ミニマリスト気味なライター、なつみとです。
わたしはモノを増やすのが好きではありません。
お金を使いたくないというわけではなく、片づけが面倒だったり、モノが多くてごちゃごちゃした空間が苦手だというのが主な理由です。
もともと物欲は多いほうなので欲しいものは星の数ほどあります。
欲しいと思うものはたくさんあるけれど、実際に買うモノの数はかなり少ないんですよね。
このページでは、わたしが2015年に「これ欲しい!」と思ったけど、結局買わなかったものを紹介したいと思います。
なぜそれを買わなかったのか、理由も併せてお伝えしていきますね。
買うのをやめたモノとその理由
わたしが2015年に「欲しい」と思いつつも買うのをやめたものは以下の通りです。
- 小さなクーラーボックス
- 高級なパジャマ
- ジョギングウェア
- クッション&クッションカバー
- ボイスレコーダー
- スーツケース
小さなクーラーボックス
近所に川があるので、夏にはよく子供と行きます。そんなとき、飲み物を入れるだけの小さいクーラーボックスがあれば便利ですよね。ママ友が持っていたのを見て欲しくなりました。
ただ、よく考れば近所の川に行くだけなら水筒でいいですよね。
朝から夕方までがっつり遊ぶときには食事も持って行くので家にある普通サイズのクーラーボックスを使えばいいですし。
だから、とりあえず買うのはやめました。
高級なパジャマ
肌が弱いこともあって、良いパジャマが欲しいな、とずっと思っていました。
このパジャマのメーカーはちきりんさんのブログで紹介していたのをきっかけに知り、本気で買うつもりでした。
画像のもの以外にもたくさんの種類があるため3種類にまで絞り込み、楽天のお気に入りに入れていたんです。
ただ、やっぱり高いので、買うのをためらってしまいます。
普段は3千円ぐらいのものしか着ていないですから。
結局このパジャマを買わなかったのは、「パジャマよりも肌着の方が大事かも」と思ったからです。
もともとパジャマは1枚で着ていました。
しかし、パジャマの下に肌着を着れば、パジャマの素材が安いものでも肌の影響はほとんどありません。
今でもこのパジャマが欲しい気持ちはありますが、とりあえずは1枚千円程度の肌着を着ることによって肌問題は解決しています。
ジョギングウェア
たまに、走っています。
主にダイエット目的です。
ジョギングするときには決しておしゃれとは言えない服装。
いつ買ったか分からないハーフパンツに普通のレギンス、Tシャツという状態でした。
「そろそろ美ジョガーっぽいジョギングウェアが欲しい」と思い、一式揃えようと思いました。
でも、わたしはもともと形から入るタイプではありません。
あまり可愛くない普段のジョギングウェアもまだまだ着られます。
「ジョギングウェアにお金をかけるより、痩せたときのご褒美にお金をかけたい」と考え直し、買うのをやめました。
クッション&クッションカバー
一昨年に、ソファを買いました。
あまりお金を使いたがらないわたしと夫にしては、高い買い物でした。
せっかくなので、ソファに合うクッションも欲しいですよね。
ただ、わたしはハウスダストとダニのアレルギーがあり、布製品をむやみに増やすことに抵抗があります。
買うなら当然ウォッシャブルクッションを買う予定ですが、こまめに洗濯する自信もありません。
しかも、すでに我が家のクッションには彼らがいます。
夫のぬいぐるみですが、用途としてはほぼクッションです。
ソファに座ったときに抱えたいだけですしね。
彼らのお世話(洗濯)もしなければならないので、新たにクッションを買うのは保留にしたまま今に至ります。
ボイスレコーダー
ライターとして活動していて、インタビューをすることもあります。
はじめは「インタビューするならボイスレコーダーは必須」と思い込んでいました。
しかし、調べてみるとボイスレコーダーを使わない人もいるようです。
必要な部分だけメモしたりするんですね。
わたしは会話の内容はけっこう覚えている方ですし、分からない言葉(専門用語など)があればそこだけメモしておけばいい、という結論に至りました。
今後もしかしたら買うかもしれませんが、今のところ必要ないと感じています。
雑誌を買う習慣そのものをなくした
ファッション雑誌はあまり買っていなかったものの、仕事柄もあって、情報収集のためにいろんな雑誌をよく買っていました。
でも、今年3月ぐらいに雑誌を買うのをやめました。
その代わり、dマガジンに登録しました。
月額440円で160誌以上の雑誌が読み放題になるんですよ。
dマガジンに掲載されていない雑誌をたまに買うことがありますが、ほとんどdマガジンで事足ります。
それまでは月に3~4冊は雑誌を買っていたと思うので、かなり節約になりましたよ。
やっぱり買うことにしたスーツケース
ここまでは買わなかったものを紹介してきましたが、「一旦保留にした後、結局買うことにした」というものもあります。
2015年は遠方での仕事もちょくちょく入るようになりました。スーツケースがあった方が出張っぽくてかっこいいですよね。
ただ、もともとわたしは荷物が少ないので、旅行のときでもトートバッグで行くぐらいです。そんなわたしに、スーツケースは要りません。
だから、買わないことにしていました。
でも、何度か遠方で仕事をするうちに、やっぱりあった方がいいと思い直しました。こんな問題があるからです。
- PCを持って行きたいときもある
- モバイルバッテリーなど、仕事だと荷物も多くなりがち
- 重たいカバンを持つのがつらい
- 帰りは着替えたい
長時間ジャケットを着ていると、とても疲れます。
普段楽な服装で働いてるから慣れていないんですね。
だから、帰りはラフな格好に着替えたいのです。
着替えを持つと、それだけで荷物は多くなってしまいます。
いろいろ考えた結果、スーツケースは1つ持っておいてもいいだろうという結論に至りました。
近々買うつもりにしています。
まとめ:保留と代用を癖づければムダ買いはなくなる
買い物で失敗しないためには、保留と代用という2つのポイントがあると思っています。
「欲しいものリスト」を活用しよう
わたしはネット通販だとAmazonをよく使います。
Amazonには「欲しいものリスト」があり、欲しい商品をリストに入れておけます。
楽天市場、Yahoo!ショッピングなら「お気に入り」と呼ばれていますよね。
Amazonだと欲しいものリストをカスタマイズできて、たとえば「自分用」、「仕事用」みたいに分けることもできるので便利です。
もともとは衝動買いしやすい方でしたが、欲しいものリストを作ることによって保留にする癖がつきました。
普通のお店で欲しいものを見つけたときも、メモ帳に書いて保留するようにしています。
代用できるものがいくらでもある
たいていのものは、手持ちのもので代用できます。
欲しいものを手に入れたときの快感よりも、モノを増やさずに少ないモノで暮らす方がわたしにとっては重要です。
また、パジャマの代わりに肌着を買ったという話に代表されるように、別の安いもので代用するという方法もあります。
さいごに
「欲しいものを買わないなんて、何のために働いてるのか分からない!」と思う方もいるみたいなんですが、そうでもないですよ。
わたしがモノをあまり買わないようにしたいのは、本当に欲しいものだけを買いたいからです。
衝動買いで買ったものは、そのときは良くてもちゃんと手入れができなかったり、片づけが大変になったりと、デメリットの方が大きいです。
本当に欲しいものなら、手に入れたときの喜びだけでなく、使っているときも手入れしているときも、ずっと幸せなんですよね。
本当に欲しいモノを迷いなく買うためにも、余計なお金は使いたくない、というのが本音です。
欲しいモノと本当に自分にとって必要なモノは違います。
いったん保留にしてみたり、別のもので代用できるか考えるという行程を癖づけることでムダ遣いはぐっと減らせるのではないでしょうか。