コンタクトとメガネはどちらが安いか比較してみた感想。長く使う前提で価格比較すると5万円の差になるケースも

コンタクトレンズとメガネってどっちが長い目で見た時に安くなるのだろう…?

毎日の生活に欠かせないコンタクトレンズの費用って、長い目で見ると高いですよね……。
数カ月ごとに買い換えないといけないし、1箱の価格もそこそこします。

そこで今回、メガネとコンタクトレンズをそれぞれ運用するにあたって、そもそもどのくらい費用差があるのかを調べてみました。

メガネにしようか、コンタクトレンズを選ぼうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

まずはコンタクトレンズ、その次にメガネという順番で価格比較していきます。

人気のコンタクトレンズ

今回比較対象例とするコンタクトレンズは、2weekと1Dayタイプそれぞれの人気のコンタクトレンズです。

  • 2weekタイプ:「ジョンソン&ジョンソン アキュビュー オアシス [6枚入り]」
  • 1Dayタイプ:「ジョンソン&ジョンソン ワンデーアキュビューモイスト [90枚入り]」

人気のコンタクトレンズは、価格.comのランキングを参考にしました。

価格.comとは製品やサービスの販売価格やクチコミ情報を見て、消費者目線で比較・検討できるお買い物支援サイトです。

2weekタイプ:アキュビュー オアシス [6枚入り]

「ジョンソン&ジョンソン アキュビュー オアシス [6枚入り]」
引用:アキュビュー オアシス | 2Week(2週間)使い捨てコンタクトレンズのアイシティ

「ジョンソン&ジョンソン アキュビュー オアシス [6枚入り]」ジョンソン&ジョンソン ワンデーアキュビューモイスト [90枚入り](=3ヶ月分)」を買うとして期間ごとに費用がいくらになるのか見ていきましょう!

期間は、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の3つです。

2weekタイプ:3ヶ月分の費用

  • コンタクトレンズのアイシティ(以下、アイシティ):税込2,894円(1箱)×両眼(2箱)=5,788円
  • 価格.com:税込2,042円(1箱)×両眼(2箱)=4,084円

つまり、4,084〜5,788円で購入可能です。
1ヶ月に直すと、1,361〜1,929円ですね。


※1箱6枚入りで3ヶ月分となります。
※2015年6月現在、アイシティではWebクーポン持参で限定特別価格 2,680 円 (税込2,948円)。

2weekタイプ:6ヶ月(半年)分の費用

  • アイシティ:税込2,948円(1箱)×両眼(2箱)×2(=3ヶ月分×2)=11,576円
  • 価格.com:税込2,042円(1箱)×両眼(2箱)×2(=3ヶ月分×2)=8,168円

つまり、半年間で8,168~11,576円で運用できます。意外と安いですね!

1ヶ月に直すと、2,722〜3,858円となります。

2weekタイプ:12ヶ月(1年)分の費用

  • アイシティ:税込2,948円(1箱)×両眼(2箱)×4(=3ヶ月分×4)=23,152円
  • 価格.com:税込2,042円(1箱)×両眼(2箱)×4(=3ヶ月分×4)=16,336円

1年間で16,336〜23,152円で運用できます。
価格.comの最安値だとやっぱり安いですね。

1ヶ月に直すと、5,445〜7,717円となります。

ぼくの場合は基本的にアイシティでコンタクトレンズを購入しているので、後者の2万を超える価格帯で1年分のコンタクトレンズ代をまかなっていることが、よくわかりました。

1Dayタイプ:ワンデーアキュビューモイスト [90枚入り]

ジョンソン&ジョンソン ワンデーアキュビューモイスト [90枚入り]
引用:ワンデー アキュビュー モイスト 90枚パック | 1日使い捨てコンタクトレンズのアイシティ

続いて、「ジョンソン&ジョンソン ワンデーアキュビューモイスト [90枚入り](=3ヶ月分)」をそれぞれ3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月使った場合の費用を見ていきましょう。

1Dayタイプ:3ヶ月分の費用

  • アイシティ:税込6,998円(1箱)×両眼(2箱)=13,996円
  • 価格.com: 税込4,788円(1箱)×両眼(2箱)=9,576円

つまり、9,576~13,996円で購入できます。
1ヶ月に直すと、3,192〜4,615円です。

※1箱90枚入りで3ヶ月分となります。
※アイシティは2015年6月現在、Webクーポン持参で限定特別価格 6,480円(税込7,128円)。

1Dayタイプ:6ヶ月(半年)分の費用

  • アイシティ:税込6,998円(1箱)×両眼(2箱)×2(=3ヶ月分×2)=23,152円
  • 価格.com:税込4,788円(1箱)×両眼(2箱)×2(=3ヶ月分×2)=19,152円

19,152〜23,152円で運用できます。
その差はちょうど4,000円!

1ヶ月に直すと、6,384〜7,717円です。

1Dayタイプ:12ヶ月(1年)分の費用

  • アイシティ:税込6,998円(1箱)×両眼(2箱)×4(=3ヶ月分×4)=55,984円
  • 価格.com:税込4,788円(1箱)×両眼(2箱)×4(=3ヶ月分×4)=38,304円

38,304〜55,984円で購入できます。
1ヶ月に直すと、12,768〜18,661円です。

1Dayタイプを1年分買うとなると、30,000円台に突入してしまいますね。

格安SIMで運用しているスマートフォンであれば、それにかかる費用をはるかに上回る金額です。

コンタクトレンズ代って、頭を抱えたくなるほど高い!

メガネ1本の価格は?

コンタクトレンズの価格比較ができたところで、次はメガネ1本の価格を見ていきましょう。

JINS(ジンズ)

JINSの外観

JINSの価格は以下のようになっています。

  • 4,900円(税抜):Air frame MEN BASIC、Air frame KIDS SMARTなど
  • 5,900円(税抜):MEN TREND COLOR、Air frame SMART-WOMEN-など
  • 7,900円(税抜):Point Color Metal、Matte Pattern Airframeなど
  • 9,900円(税抜):Airframe SWITCH、Fine Fit Acetateなど

さらに、オフィスワーカーが利用する「JINS PC カスタマイズタイプ」のレンズにする場合、フレーム代 + 非球面レンズ4,000円(税抜)が発生します。

つまり、1番高いフレームとJINS PCの非球面レンズをカスタマイズすると計15,012円(税込み)です。

ただし、このようなカスタマイズをしない場合は費用を抑えられるので、5,900〜9,900円程度でメガネを購入することができます。

JINSのメガネはネットでも買えますので、時間がない方は利用してみるといいと思います。

JINSは株主優待もあり、オンラインショップでも使えますよ。

Zoff(ゾフ)

Zoffの店舗

Zoffでは価格を以下のように分けられています。

  • ~3,000円:花粉対策メガネ「Zoff AIR VISOR ULTRA」、ZoffPCクリアレンズ度なしパッケージタイプなど
  • ~5,000円:Men’s BASIC、SUPER LIGHTなど
  • ~7,000円:ベーシックメタル、ACETATE DESIGNED IN ITALYなど
  • ~9,000円:Zoff SMART Skinny、CLASSICなど
  • 9,001円~:Zoff SMART、釣り用メガネ「Zoff Fishing」など

こういう松・竹・梅のような価格だと、7,000~9,000円あたりの商品を選ぶのではないでしょうか。

さらにブルーライトを約50%軽減する「Zoff PC」レンズをオプションで追加する場合、度なしで3,000円、度ありで5,000円の追加料金が発生します。

Zoff PCレンズは「日常使いしやすく、ブルーライトカット率が大幅にアップしたPCレンズ」とのこと。

以上のことをふまえると、JINSやZoffでは約6,000〜14,000円が予算になるでしょう。

費用を見える化してわかること

1Dayタイプのコンタクトレンズ費用(3ヶ月分)=メガネ1本分

1Dayタイプのコンタクトレンズの3ヶ月分の購入費用は、9,576~13,996円です。

つまり高くても14,000円程度の「メガネ1本と同じ程度の費用がかかる」ことを購入時に覚悟しておくことが大切だと思います!

ぼくの場合だとPCを長時間見る仕事ですから、1Dayタイプを3ヶ月分買うより、メガネを選択したいと思いました。

メガネは少なくとも半年は使えるはずです。

2weekタイプのコンタクトレンズの年間費用=高価格帯のメガネ1本分

価格.comの最安値(2weekタイプ:年間16,336円)で1年間コンタクトレンズを使用すれば、14,000円程度の高価格帯メガネ1本分とほぼ費用は変わらないのも驚きでした。

繰り返しますが、2weekタイプで1年間運用する最安値は、16,336円です。

対してブルーライトをカットしてくれるPC用の度付きレンズを追加した10,000円程度のフレームを使用する場合、約14,000円になります。ほぼ価格帯は変わらないんですね。

コンタクトレンズを1年間も利用するなんて「高いから」使わない……と思っている方は、ぜひコンタクトレンズを選んでみてほしいです。

2weekタイプだと意外と安い!

そして、「安心できる」「気軽に立ち寄れる」などの理由からコンタクトレンズ販売店での年間購入(=23,152円程度)を考えている方は、この費用から「半年に1度メガネを買える」ということも選択肢に入れるとよいと思います。

例えば半年分のコンタクトレンズを購入して、残りの半年分をメガネで過ごす方法とか。
半年分を購入して、1ヶ月や週単位でメガネとコンタクトレンズを交換して使うのもいいですよね。

ぼくは勤務先に向かうまでの乗換駅にアイシティがあり、コンタクトレンズを購入するのに便利です。

今後も販売店で購入し、半年分をメガネ、もう半年をコンタクトレンズで使い分けしていきたいと思っています。

1年間メガネを使用するなら、差額は最大5万円

メガネを1年通して使うなら、コンタクトレンズを同じ分だけ使うより最大で5万円安くなります。

具体的に言うと、Zoffでは3,000円でメガネを購入できます。
一方でアイシティで1Dayタイプのコンタクトレンズを1年分購入すると55,984円。差額はなんと、52,984円です!

さすがに大袈裟な一例ではありますけれども、年間でメガネを使うことを考えると「万単位で安くなる」ことは一般的です。

2weekのタイプでも年間23,152円(アイシティの場合)ですから、7,000円程度の一般的なメガネを購入してもこれだけの差額(=16,152円)が生まれます。

少しでも節約したい!という場合は、コンタクトレンズからメガネにするだけでも出費を大きく抑えることができるでしょう。

最安値との差額は最大17,680円!

価格.comの最安値で購入すると、年間費用で計算したらかなり安くなりますね!
例えば2weekタイプの場合、1年間で16,336(最安値) – 23,152円 = 6,816円の差額が生まれます。

1Dayタイプの場合、1年間でなんと55,984 – 38,304 = 17,680円もの差額が!
これだけの差額が生まれるのであれば、価格.comの最安値のお店で購入したくなります。

今までは眼科で定期健診を受けて、その流れで処方箋をもらってコンタクトレンズを購入していましたが、それは1度考え直したほうがいいかも。

ただしコンタクトレンズを購入できるWebサイトは「処方箋がなくても買える」を売りにしているところも多いです。

正直「便利」ですけれども、必ず定期的に眼科に行きましょう。
コンタクトレンズはメガネを使用するよりも目の中に菌が入る可能性が高く、目のトラブルが起こりやすいのです。

差額の約2万円でメガネが2本買える?

特に1Dayタイプのコンタクトレンズを1年間使用している人は、最安値で購入すると「差額の約2万円でメガネが2本買える」ということを頭の片隅に入れておくとよいと思います。

先述したように、1Dayタイプのコンタクトレンズは1年間で17,680円節約できますから、メガネを2本買える価格です!

店頭で買うか、それともWebサイトで最安値で買うのか……。
普段あまり重要視して考えることはありません。

ですが、こんなにも費用差が生まれるのですから、自分の用途によってよく考えるべきですね。

特に1年分、半年分などの使用期間を長く見積もっている人ほど要注意です!

メガネはコンタクトよりも安くなるので、こだわって探すのがおすすめ。

OhMyGlassesなら、メガネの試着ができますので、自分に合うメガネを探しやすいです。

さいごに:長い目で見て計算するのが大事

いつも何気なく、「高いなあ」と思っているコンタクトレンズの費用は、使用期間、用途によっては安いかもしれないし、とても高価になる得ることがわかりました。

この他にも日頃の生活で「高い」などと思う不満を感じているものに対して、ただ思うだけではなく、「実際に計算して見える化する」といいかもしれませんね。