大学生の頃は、レポートの作成やプレゼンテーションのために、WordやExcelなどのMicrosoft Officeソフトにお世話になっていました。
じつは、大学によっては無料でOfficeソフトのライセンスを手に入れることができたり、大学生協でOfficeソフトを格安で買うことができたりします。
もしこれからパソコンを買うなら、Officeソフトをパソコンとセットで買わない方がお得になるかもしれませんよ。
このページでは、学生がOfficeソフトを格安で手に入れる方法をまとめて紹介していきますね。
画像引用:Office
Officeソフトのプレインストール料金は2万円を超える
国内メーカ製などの多くのパソコンでは、Officeソフトはあらかじめインストールされています。
買った時点で、パソコンの料金にOfficeソフトの料金が含まれているわけですね。
では、パソコンの料金とOfficeソフトの料金を別々に払うとしたら、Officeソフトの料金はいくらになるのでしょうか?
3年間の保証があり、軽くて頑丈で高性能なPanasonicのパソコン「Let’s note(レッツノート)」を例に考えてみましょう。
「Let’s note」では、Officeソフトをあらかじめインストールしておくかどうか、つまりソフトをプレインストールするかどうかを選ぶことができます。
画像引用:カスタマイズレッツノート
プレインストールとして選択できるOfficeソフト「Office Home & Business Premium」には、Word、Excel、PowerPointなど、誰もが使うであろうOfficeソフトが含まれています。
参考:Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス(有償)
こちらのOffice Home & Business Premiumの料金は、23,810円(税抜)。
23,810円は、学生にとっては決して安くはない出費ですね。
次に紹介する方法で、Officeソフトを無料で手に入れられたら、この23,810円がまるまる浮きますよ!
学生がOfficeソフトを割安で手に入れる方法
教育機関向けのライセンスプログラムを使うと無料に!
画像引用:Office 365 Education for Students
Officeソフトの「Office 365 Education for Students」や「キャンパスアグリーメント」、「EES(Enrollment for Education Solutions)」という言葉を聞いたことはありますか?
それらは、大学とMicrosoft社が締結する教育機関向けのライセンスプログラムを指しています。
Microsoftのライセンスプログラムを利用している大学生であれば、Officeソフトを無料または特別価格にて手に入れることができるんですね。
例えば、青山学院大学や明治大学では、申請を行うことでOfficeソフトを無料でインストールすることができます。
Officeソフトをインストールすることができるパソコンは、大学が公費で購入したパソコンだけではなく、学生が個人で持っているパソコンも含まれます。ただし、ひとりにつき1台まで、という制限がついています。
自分が所属している大学がライセンスプログラムのOffice 365 Education for Studentsを利用できるかどうかは、こちらのMicrosoftのページに大学のメールアドレスを入力することでチェックできます。
「キャンパスアグリーメント」や「EES」を利用可能か調べる場合は、「大学名 Office キャンパスアグリーメント」、「大学名 Office EES」というフレーズでネット検索してみましょう。
どちらもぜひチェックしてみてください!
数えきれないほど多くの大学がMicrosoftのライセンスプログラムを利用していますよ。
せっかく大学側がライセンスプログラムにお金を払っているのならば、学生としては利用しなければもったいないと思います。
月額約1,000円から! Office 365 Solo(オフィス365ソロ)
「教育機関向けのライセンスプログラムが使えるかどうかを調べてみたけど、自分の大学では利用できない……」という場合もあるでしょう。
落ち込まないでください。
Officeソフトの買い方によっては、通常版より安く買うことができるんです。
最もおすすめの買い方が、Microsoftから新しく提供された月額約1,000円で利用できる「Office 365 Solo」です。
Office 365 Soloの料金は、一度購入したらずっと使い続けることのできるパッケージ版ではなく、一定の期間毎にお金を払うサブスクリプション版です。
料金は、1ヶ月あたり1,274円。
1年間分の料金を一括して払うと、16%割引となって1年あたり12,744円となります。
Office 365 Soloには、常に最新版のソフトを使い続けられるというメリットがあります。
パッケージ版を購入するときのように、バージョンが古くなったらソフトを買い換える必要もありません。
Office 365 Soloの注目すべきポイントは、セットでついてくる太っ腹な機能です。
なんと、One Driveの1TB(約1000GB)のオンラインストレージサービスがついてきます。
1TBもあれば、画像や音楽、動画も保存し放題ですよね。
もしOne Driveの容量を通常の購入方法で増やそうとすると、200GB増やすために1ヶ月あたり380円かかります。
Office 365 Soloで付与される約1,000GBの容量で得している料金は、1ヶ月あたり380(200GB) × 5 = 1,900円分になります。
また、Office 365 Soloには毎月60分間のSkype通話プランもついてきますよ。
このプランでは固定電話や携帯電話、国内だけでなく海外にまでSkypeで電話をかけることができます。
通常の購入方法では、固定電話や携帯電話との通話60分の月額プランで、1ヶ月あたり400円の料金がかかります。
参考:Skype 料金 2015年8月10日時点
1TB(約1,000GB)のオンラインストレージサービスと、毎月60分間のSkype通話プランをお金に換算すると、合わせて1ヶ月あたり1,900円 + 400円 = 2,300円です。
Officeソフトが普通に使えて、さらに月額2,300円分のおまけがついてくる。
Office 365 Soloはとてもおトクなプランですね。
月に1,274円払えば、月額2,300円相当が使える計算になります。
Officeソフトはパソコンと別々に買うことで節約に
ここまでの内容をおさらいしてみましょう。
パソコンを買うときには、パソコン本体とOfficeソフトを別々に買い、Officeソフトの料金を安くすることができます。
まずは自分の大学が、Officeソフトを安く手に入れることのできるラインセンスプログラムを提供していないかをチェックしましょう。
利用できるライセンスプログラムがあれば、それによって無料または格安でOfficeソフトを手に入れることができるので大満足ですね!
もしライセンスプログラムが利用できなければ、Office 365 Soloをチェック。
お得にOfficeソフトを手に入れることができます。
常にソフトの最新版が使えて、おまけで1TBのクラウドストレージと60分間のSkype通話プランがついてくるプランです。
Office 365 Soloには、1ヶ月無料体験版があるので、買う前にはそちらを試してみるのもよいでしょう。
パソコンを買うときに、当たり前のようについてくるOfficeのソフトですが、ちょっと意識するだけで全体的にかかる料金を節約することができますので、学生ならぜひ試してくださいね。