携帯・スマホの通信費って高すぎるので、もっと安くしたいと思いますよね。
でも、携帯会社のプランの内容はややこしくて、結局は「どうすれば安くできるのか分からない!」となってしまいます。
通信費はなんとしても安くできればと思っているので、今回はau携帯を使っているわたしが、どうすれば通信料が安くなるのか、auショップでじっくり聞いてきました!
※金額塔については2015年7月8日当時のものです。
「聞いても分からない」のが料金プランです
auショップで、1時間以上話を聞いてきました。
そして、結局何もせずに帰ってきました……。
結論から言うと、「あれこれプランをいじったところで安くならない」というのがわたしの意見です。
auに限らずdocomoやSoftBankでも同じだと思いますが、料金プランは、「こうすれば安くなる」という法則が見つけにくいのが現状なんですよね。
携帯各社の料金プランは高いです。
安くするには、各種値引きを上手に組み合わせる必要があります。
でも、この各種値引きがややこしい……。
たとえば、以下の3つがありますね。
- キャンペーン値引き
- ポイント値引き
- 毎月割
キャンペーン値引き
ほとんどつねに、何かしらのキャンペーンによる値引きがあります。
これにより、機種代を値引きしているわけです。
「一律1万円の値引きですが、当店では独自に2万円の値引きをしています!」ということも多く、簡単に比較できません。
ポイント値引き
一つのキャリアで長く契約しているなら、ポイントが相当貯まっていると思います。
ポイントがあれば、新しい機種を買うときの値引きにも使えますよね。
機種変更でも、ポイントが貯まっている人と、貯まっていない人とでは、値引き額が大幅に変わります。
毎月割
毎月割は、毎月一律料金を値引きするというもの。
しかしこの金額は一律ではなく、購入する機種によって大幅に変わります。
たとえば、わたしが聞いてきたauショップではiPhone6の分割支払金2,160円に対して毎月割が2,445円と、機種代が実質0円以下。
一方、ガラケーであるGRATINA2だと分割支払金は1,350円に対して、毎月割はたったの90円になります。
* * *
このように、そのショップ独自の値引きやその他毎月割などの値引きに応じでお得になるかどうかが左右されるため、
「こういう契約をすれば誰でも〜円お得になります!」
ということが言えないのが携帯料金なのです。
今回は、我が家の通信料を安くするにはどのような方法があるのか、ということについて聞いてきましたので、境遇が似ている方は参考にしていただければと思います。
我が家の通信費は月に21,000円掛かっている…。auで通信料の見直しをすると?
まず、我が家の状況はこのようになっています。
わたしは、通信料を抑えるためにガラケーとスマホの2台持ちで、月々5,000円程度です。
メールについてはほとんどGmailかLINEなどを使いますが、たまに「携帯メールしか受信できないしLINEもやってない」という人がいるため、仕方なくガラケーの方でもメールします。
これが無ければ1,000円程度になるのですが、まだ時間がかかりそうですね。
わたしは、夫の携帯代と自宅のネット代が高いな~と思ってるんです。
auでまとめると月々15,000円未満に!
これを、auで見直しするとこうなります。
まず、夫がauでスマホデビューすることになります!
他にも安い機種を聞いてきたのですが、安い機種の場合はそれだけ毎月割が減額されるので、大きな差はありません。
わたしは、ガラケーは今のまま維持しておき、新たにauのiPadを持つのが一番安いという結果になりました。
今のiPhoneも通話プランを付けていないので、使い勝手的には変わりません。
ちょっと荷物が重たくなるけどその分見やすくなりますね。
iPadを夫名義で契約することにより、これだけの値引きが可能になるそうです。
そして、家のネットをeo光に。
プランによって料金は変わりますが、基本料金は固定電話代も込みで5,000円前後とのことでした。
さらに、近々eo光のキャンペーンがあるとのことで、そこでさらに安くなる可能性があります。
au以外でもeo光のキャンペーンはよくやってますが、1年目は3,000円台になったりするそうです。
家のネットもまとめることで「スマートバリュー」が使えるようになり、携帯料金をぐっと抑えることができます。
1回線につき1,500円程度の割引です。
格安SIMに見直した場合はさらにお得!
まず、夫がdocomoから、MNPで楽天モバイルに変えると、機種代金込で月3,341円まで下がります。
月8,000円程度だったのが半額以下になってますね。
月4,500円以上も安くなってるので、年間にすると54,000円もの節約に!
上の表にある楽天モバイルのプランはデータ通信3.1GBのプランなのですが、実際に変更するとなれば、夫の使用状況を調べた上で、最適なプランを選びたいです。
わたしは、現状のままにしておきます。
もう少し安い格安SIMのプランもあるのですが、変更時にとられる手数料を考えると今のまましばらく続けた方が良さそうです。
さらに、自宅のネットはeo光にすると月5,000円程度。
この金額は、ネットと固定電話の料金です。
固定電話が不要な方だともっと安くなりますよ。
解約手数料も含め、トータルで得になるのか知りたい!
ご覧のとおり、今の我が家の通信料は、高いです。
でも、auにまとめたり格安SIMに変えるとしても、手続きするにはお金がかかります。
そう。
携帯の解約手数料や、MNP手数料です。
それらを含めて、トータルで得になるのはどれなのか、検証してみましょう。
まず、現状では月々21,000円ほどかかっているので、今後2年間だと504,000円支払うことになります。ひえー!
auにまとめた場合のトータルの費用
初期費用としてかかるのは、まずdocomoの手数料です。
更新月に解約すれば手数料はかかりません。
ですが、更新月を待つよりも、解約手数料を払ってでも「お得なキャンペーン」を狙ってMNPした方がお得になることが多いです。
MNPにも手数料がかかります。
docomoからだと2,160円。
auから他社にする場合も2,160円。
softbankからだと3,240円です。
また、auで新規契約する際にも事務手数料が必要なんですよね。
これはどこの会社でも3,240円かかります。
格安SIMであっても。
そして、フレッツ光を解約する場合にも解約手数料がかかりますが、携帯会社ほど高くはありません。
フレッツ光の場合、マンションタイプなら1年目だと7,560円、2年目だと3,780円、3年目だと10,800円、というように、解約するタイミングによって解約手数料が変わります。
我が家は今2年目に入ったところなので、解約手数料を最低限に抑えられそうです。
もう一つ注意しておきたいのが、この内容に変更しても、わたしのiPhoneの分割支払金は残るということです。
しかも、まだ4万円以上残ってます!
これはもったいないですね……。
しかし、今持っているSIMフリーiPhoneを活用してauで契約したとしても、毎月割の対象とならないため、結局通信費は高くなってしまうのだそうです。
格安SIMでまとめた場合のトータルの費用
まず、docomoの解約手数料とMNP手数料がかかるのは同じです。
そして、仮に楽天モバイルで契約する場合でも、事務手数料として3,240円かかります。
フレッツ光の解約手数料やeo光の事務手数料も、上記のプランと同じです。
しかしご覧ください!
- 我が家の現在の通信費:504,000円
- auでまとめるとすると:421,236円
- 格安SIMにまとめると:342,684円
2年間のトータルで比較してみると、断然この方法が安いんです。
安さ重視の人なら断然格安SIMです!
格安SIMとは、MVNOとも呼ばれています。
その仕組みは…
「大手キャリアから回線を間借りしている通信業者」と契約する
ということです。
今回は分かりやすく楽天モバイルを紹介しましたが、他にもOCNのようなプロバイダや、テレビCMもしているmineo(マイネオ)、ビックカメラで販売しているBIC SIMなど、びっくりするほどたくさんの種類から選べます。
上のページで比較した上で購入するのも良し、不安な方はビックカメラやヨドバシカメラのような大手家電量販店で店員さんと一緒に選ぶのもいいでしょう。
大手キャリアで契約するならキャンペーンを狙え!
「格安SIMとかMVNOとか分からないし、コワイ!」という方は、もうしばらく大手キャリアを続けてみましょう。
節約効果としては格安SIMに劣りますが、工夫次第で安くすることは可能です。
キャンペーンを狙って機種代を安くする!
携帯料金が高くなってしまう要因の一つが、携帯電話本体の「分割支払金」。
通常2年かけて支払っていきますが、キャンペーンによって値引きがあり、「実質0円」・「一括0円」ということも珍しくありません。
携帯代を安くしたいなら「実質0円」・「一括0円」になる機種を選びましょう。
auならスマートバリューを使ってスマホと家のネットとまとめると安くなる
auの場合、スマートバリューという割引プランが適用されます。
スマートバリューははっきり言ってかなりお得です。
というか、「大手キャリアにこだわるなら絶対家のネットも一緒にすべき!」と、鼻の穴を膨らましてでも主張したいです。
ガラケーとタブレットの2台持ちも視野にいれる!
auではiPadなどのタブレット端末も扱っています。
「スマホ1台のみ」とか「ガラホのみ」という契約よりも、2回線以上契約する場合はガラケー+タブレットというやり方の方が安くなることもあります。
持ち歩きはちょっと不便ですが、安さ重視の方にはおすすめしたいです。
わたしも、電話をしながらiPhoneで調べものをするといった時には、「便利だなー」って思います。
さいごに
今回はauの料金を安くする方法についてお伝えしてきました。
わたしの結論としてはやっぱり格安SIMを推したいところですが、いざショップ店員さんの話を聞いてみると、auだけでまとめる契約でも、思っていたより安くなりました。
大手キャリアにこだわりたい方は、auショップに飛び込んで、1時間でも2時間でもじっくり話を聞いてみましょう!
1時間半ほど居座って話を聞いても、嫌な顔されませんでしたよ☆