軽いは正義!カメラ初心者の女子におすすめな一眼レフの選び方

こんにちは、灯台もと暮らしのタクロコマです。

Instagram(インスタグラム)をはじめとしたSNSに投稿する写真や、旅行での記録をスマートフォンで撮るよりも画質にこだわりたくなってきますよね。

今よりもっときれいな写真を撮りたいから一眼レフが欲しい・・・。
そう思って、カメラを手にするのは素敵なことです。

このページでは、「一眼レフを使いたい」と思っている、カメラ初心者の女性におすすめするカメラと、その理由を仕事で写真撮影しているぼくが紹介していきますね。

女性向け 一眼レフ

カメラ選びを考えているなら、以下のページも合わせてどうぞ。

一眼レフとは?

ニコンD5500の紹介
引用:D5500 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング

一眼レフとは、一般的にはデジタル一眼レフカメラを指しています。
フィルムの一眼レフを使う人は、いまやほとんどいません。

では、従来のデジタルコンパクトカメラ(デジカメ)と一眼レフは何が違うのでしょうか。

気になるのは、やはり写真の写りですよね。

デジカメやスマホは高性能になり、撮れる写真はとてもきれいです。撮影場所が暗いなどの悪い環境でないと、ミラーレス一眼やデジタル一眼レフの写真と見分けるのはむずかしいと思います。

しかし、はじめて一眼レフを触るのひとにとってもわかりやすい違いがふたつあります。ひとつは被写体がくっきりと浮かび上がること。

背景がとろけるようにボケていくのは、一眼レフを選びたい理由ですね。

もちろんスマホやデジカメでも機種や撮影方法次第で、じつは簡単に被写体の輪郭を浮き上がるような撮影ができるのですが。

夕焼け小焼け

ふたつ目は、ダイナミックレンジが広いこと。

ダイナミックレンジとは、写真を撮るときに「カメラが認識できる最も明るいところと暗いところの範囲」です。

これが広ければ広いほど、写真のなかで真っ白く写るところや真っ黒に塗りつぶされたように写るところがなくなります。

上の写真でいうと、暗いのに建物が黒一色になっていないところに、ダイナミックレンジの広さを感じますね。

これにより写真の色の階調が豊かになり、まるで目で見た風景をそのままの色、つまり視覚色で残しやすくなる感覚を覚えています。

ぼくは、被写体がくっきり浮かび上がるというひとつ目のメリットよりも、ダイナミックレンジの広さこそ、一眼レフの使う醍醐味だと考えています。

女性が選びたい一眼レフは「入門機」

女性が一眼レフを使うなら、はじめてカメラに触る人も、そうでない人もひとくくりでおすすめできるのが入門機です。

たとえばキャノンのEOS Kiss。
ニコンのD5000シリーズがそれに当たります。

価格はその時期により変動があるものの、安ければ標準のレンズキット込みで5万円台で新品のデジタル一眼レフが買えます。

価格ドットコムーEOS Kissの価格
引用:価格.com – CANON EOS Kiss X7 EF-S18-55 IS STM レンズキット 価格比較

「EOS Kiss X7 EF-S18-55 IS STM レンズキット」の場合、価格.comで最安値が4万円台を切る価格です。

しかし入門機だからといって侮るべからず。
かなり高スペックなので、仕事でカメラを使う人、たとえば取材をする記者や企業の広報の方などはよく利用しています。

つまりはじめてカメラに触る初心者から、仕事でもカメラを使いたい中級者までまんべんなく使えるということ。入門機は女性にとって、長く使える機種なのです。

カメラは「軽い」が正義

キヤノン:EOS Kiss スペシャルサイト Daily Kiss
引用:キヤノン:EOS Kiss スペシャルサイト Daily Kiss | EOS Kiss X7

最近は、バッグのなかの荷物が多くて、重くて困っています。
だからカメラだってなるべく軽い方がいい。「軽いは正義」なのです。

さきほど例で取り上げた「EOS Kiss X7」の重さは370gです。
350mlの缶ビールと同じくらいの重さですから、その軽さがわかると思います。

一方で、入門機よりも上位機種の中級機を買おうとすると、堅牢性の高いボディにするために、入門機で樹脂だったところをマグネシウム合金にしていたりします。その結果、倍近く重くなってしまう。

キャノンのカメラは他社製のものに比べても比較的軽いですが、中級機のEOS70Dのボディは675gです。

バッグの中に、週刊少年ジャンプ(週刊の漫画誌)が入っているということですよ!

実際カメラを持ち歩くときには、もちろんレンズも装着しているはずです。

軽いレンズでも300~600gほどが一般的なので、ボディとレンズを装着した一眼レフというのは、1リットルの牛乳のようなものです。いかに重いのか、買う前にしっかりと認識しておきましょう。

最大の価値は、撮りたいと思ったときに手元にあること

入門機は軽いので、どこにでも持ち運びやすいです。
現在はさまざまなレジャー・アクティビティがありますよね。

ハイキングや神社巡り、バーベキューや海や紅葉を観に行くときにも、カメラは軽ければ軽いほどいい。

そしてなんといっても、旅ではきれいな写真を撮りたいと思います。かつ、旅中は荷物を減らしたい。

旅前に持ち物を選んでいるときに、もし自分のカメラが重かったら、旅中で心身共に負担があるのは間違いありません。

そんな想像をめぐらせて、「バッグが重くなるから」「持ち運びに疲れるから」といった理由で、結局デジタル一眼レフカメラを持ち運ばなくなってしまうのは、もったいないですよね。

だから、高スペックだけど重い機種を選ぶより、大事なときにいつもそばにいてくれる軽い機種を選んだほうがいいのです。

入門機の「軽い」という価値は、「スペック」という目先のメリットがぴかぴかしていて見過ごしがちだけど、本当の価値は、”撮りたいと思ったときにシャッターを切れること“。

いつもポケットや手元にカメラがあると、愛着が湧くものです。

だからぼくが勧めたいのは、入門機のデジタル一眼レフカメラを、あるいは一眼レフではないけれど、ミラーレス一眼を選ぶことです。

これからカメラを買うなら、「軽さ」の価値をよく考えてから買ってくださいね。よきフォトライフを!

おまけ:カメラ選びの参考に

「軽い」という話が続きますが、高クオリティな写真が撮れる高級コンデジを使うカメラ女子も多いので紹介しています。

価格が気になる方は、中古のカメラを選ぶのも、じつはすごくおすすめです。

ノマド的節約術の裏話

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この記事を書いた人

編集者/フォトグラファー。ベルリン在住、茨城県龍ケ崎市出身。「灯台もと暮らし」をはじめ、暮らしをテーマに活動しています。