便利なネット銀行として有名な住信SBIネット銀行。
住信SBIネット銀行では、住宅ローンを借りることもできます。
ネット銀行の手数料の安さと同様に、住信SBIネット銀行の住宅ローンも金利が低くなっていて、こちらの負担が少しでも和らぐようになっていますよ。
このページでは、住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利や、手数料についてまとめています。
他の銀行の住宅ローンと比較される方は、以下のページと合わせて読むのがおすすめです。
団体信用生命保険・全疾病保障が無料
住宅ローンを借りた時に気になるのは、働き手に万が一のことがあることです。
その時に住宅ローンが返せないとなると困りますよね。
住信SBIネット銀行の住宅ローンでは、団体信用生命保険があるので、万が一の時は保険金で住宅ローンが完済される仕組みが用意されています。
しかもその保険料が無料(0円)というのがありがたいですね。
住宅ローンの中にそのお金が含まれているのだとは思いますけど、金利以外での支払いが発生しないのがうれしいです。
また、「特定疾病および重度慢性疾患のみ保障特約、債務繰上返済支援特約付帯就業不能信用費用保険(全疾病保障)」になってしまって、仕事できなくなってしまった場合も月々のローン返済が保障されます。
自分や家族がそうなってしまうのは想像したくもないですが、備えとしてあることは安心につながりますよね。
この全疾病保障の保険料も0円です。
2つ紹介しましたが、どちらも保険料は三井住友信託銀行が負担してくれています。ありがたや〜。
保証料が0円
住宅ローンを借りる時に、銀行によっては保証料が必要なところもあります。
これが意外に高くて、思ったよりも高くなってしまった・・・となりがち。
住信SBIネット銀行では保証会社を利用してないので、保証料がかかりません。0円です。
住宅ローンを借りる時の余計な悩みがこれで1つ減りましたね。
一部繰上返済は1円から手数料無料!
住信SBIネット銀行の住宅ローンを借りた時にいいと思うのが、ちょっとお金が貯まったから繰上返済しようと思う時に、余計な手数料が掛からないことです。
1円でもあれば、そのお金を住宅ローンの返済にあてることもできます。
少しでも繰上返済することで、借入元本が減るので、その分だけ支払利息が少なくなりますよ。
ちょっとでも支払利息が減れば、その分だけトータルの支払額が減るということです。
固定金利の特約タイプを契約している場合で、全額繰上返済する時のみ、税込32,400円の手数料が掛かります。
こういうケースは少ないと思うので、あまり気にすることではないかもしれませんね。
ちょっとずつ繰上返済していく分に関しては、固定金利の特約タイプであっても手数料無料で大丈夫ですよ。
事務取扱手数料は借入額の2%
これまではいろいろと手数料が無料になるのを紹介してきましたが、さすがに甘くはありません。
0円で住宅ローンを借りることはできないです。
住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りる時、融資金額の2%プラス消費税(地方消費税額を含む)の事務取扱手数料が発生します。
仮に3,000万円を借りたとすると、以下の通り。
3,000万円 × 2% × 消費税 = 648,000円
こんなにも手数料が掛かるんですよね。
これは気をつけないといけません。給料の何ヶ月分でしょうか。
住宅ローンを借りるのも大変ですね・・・。
収入印紙税を払う必要がある
住信SBIネット銀行に住宅ローンを借りる時にかかる手数料はこれだけではなく、収入印紙税も掛かります。
収入印紙税は、借入額によって変わってきますが、決して安い金額ではありません。
- 100万円超〜500万円:2,000円
- 500万円超〜1,000万円:10,000円
- 1,000万円超〜5,000万円:20,000円
- 5,000万円超〜1億円:60,000円
たいていの方は20,000円になるでしょうね。
抵当権や登記はできるなら自分でやって節約しよう
借換ではなく、新規契約の場合、家を買うことになると思います。
その時は新しい家に対する登記や抵当権の設定が必要です。
これもお願いすることで別途費用が掛かってきます。
その費用を安くするのであれば、自分で抵当権や登記をしてしまうの1つの手。
10万円単位でお金が掛かるところなので、自分でできれば相当節約になりますよ。
参考:住宅購入後の登記を自分ですると「40万→ほぼ0円」になる件
住信SBIネット銀行は銀行口座としても最優秀で借入後も節約しやすい
住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りると、その後のメインバンクが住信SBIネット銀行になると思います。
金利が安くなるだけのメリットではなく、銀行口座として使う時にも安くなりますよ。
今まで振込手数料やATM手数料を払ってしまっていたという方であれば、そのお金は今後繰り上げ返済に回すことができます。
住信SBIネット銀行は、最大月7回まで他行宛振込手数料が無料で、ATM手数料も最大月7回まで無料。
住宅ローンの返済を考えていくと、ムダ使いしたくないという思いになりますので、こういった小さな節約も大事になってきます。
住信SBIネット銀行の詳細は以下のページで。
私自身も住信SBIネット銀行をほぼメインに近い形で利用していて、今まで得した金額は数万円単位になると思います。
住信SBIネット銀行を使い始めると、銀行の手数料を払うのがバカバカしく感じるはず。
いつしか、手数料無料が当たり前という感覚になりますよ。
要点のまとめ
住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りる場合、いろいろメリットはありますが、気をつけておいた方がいいこともありましたね。
それらの要点を下にまとめました。
- 短い期間の固定金利だと変動金利よりも低いことがある
- 団信と全疾病保障が無料
- 保証料無料
- 繰上返済が1円から手数料無料
- 事務手数料が借入額の2%かかる
- 収入印紙税が別途必要
- 借入後は住信SBIネット銀行で手数料を節約できる
住宅ローンの金利は少しでも安くして、繰上返済も気軽にできるのが住信SBIネット銀行の良さです。
また住宅ローン以外の面でもネット銀行が素晴らしいので、余計なことにお金を払わずに済んで、家計面でも大助かりになるはずです。
他の銀行の住宅ローンと比較されたい方はこちらも確認してみてください。審査に通るかどうかが微妙な可能性もあるので、複数の銀行に申し込むのも1つの手です。
住宅ローンに申し込んだ時の体験談は以下のページが詳しいです。