです。

保冷剤を使えばクーラーボックスの代わりにもなります。

冷蔵庫に入りきらないジュースや飲み物を入れておいても良いですね。

また、ペットボトルに温かいお湯を入れてタオルで軽く包み、パン生地と一緒に入れれば発酵器代わりにも使えます。

鍋帽子の使い方

実際にキッチンに立って料理をする感覚とは、またちょっと違うので、想像しづらい部分もあります。

ですので、どんなふうに鍋帽子が使えるのか、ある日の食卓を例にご紹介します。

鍋帽子で蒸したポトフ

こちらは、ポトフを作った時のもの。
玉ねぎ、きのこ、大根、キャベツ、ニンジン、カブとウィンナーを10分沸騰させます。

ポトフの温度

そして鍋帽子に入れること3時間ちょっと。

66℃の温度をキープしています。

45度のポトフ

同じ時間にウィンナーを入れずに煮て、鍋帽子に入れなかった鍋は45度に変化していました。

後者の鍋も厚めのステンレスなので保温力はある方ですが、鍋帽子に入れたほうが、あたたかさをキープ出来たことが分かります。

完成した食卓

できあがりはこんな感じです。

ホームベーカリーで焼いたパンや常備菜を並べてみました。

ポトフ以外のいろいろな煮物にも!

ひじき煮

こちらは、ひじきの煮物を作った場合です。

鍋帽子で作ると密閉される分、水分が飛ばないので、最初に加える水分は少なめにしておくのがポイントです。

小豆

鍋帽子で小豆を炊くこともできます。

200gの小豆に対して水が浸るよりちょっと多めくらいが目安です。

また、切手大の昆布と一緒に煮ると、柔らかくなりやすいです。

鍋帽子で野菜煮込みをつくっているところ

こちらでは、野菜煮を作っているところです。

重ね煮の順番に、玉ねぎ、きのこ、青菜、大根、ニンジン、の順番に素材を重ねて火にかけ、沸騰させました。

特に土鍋だと分厚さがある分、冷めにくいように思います。

もっと野菜を大きく切っても、野菜の素材そのものの味が濃く出て美味しい煮物になりそうです。

鍋帽子でカレーを仕込んでいること

更に、鍋帽子を使ってカレーを仕込むこともできます。

コンロを使う時間が短いため、余った時間と空いたコンロで、もう一品や二品作ることができます。

鍋帽子の機能を持ったシャトルシェフもラクに料理ができる!

鍋帽子を使うことで、夜遅く帰ってきた家族にも、ホカホカなおかずを出してあげることができます。

一人暮らしの女性や自営業や共働きのお母さんにとって、できたてが手軽に食べられる鍋帽子は、なくてはならない相棒になってくれることでしょう。

ちなみに、同じ機能を持っていて、よりしっかり温めておいてくれる『シャトルシェフ』という鍋もあります。

シャトルシェフ

こちらも鍋帽子と同じように、火を使わない調理・保存が可能です。

鍋帽子なら、しまう時に入れ子にして小さく縮めておけますが、道具が増えると使える魔法も増えるというもの。

もしもシャトルシェフの方が相性が良いと感じたら、活用してみるのも良いかもしれませんね。

シャトルシェフで煮物をつくる

食べ物を保存するときは、保存容器を活用しましょう。

この記事を書いた人

CM音楽、作詞作曲、歌手、翻訳、ライター、料理講師。 卵乳アレルギーの8歳と1歳の母。出産を機に自分も同じアレルギーを持っていたと知り、卵乳製品を使わない料理やマクロビオティックを実践。中医学(薬膳)も学ぶほぼベジタリアン。作詞作曲業、執筆業のかたわら、さまざまな自然酵母のパンと焼き菓子、妊娠出産授乳期の食事、菜食と肉食ごはんの同時レシピ、アレルギー対応食などを専門としている。