一眼レフ初心者のおすすめの選び方は色味!カメラメーカーごとの色味の特徴まとめ

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こんにちは、『灯台もと暮らし』編集部のタクロコマです。

初めて一眼レフカメラを買うとき、カメラメーカーの色味を考慮した機種選びをしていますか?

色味とは、微妙な色の濃淡や色加減です。

同じ風景を撮影するにしても、メーカーごとにわずかな色の違いがあるんです。

ですから、自分の好きな色で撮れる一眼レフカメラを選びましょう。
撮影した写真を好きになれると、写真を撮ることも、カメラそのものも好きになりますよ。

「じゃあ、カメラメーカーごとの色味の違いを知りたい」と思いますよね。

このページでは、各社の色の特徴とぼくがおすすめして実際に使っているメーカーを紹介していきますね。

カメラメーカーごとの色味の特徴

CANON(キヤノン):温かみのある色合い

キャノン作例
キヤノンEOS50Dにて撮影

キャノン作例
引用:キヤノン : EOS M3 スペシャルサイト Gallery

キヤノンのカメラは、人物の肌が綺麗に撮れるとよくいわれます。

ぼく自身もキヤノンの一眼レフカメラを使用してきましたが、たしかに肌の質感に温かみのある、健康的な人物写真が撮れますよ。

紅葉の作例を見ていただくとわかるように、風景を撮る場合でも、マゼンタ寄りの色合いになると思ったほうがいいかも。

マゼンタとは色の三原色のひとつです。明るい赤紫色、ピンクに近い紫色のことをいいます。

CANONカメラの色の特徴

  • 人物の肌感に定評がある
  • 温かみを帯びた色合い

キャノンの色味は個性を押し出すというよりも、誰が見ても綺麗な絵になる優等生タイプ。

初めて一眼レフカメラを買う際や人物写真を撮りたい場合に、キヤノンのカメラをおすすめします。

NIKON(ニコン):目で見た色に忠実な「記録色」

nikon作例

nikon作例
引用:D810 – 撮影サンプル | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

ニコンの色味は、「目で見た色に忠実」です。
つまり記録色ということ。

上に配置した作例を見ると、ぼくらが普段目で見ている桜や海の色合いと、同じように感じませんか?

インターネット上に無数にある彩度の高い写真は、正しく被写体の色を反映しているのかと問うと、現実味がないと思えることもしばしばありますよね。

対してニコンは、今回紹介するメーカーの中で一番、「記録」のための絵作りをしています。

忠実な色再現を求められるビジネスでの使用や風景撮影に向いているでしょう。

しかし悪く言えば絵作りに特徴がないとも言えます。

色味に個性を求めたい創作活動には、あまり向いていないかもしれません。

NIKONカメラの色の特徴

  • 目で見た色に忠実な「記録色」
  • さっぱりした色合い

被写体を料理の素材に見立てると、ニコンは薄めの味付けですが、その分、素材の魅力を引き出すために力を注ぐ楽しさがあると思います。

Pentax(ペンタックス):美しいグリーンの色再現力

pentax作例

pentax作例
作例 / K-3 / デジタルカメラ / 製品 | RICOH IMAGING

Pentax(ペンタックス)の色表現力の高さは、カメラ好きのユーザーの中では、しばしば話題に挙がります。

「緑色」が自然に、でも色鮮やかに表れるのです。

森や山といった風景、動物撮影などのグリーン系の発色の良さを求める撮影におすすめ。

さらにペンタックスは、フィルム一眼レフ時代からのオールドレンズを使用できるので、フィルム調の色表現にも挑戦できます。

他のカメラメーカーの場合は、フィルム一眼レフカメラからデジタル一眼レフカメラへの移行とともに新世代のレンズに切り替えたため、オールドレンズは使えなくなりました。

しかしペンタックスは約30年前から続く「Kマウント」を踏襲し、現在も開発し続けています。

ボディに手ぶれ補正機能を搭載した最新のデジタル一眼レフカメラを使えば、オールドレンズを活かせるのです。

オールドレンズで撮影してみると、弱めのコントラストと淡い色彩の写真が撮れるんですよ。まるで思い出を蘇らせるような描写です。

Pentaxカメラの色の特徴

  • 緑色が自然に、でも色鮮やかに写る
  • オールドレンズを使えるので、フィルム調の色再現も可能

風景を主に撮りたい、あるいはフィルム調の色合いが好きなら、ペンタックスのカメラがおすすめです。

オリンパス(OLYMPUS):深みのある青色「オリンパスブルー」

オリンパス作例

オリンパス作例
引用:実写サンプル E-M5 Mark II | OM-D | オリンパス

オリンパスのカメラの色味は全体的にとても鮮やかで、色に忠実というよりも綺麗な「記憶色」の描写です。

記憶色とは、人がイメージとして脳に記憶した色のこと。

描写の特徴は、深みのある青色です。
この色味のことを「オリンパスブルー」と呼ぶ人も一定数います。

もともとは世界最大の写真用品メーカー・コダック社製のフィルムが濃い青を表現し、青空を最も綺麗に写す「コダックブルー」と言われていました。

2003年にコダック社製のセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「E-1」の発売以降、同社製のカメラはコダックブルーを継いで「青色が綺麗だ」と考えたユーザーたちによって、「オリンパスブルー」という呼び名が定着したそうです。

あくまでも「オリンパスブルー」は通説に過ぎませんが、それを見過ごせないくらい深みのある青色が、オリンパスのカメラを使う魅力です。

OLYMPUSカメラの色の特徴

  • 色に忠実というよりも「記憶色」
  • 深みのある「オリンパスブルー」

青空を綺麗に撮りたいなら、オリンパスのカメラを選んでみるとよいでしょう。

(FUJIFILM)富士フィルム:色鮮やかだけど、ナチュラルな色味

富士フィルム作例
引用:作例集 : X100T | FUJIFILM

富士フィルム作例
広島にて撮影。厳島神社

富士フィルムの色合いを一言でいうと、「鮮やかだけどナチュラル色」です。

社名にも「フィルム」とあるように、フィルム時代に培った技術を活かして絵作りをしています。

以下のインタビューでは、「人が見たときに心地いい色を目指してます」と述べていますね。

誰が見ても心地よい色味を実現するために、富士フィルムは記憶色を重視しています。

記憶色といってもいろいろな色があるのですが、富士フイルムではマリンブルーやスカイブルーといった青、それから緑、そして肌。この3点に重きを置いています。青や緑は一般的に彩度が高い色が好まれますから、やや鮮やか目にしています。

引用:富士フイルムならではの色”がある、その秘密を聞く (1/2) – ITmedia デジカメプラス

ぼくは富士フィルムの「FinePix X100」というカメラを愛用しているのですが、白・黒つぶれが発生しない階調豊かな写りは、富士フィルムのカメラの素晴らしい特徴だと思っています。

たとえば太陽を背後に被写体を撮影すると、背景が真っ白く飛んでしまうことが多々あるんです。

しかし富士フィルムのカメラは、光の明暗差が激しい状況においても白く潰れないように、粘ってくれます。

広島の厳島神社で撮影した作例写真はハイキーで撮影したものの、空が白く潰れず、薄い水色として色が残りました。

これは色のグラデーションが豊かな証拠ですね。
グラデーションを重視した絵作りについては、開発者が以下のように語っています。

白飛びをすると情報が消えてしまいますし、ハイライト部がもうちょっと表現されるともっといい絵になることが多いものですから、我々はまずダイナミックレンジを広く撮れる撮像素子を開発しました。それによって階調が豊かになって色の表現を発揮できるようになりました。

引用:富士フイルムならではの色”がある、その秘密を聞く (1/2) – ITmedia デジカメプラス

FUJIFILMカメラの色の特徴

  • 鮮やかだけどナチュラル色
  • グラデーションの豊かな絵作り

ナチュラルな色味と色の階調を楽しみたいなら、富士フィルムの一眼レフカメラが合うでしょう。

ぼくが好きな色味は、スッキリした絵作りのニコンと富士フィルム

ニコンは仕事にも使える信頼できる色

下の写真はニコンD800で撮影したものです。

岩手県遠野市ゲストハウス
引用:もうすぐ、今を変える風が吹く。【岩手県遠野市】特集、はじめます。 | 灯台もと暮らし

ぼくが愛用しているのはニコンの一眼レフカメラと富士フィルムのコンパクトデジタルカメラです。

愛機であるから言うまでもなく、ふたつのメーカーの色が好きです。

ニコンは先ほど説明したように、忠実な色再現が特徴だと思います。
そのため「ぼくの仕事用カメラ」という位置づけですね。

ビジネスでは正しい色+アルファが求められます。
例えば料理を撮影するとなると、正しい食べ物の色+おいしそうな色味が必要なのです。

大前提として基本である、「正しい色で納品する」という条件をクリアできるニコンの色は、とても信頼できます。

いやいや、でも「仕事用のカメラとして使えるメーカーは他にもあるだろう」とツッコまれているような気がしてきました。

ニコンの絵作りは信頼できるだけではなく、決して派手ではないシンプルな色味です。それがぼくの好みに合うんです。

鮮やかでキャッチーな色味よりも、ちょっと色褪せても、思い出のような雰囲気・空気感を描いた写真の方が好きです。

となると自然に、透き通るシンプルな色味のニコンの一眼レフカメラを選びました。

富士フィルムの色味は、三ツ矢サイダーみたいに爽やか

富士フィルム作例

次に青、緑、肌の色の3点に重きを置いている富士フィルムの色味を好きになる理由について話しましょう。

そもそも自分が好きな色は、赤や黄色などの暖色ではなく、ブルーや緑をはじめとする寒色だからです。

だからか自然と、海や川、山や森などを被写体として撮ることが多いんです。

上の写真を見ていただくと感じていただけるかも?
透き通る空が気持ちいいですよね。

スッキリしている色味が、ニコンの色味も含めて、自分に合っています。

富士フィルムの色の味を飲み物に例えるなら、暖かいコーヒーではなく、夏の暑い日に飲みたくなる三ツ矢サイダーのような爽やかさがあります。

撮影した写真を誰が見ても、嬉しくなったり気持ちよくなったりと、前向きな気持ちになってくれたらと思っています。

カメラ初心者は、メーカーごとの写真の色味に注目

ネット上には一般の方からプロが撮影した写真まで、さまざまな作例があります。

はじめて一眼レフカメラを買う初心者は、自分がどのメーカーの写真に魅力を感じることが多いのか意識してみましょう。

自分の好みに合う「色味」の一眼レフカメラを選べると、長く付き合えるはずです。

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この記事を書いた人

タクロコマ

編集者/フォトグラファー。ベルリン在住、茨城県龍ケ崎市出身。「灯台もと暮らし」をはじめ、暮らしをテーマに活動しています。

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